ホームおすすめ防犯グッズ「スマートドアベル」とは?

今や、セキュリティカメラで自宅を守るのはあたりまえ。話題のスマートドアベルやネットワークカメラも話題ですが、でも実際のところどうなの……? と思っている方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、「スマートドアベル」です。

スマートドアベル」とは?

「スマートドアベル」とは、玄関を見守る防犯ガジェットのこと。今回紹介するカメラ付きドアベルは、スマホなどに訪問者や帰宅者を知らせてくれたり、不審者をチェックしたりすることができます。

スマートドアベル」とは? スマートドアベルおすすめ イメージ

今回は人気の2大ブランドの2製品、Amazonの子会社、Ringの「Battery Doorbell Plus」と、Googleの「Google Nest Doorbell(Battery Type)」を、MONOQLO編集部で10日間使用。防犯のプロ・佐伯幸子さんにアドバイスいただきながら、徹底的に比較しました。

テスト項目は、セットアップのしやすさ、カメラの性能、通知や応答のスムーズさです。

それでは高評価だった製品順に紹介します。

A+評価Ring「Battery Doorbell Plus」

  • RingBattery Doorbell Plus
  • 実勢価格: ¥14,980

ネジ打ちできない賃貸でも取り付けやすい

A+評価でベストバイとなったのは、Ring「Battery Doorbell Plus」。配線工事不要で、Wi-FiでスマホやAlexa搭載デバイスと接続できるスマートドアベルです。

2023年6月発売の新モデルでは、視野角が上下左右150度に広がりました。画像は広角魚眼タイプで、通りや廊下などまでチェックしたい人におすすめです。

付属アクセサリーが豊富で、設置用両面テープがついている細かな配慮もニクいです!

おすすめポイント
  1. 超強力テープ付属でセットアップが簡単
  2. 視野角が広い
サイズ
W6.2×D2.8×H12.8cm(約)
電源
バッテリー式
型番
RING BATTERY DOORBELL PLUS

検証1:セットアップ

検証1:セットアップ スマートドアベルおすすめ イメージ

ほかのテスト項目の評価はGoogle「Google Nest Doorbell」とドローだったものの、Ring「Battery Doorbell Plus」が勝ったのは、セットアップのやりやすさ。

超強力テープが付属しており、クギやビス打ちをしなくても楽に設置できます。

検証1:セットアップ スマートドアベルおすすめ イメージ2

設定は「Ring」アプリから行います。

検証2:カメラ

検証2:カメラ スマートドアベルおすすめ イメージ

カメラのテストの評価は、Google「Google Nest Doorbell」とドローです。視野角は上下左右150度と広く、魚眼風ですが、訪問者の足元や背景まで映ります。広めの範囲を見たい人におすすめ。

検知から4秒さかのぼり、チェックできる点も良いです。

検証3:通知

検証3:通知 スマートドアベルおすすめ イメージ

ベルが押された際や、人物や荷物を検知した際に、ほぼタイムラグなく通知が来ます。この点についてもGoogle「Google Nest Doorbell」と評価はドローです。

検証4:応答

ベルが押されてアプリに通知があり、即座にスマホで応答するまで数秒。即時と言ってもいいレベルです。双方の応答音声も聞き取りやすかったです。応答についてもGoogle「Google Nest Doorbell」と評価はドローでした。

A評価Google「Google Nest Doorbell(Battery Type)」

  • GoogleGoogle Nest Doorbell (Battery Type)
  • 実勢価格: ¥22,267

画質良好で人の顔がはっきり見える

ベストバイは逃したものの、Googleの「Google Nest Doorbell(Battery Type)」はA評価を獲得しました。

2021年に日本で販売開始された、スマートドアベルの象徴的な製品です。これがドアベル? というおしゃれなルックスのため、場合によっては「ここを押してください」的な表示が必要になるかもしれません。

映像が見やすく、訪問者が誰かを確認しやすいのが特徴。訪問者が多い家や、後ろが壁などで訪問者が見えればOKという人におすすめな印象。

また、Googleアカウントを使えるのもよい点です。

おすすめポイント
  1. 画質が良く、訪問者の顔がはっきり見える
  2. Googleアカウントを使える
4.6mm
奥行
24.1mm
高さ
160mm
重量
206g
電源
バッテリー式
型番
GWX3T

検証1:セットアップ

検証1:セットアップ スマートドアベルおすすめ イメージ

ビス留めしたプレートに本体をカチッとはめるタイプです。

検証1:セットアップ スマートドアベルおすすめ イメージ2

設定は「Google Home」アプリから行います。

検証2:カメラ

検証2:カメラ スマートドアベルおすすめ イメージ

視野角は対角145度。背景範囲はやや狭いですが、映像がきれいでゆがみも少なく、スマホ画面でも訪問者の表情まではっきり見えます。訪問者を大きく見たい人におすすめです。

検証3:通知

検証3:通知 スマートドアベルおすすめ イメージ

タイムラグはほとんどなし。人物、荷物、動物、車両を区別して通知する設定も可能です。

検証4:応答

Ring同様、応答までの時間は数秒程度で問題なし。応答時の音声も、双方とも聞き取りやすいです。ベル音は音量やテーマを好みに応じて設定できます。

ホーム人気2大メーカーのスマートドアベルの比較検証まとめ

人気2大メーカーのスマートドアベルの比較検証まとめ スマートドアベルおすすめ イメージ

以上、Ring「Battery Doorbell Plus」と、Google「Google Nest Doorbell」の比較検証でした。

『MONOQLO』編集部での使用感としては、設置しやすく訪問者の背景まで見える、Ring「Battery Doorbell Plus」がよりおすすめ。

とはいえ、テストして両製品ともに感じたのは、セキュリティカメラとしての優秀さです。

佐伯幸子 氏
All About防犯ガイド、安全生活アドバイザー
佐伯幸子 氏 のコメント

いかにもカメラ然としていないので、大袈裟なカメラだとご近所の目が気になるという方にもいいです。

ウチの防犯力を高めたい! と思っている方は、防犯の目的やご自宅の環境などと照らし合わせながら、参考にしてみてくださいね。

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