掃除機では取り切れないゴミはドライシートでサッとひと拭き
フローリングの髪の毛やペットの毛は、掃除樹のノズルに絡みつきがち。そんなときはドライシートでサッと掃除しておけばよりキレイになります。また、使い終わったらゴミ箱に捨てて、新しいものに取り替えるだけという手軽さも便利。
そんなドライシートの選び方で注意すべきは、「枚数の多さで決めない」ということです。枚数が多い=シートの厚みが薄いということもよくあり、ゴミが取れないことも。
しっかりゴミが取れるだけの厚さがある製品を選びましょう。
クイックルワイパーの対抗馬は?100均製品は使って比較しました
今回の検証では、花王のクイックルワイパーと100均の4製品を使ってみました。それぞれのシートの厚みを比較し、実際にフローリングを掃除してみて、ゴミのキャッチ力をテストしています。
その上で、A~Dまでの4段階で採点しました。
それでは早速検証結果をご覧下さい。
トップシェアは伊達じゃない厚みも掃除力も十分の花王
花王
クイックルワイパー
立体吸着ドライシート
実勢価格 336円/20枚
まず、認知度も人気も高い花王の「クイックルワイパー」。厚みのある網目状のシートが髪の毛などのゴミを絡め取る構造になっています。
立体構造の凸凹シートがホコリ・髪の毛・ハウスダストまでしっかり吸着します。
実際に使ってみても、大小問わずゴミをしっかり吸着しました。このあたりはさすがと言うところです。
さすがトップシェアを誇るだけあって、使い勝手にスキなしといったところですが、ちょっと欲張って、さらびコスパの高い商品を100均で探すことにします。
本家の代用として十分に活躍!コスパ派も満足のキャンドゥ
キャンドゥ
フローリング用シート
立体厚手ドライ
実勢価格 108円/12枚
クイックルワイパーの代用としてオススメしたいのが、キャンドゥの「フローリング用シート厚手ドライ」。とにかくシートの厚みがダントツです。100均のなかではシート数が少ないのも納得です。
立体起毛の凸凹仕様で、ゴミや髪の毛をキャッチします。
本家には劣るものの、100均のドライシートとは思えないほどしっかりゴミが付着しました。
立体網目でホコリを吸着。キャンドゥのメッシュタイプ
キャンドゥ
スーパーメッシュ ドライタイプ
実勢価格 108円/20枚
こちらもキャンドゥの製品。厚みはほどほどで、シートがメッシュ構造になっています。
メッシュ状のぼこぼこ立体網目がホコリを取りました。「立体厚手ドライ」より枚数は多いので、こちらもアリです。
透けるほど薄い分小さなゴミは正直苦手です
キャンドゥ
フローリングワイパーシート(ドライタイプ)
実勢価格:108円/30枚
30枚入りとキャンドゥのなかでは一番枚数が多いドライシート。その分薄めで、透け感のある丸模様入りです。
キャッチ力はそこそこで、大きなゴミは取れました。
ゴミがまったく付着せず同じ100均でもダイソーはNG
ダイソー
メッシュシート
フローリングドライシート
実勢価格 108円/45枚
同じ100均でもダイソーならどうかと試してみたのが本製品。100円で45枚は本検証でも一番の枚数です。また、薄いシートでメッシュ加工になっています。
気になる結果ですが、大きなゴミすら取れませんでした。いくら1枚あたりの値段が一番安いといっても、使えないなら意味はありませんね。
以上、ドライシートの検証でした。ドライシートとしての完成度は花王に勝る製品はありませんでしたが、代用としてならキャンドゥの厚手タイプが活躍します。枚数あたりの価格もそこそここなれているため、良コスパでオススメできます。