センス不要でおしゃれで快適な部屋づくり!
お部屋の悩みは、ダサいとか、散らかってるとか、生活しづらいとかさまざま。それらが折り重なって、自分の部屋なのに居心地の悪さを感じていませんか? でも、解決にはセンスが必要だし……。
そこで雑誌『MONOQLO』は“「ずるい」部屋づくり”をテーマに、センス不要で部屋に取り入れるだけで、お部屋の悩みを解決できるアイテムを探しました!
本当に良いアイテムを見つけるため『MONOQLO』では各分野の専門家と検証。さらに、自宅でも約200時間、実際に使って試しました。ということで、その検証内容やアイテムたちを360LiFEでも紹介します。
1台4役のオールインワン掃除機の実力は?
今回取り上げるのはオールインワン掃除機。ドリーミー「Dreame H12 Dual 4way コードレス水拭き掃除機」です。
ホコリにはコードレス掃除機、ベタベタ汚れにはクリーンワイパー、こぼした牛乳には雑巾などと掃除用具を使い分けていると、いつの間にか部屋がごちゃごちゃになっていませんか?
でも、これらの機能がひとつになった掃除機があれば一挙解決! 普通の床掃除のほか、水拭きやふとん掃除も1台でこなせれば便利ですよね。そこで本当におすすめなのか、プロと検証を行いました。
検証方法は?
今回は、ドリーミー「Dreame H12 Dual 4way コードレス水拭き掃除機」を、以下の4項目でテストしました。
1:吸引力
一定量のゴミをまき、一定速度で掃除機をかけました。長毛じゅうたん以外は目視評価。往路と復路、それぞれで評価しました。
2:水拭き
油分と糖分が含まれる擬似ベタつき汚れを定量塗布し、一定速度で掃除機をかけました。そのあと、往路と復路のそれぞれにて、目視で評価しました。
3:静音性
傾けた状態の掃除機から所定の複数位置に騒音計を設置。MAXモードでの騒音値を計測して、平均し、評価しました。
4:手にかかる負荷
掃除機をかける姿勢での、手にかかるずっしり感をフォースゲージで計測しました。
それでは検証結果を見てみましょう!
ドリーミー「Dreame H12 Dual 4way コードレス水拭き掃除機」
- ドリーミーDreame H12 Dual 4way コードレス水拭き掃除機
- 実勢価格: ¥99,800〜
- 乾拭き性能
- 水拭き性能
- 静音性
- 手にかかる負荷
普通の床掃除も水拭きやふとん掃除もこれ1台で!
ドリーミー「Dreame H12 Dual 4way コードレス水拭き掃除機」は、スティック・ハンディ・布団クリーナー・水拭きと4役をこなすコードレス掃除機。
水拭き性能は高評価で、水、牛乳、カップラーメン、ベタついた汚れを簡単に吸い取ってくれます。
同時に本体のタンクで生成した電解水を使って水拭きしてくれるため、ヘッドが通過したあとの床はとってもすっきり。指で触ってもベタつくことはありませんでした。
また、掃除を中断するときに自立させられるのも便利です。
ただし、本体がやや大きくて重く、ヘッドは大きいため、ソファの下には入れにくいです。普段軽量コンパクトなコードレスクリーナーを使っていると、この点が少し気になるかもしれません。
アタッチメントのソフトブラシユニットを装着した乾拭きは、フローリング、カーペット、じゅうたん上でしっかりゴミを吸い取ってくれました。軽いので小回りが利き、狭い場所も掃除がしやすかったです。
- おすすめポイント
-
- 水拭き、乾拭き性能が高い
- アタッチメントが豊富
- がっかりポイント
-
- 掃除しているとやや重く感じる
- 幅
- 275mm
- 奥行
- 278mm
- 高さ
- 1105mm
- 重量
- 5.13kg
- 最大吸引力
- 16,000Pa
- 最大稼働時間
- 25分(水拭き時)、60分(90分)
- 充電時間
- 4時間(約)
- 水タンク量
- 900ml(浄水タンク)、700ml(汚水タンク)
- 型番
- H12 Dual
こぼした牛乳が一瞬で消えてちょっと感動!
ドリーミーのオールインワン掃除機の注目ポイントは?
こぼれたカップ麺など水分も固形物も取り除く!
水拭き時の吸引性能は優秀で、水分も固形物も一瞬で吸い取ります。
ヘッドが平らになり、ソファ下にも入る!
ソフトブラシユニット(乾拭き用)は180°まで倒れるので、ソファの下にも入りやすいです。
狭いすき間にも入っていけます!
細長いパイプを取り付ければ、先端が壁の隙間にスイッと入り込みます。
ヘッドがピッタリくっついてくれる!
ふとんクリーナーは布地にピッタリつく感覚があり、ホコリを取りやすいです。
ブラシは自動洗浄&熱風乾燥で清潔!
水拭き用のブラシは自動で洗浄&乾燥されるので、自分で洗う手間が省けてラクです。
乾拭き用のハンドルはやや持ちにくい
モーター部にダストカップユニットと隙間ブラシノズルヘッドを取り付ければ、ブラインドの隙間も掃除できます。ただ、ハンドルが直線的で滑り止めもついていないため持ちにくく、長時間掃除していると少し疲れてきます。
検証まとめ:水拭き性能がとくに優秀!
ドリーミー「Dreame H12 Dual 4way コードレス水拭き掃除機」を検証したところ、乾拭き性能は本体(水拭き用)よりソフトブラシ(乾拭き用)を使ったほうが性能が高く、フローリング上の砂は一往復させると溝に少し残る程度。
カーペット上のコーヒー粉や、じゅうたん上の紙片や髪の毛も、ほぼ取り切れました。
とくに水拭き性能が優秀で、本体を使った水拭き検証では、カップラーメンの水分や固形物を一瞬で吸い取りました。
乾拭き性能:ソフトブラシだとより吸い取りやすい
フローリング上の砂やコーヒー粉をソフトブラシ(乾拭き用)をつけて一往復掃除。壁際は少し残りましたが、突き当たりはほぼ取りきりました。
水拭き性能:こぼしたカップ麺も完全に吸引!
油分・糖分を含む食品たれを乾燥させた化粧板を本体(水拭き用)で掃除。すると往路だけでキレイになり、触ってもベタつきはありませんでした。
液体の吸引力、ベタつき汚れの拭き取り力は高いと思われます。
手にかかる負荷:重心は下方向にあるがズッシリ感もある
掃除機をかける姿勢での、手にかかるズッシリ感をフォースゲージで計測。15.40Nと高めの数値で、実際に持ったときも重く感じます。
本体も大きめのサイズなので、家電量販店で実物をチェックすることをおすすめします。
以上、ドリーミー「Dreame H12 Dual 4way コードレス水拭き掃除機」の検証でした。
乾拭きに水拭き、布団掃除もできるオールインワン掃除機。価格は約10万円とお高めですが、一台で家中のあらゆる汚れに対応したい人にはおすすめです!
気になったらチェックしてみてくださいね。
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中国メーカー製ですが、日本語での表記や音声案内を備えているのは親切です。