自動ゴミ収集ドック付きスティック掃除機が熱い!
パナソニックから登場した自動ゴミ収集ドック付きスティック掃除機「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」。
これまで「家電批評」ではシャーク「EVOPWER SYSTEM NEO+」を同ジャンルのベストバイとしてきましたが、国内メーカー・パナソニックのモデルとの差はどのくらいあるか気になりませんか?
そこで今回は、ゴミを自動で吸引するドック付きコードレス掃除機のなかから、本誌「家電批評」で過去、ベストバイを獲得したシャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO+」とパナソニック「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」を対決させました。
パナが本誌「家電批評」過去ベストバイのシャークに挑む!
検証方法は?
今回は、「フローリング」「壁際・突き当たり」「カーペット」「長毛じゅうたん」4パターンの床を想定してゴミをまき、1往復でどれだけ吸引するかを検証テスト。また、プロ家電レビュアーの石井和美さんと、ゴミの捨てやすさやメンテナンスのしやすさなども確認しました。
それでは、テスト結果を発表します!
【結果発表】シャークvs. パナのテスト結果は?
シャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO+」
- シャークEVOPOWER SYSTEM NEO+
- 実勢価格: ¥59,714〜
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- 吸引力
- 使い勝手
- 収納性
- メンテナンス
- ゴミの捨てやすさ
センサーを駆使した強力な吸引力が魅力!やっぱりシャークは強かった
シャーク(Shark)「EVOPOWER SYSTEM NEO+」は、2種類のセンサーで吸引力を変化させ、ゴミを強力に吸引できます。従来の製品よりもさらに軽量化をはかったモデルで、「家電批評」で過去、ベストバイを獲得しています。
そして、今回のテストでも強さは健在。見事、殿堂入りを果たしました。
掃除機で重要な吸引力は、フローリングや長毛じゅうたんではシャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO+」と、今回一緒にテストを行ったパナソニック「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」、両者の差はほぼなし。しかし、ヘッドの構造が問われる壁際は、吸引範囲が狭いパナソニックがゴミを取りきれなかったのに対し、シャークはしっかりと吸い取り高評価となりました。
さらに、シャークはパイプ中央が曲がるため、机の下をかがまずに掃除ができて便利です。メンテナンス面も、ヘッドの回転ブラシが取り外せるシャークが優秀。なお、ゴミはどちらも捨てやすく大きな差はありませんでした。
- 幅
- 228mm(スティック本体)、280mm(収納時)
- 奥行
- 160mm(スティック本体)、262mm(収納時)
- 高さ
- 1040mm(スティック本体)、1060mm(収納時)
- 重量
- 1.7kg(約、スティック本体)
- 集じん方式
- サイクロン式
- ヘッド
- パワーブラシ
- 型番
- LC351JWH
【ココがウリ】ゴミに反応して3つのモードで吸引力が変化!
パナソニック「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」
- パナソニック セパレート型 コードレス スティック掃除機 MC-NS100K
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- 吸引力
- 使い勝手
- 収納性
- メンテナンス
- ゴミの捨てやすさ
毎回のゴミ捨てが不要で本体も軽い!
パナソニック「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」は、手軽さと掃除性能の両立を狙ったバランスモデル。新たにフローリングの菌をマイナスイオンで引きはがして吸引する機能も搭載しているとのこと。
収納性では、パナソニックが細長くコンパクトで、今回一緒にテストを行った幅広のシャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO+」より高評価でした。
- 幅
- 213mm(スティック本体)、134mm(クリーンドック)
- 奥行
- 130mm(スティック本体)、282mm(クリーンドック)
- 高さ
- 1045mm(スティック本体)、417mm(クリーンドック)
- 重量
- 1.5kg
- ヘッド
- パワーブラシ
- 集じん方式
- 紙パックレス式(スティック)、紙パック式(クリーンドック)
- 最大集じん容量
- 0.05L(スティック)、0.8L(クリーンドック)
- 連続使用時間
- 10分~15分(標準モード)6分(強モード)
- 充電時間
- 3時間(約)
- スタンド
- 有
- 型番
- MC-NS100K-W
【ココがウリ】ゴミを検知すると青から赤に変わる!
【テスト詳細】シャークは部屋も掃除機もキレイにできる!
今回のテスト結果の詳細を、4つのチェックポイントに分けて、見ていきましょう。
Check1:ゴミの捨てやすさ
両者ともドックにたまったゴミをラクに捨てられる
シャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO+」
▼ドックに溜まったゴミを捨てるにはオレンジのボタンを押すだけ!
掃除機を付属のゴミ収集ドックに戻すと本体のゴミがドックへ自動で吸引されます。使用頻度にもよりますが、約1カ月分のゴミをドックにためられるので、頻繁にゴミを捨てる必要はありません。
ドックにたまったゴミは、ボタンのワンプッシュで捨てられてラクですが、開口部が大きいのでゴミの飛び散りには注意!
パナソニック「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」
▼ドック上部のフタを開けて取り出せます
付属のクリーンドックは紙パック式で、ドックに掃除機を戻すと紙パック内を除菌、脱臭する機能を搭載しています。こちらも使用頻度によるものの、クリーンドックにたまったゴミは約50日に1回捨てるだけでOK。
シャークよりゴミ捨ての回数が少なく、紙パック式はホコリや花粉が部屋に舞うこともありません。
Check2:収納性
収納性はスリムなパナが優勢!
シャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO+」
▼ドックが少し大きめですが、部屋の隅に収まります
ヘッドよりゴミ収集ドックが大きく収まりは良好ですが、少し横幅が広いため場所をとります。購入前に置き場所のチェックが必要です。
パナソニック「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」
▼縦に細長いので場所をそれほど占領しません
クリーンドックがシャークよりコンパクトで、狭い場所にも設置できます。ヘッドがドックからややはみ出ているものの、許容範囲です。
パナソニックはシャークよりコンパクトでスタイリッシュです。本体もドックも白色なので、インテリアの邪魔になりにくいです。
Check3:吸引力
どんな床でもシャークはゴミを しっかり吸い取れた!
掃除機で一番重要な吸引力のテストでは、シャークが勝利。フローリングと長毛じゅうたんはどちらも良好な評価でしたが、パナソニックは壁際・突き当たりのゴミを吸いきれないのが気になりました。
フローリング
▼シャーク(写真上)、パナソニック(写真下)
どちらも1往復ではゴミを少し取りこぼしましたが、吸引力は合格点です。
壁際・突き当たり
▼シャーク(写真上)、パナソニック(写真下)
シャークはゴミをキレイに吸引できましたが、パナソニックは壁際のゴミが多く残りました。
カーペット
▼シャーク(写真上)、パナソニック(写真下)
画像では少しわかりづらいですが、シャークよりパナソニックの方がややゴミを残す結果となりました。
長毛じゅうたん
▼シャーク(写真上)、パナソニック(写真下)
両製品ともキレイにゴミを吸い取りました。長毛じゅうたんは得意といえます。
パナソニックは壁際のゴミが苦手ですが、それ以外の場所であれば十分掃除できるでしょう。
Check4:メンテナンス
回転ブラシが取れないパナはメンテがしにくい
シャークは回転ブラシをワンタッチで取り外せるため、汚れても簡単に水洗いできます。一方で、パナソニックは回転ブラシが取れないため、水洗いができません。そのため、メンテナンス性はパナソニックがやや劣る結果となりました。
シャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO+」
▼横のボタンでブラシが取れる
横のボタンでブラシがカンタンに取れるのでメンテナンスが便利です。
パナソニック「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」
▼髪の毛がからみにくいのは◎
ブラシは取り外せないけど、髪の毛がからみにくいのは◎
シャークは回転ブラシをワンタッチで取り外せるため、汚れても簡単に水洗いできます。一方で、パナソニックは回転ブラシが取れないため、水洗いができません。そのため、メンテナンス性はパナソニックがやや劣る結果となりました。
【まとめ】部屋も掃除機もキレイにできるシャークがベスト
以上、パナソニック「セパレート型 コードレススティック掃除機 MC-NS100K」とシャーク「EVOPOWER SYSTEM NEO+」のテストの紹介でした。
吸引力を重視するならシャークがおすすめですが、収納性重視の人にはパナソニックも十分おすすめできます。
ドッグ付きコードレス掃除機が気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
ドック付きコードレス掃除機のおすすめ
シャーク
EVOPOWER SYSTEM NEO+
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どちらもドックからダストボックスを取り出しやすく、ゴミもワンプッシュで捨てられます。ホコリや花粉が気になる人は散らばらないパナがおすすめ!