おいしくヘルシーに!上手な美容食材の摂り方は?
美容や健康にいいイメージの食材はたくさんあるけれど、その働きや最適な食べ方は実はよく知らないという人も多いのでは? そこで、テストする美容誌『LDK the Beauty』が、そんな食材をピックアップし、各食材のプロへ徹底取材! 上手な摂り方をご紹介します。
今回は、腸活の代表「良質なヨーグルト・甘酒」についてです。
良質なヨーグルト・甘酒の働きは?
腸内を整え美肌や健康にアプローチする良質なヨーグルト・甘酒。どちらも腸活する人の心強い味方ですが、どんなヨーグルト・甘酒があり、どのような働きがあるのかを押さえて賢く摂りましょう。
代表例
ブルガリア菌、ビフィズス菌、ガセリ菌などヨーグルトの菌はさまざまです。甘酒は米麹のみ、米+米麹、酒粕から作ったものなど3タイプです。
主な働き
腸内環境を整えて、便秘や肌荒れ予防、美肌、基礎代謝アップなどが期待できます。甘酒は疲労回復にも効果的といわれています。
それでは、知っておきたいヨーグルト・甘酒の上手なとり方のヒントを紹介します。
ヨーグルトの選び方は“ほしい効果”&最低2週間トライ!
メーカーによって乳酸菌の種類やうたっている効果が違うため、まずは自分が欲しい効果のものを選びましょう。また、乳酸菌が腸内で安定するまで最低でも2週間は継続が必要ですので、同じものを続けて効果の有無を確認してください。菌があなたの体に合うかはトライあるのみ!
2週間トライしてから別のものを
2週間経っても効果が感じられなかったら、体に合っていないのかもしれません。乳酸菌の種類を違うものに替えてみてください。
ヨーグルトの目安量は?
ヨーグルトの量の上限は特に決まってはいません。ただ、効果を早く得たいからとたくさん摂ってもお腹の調子を崩したり糖分過多になったり、逆効果になることもあります。
1日150gを目安にして、少しずつ効果を得ましょう!
森永乳業「ビヒダス プレーンヨーグルト」
森永乳業
ビヒダス プレーンヨーグルト
実勢価格:138円
内容量:400g
※Amazonは6個セット商品の販売ページです
▼テスト結果
- おいしさ :◎+
- 香り :◎
- 牛乳の風味:◎
- 評価 :A+
森永乳業「ビヒダス プレーンヨーグルト」は、過去のヨーグルト比較テストでベストバイでした。酸味と甘みのバランスがピカイチ! そのまま食べてもとてもおいしく、料理に使うのにちょうどいいかたさも優秀です。
甘酒は菌の有無や量で期待できる効果がちがう
甘酒には米麹のみ、米麹+米、酒粕の甘酒があります。米麹に含まれる麹菌にはビタミンB群など美肌や腸活に効果的な栄養素が豊富なため、美容を意識するなら米麹入りを。タンパク質が多い酒粕の甘酒は、筋トレ中の人におすすめです。
甘酒の種類と栄養素のちがいは?
米麹のみ
栄養価が高く、効果への期待大。ビタミンB群、必須アミノ酸、酵素の恩恵をまるごと受けられます。
米+米麹
米麹のみと比べると栄養価はやや下がりますが、甘みがあって飲みやすく、比較的安価です。
酒粕入り
酒粕を糖水で割ったもの。お酒の香りがする昔ながらの甘酒です。タンパク質は多いですが、麹の効果は得にくいです。
甘酒の目安量は?
甘酒もヨーグルトと同じく、量の上限は特に決まってはいません。ただ、摂りすぎは逆効果になることもあるので、コップ1杯を目安に適度な量を継続しましょう!
マルコメ「プラス糀 糀甘酒LL リッチ粒」
マルコメ
プラス糀 糀甘酒LL リッチ粒
実勢価格:1927円(12本)
内容量:130ml
▼テスト結果
- おいしさ :◎
- 香り :〇
- 飲みやすさ:〇
- 評価 :B
マルコメ「プラス糀 糀甘酒LL リッチ粒」は、過去の甘酒比較テストで高評価でした。甘みやコクがしっかり感じられます。細かい粒感やトロミがあり、飲むだけでなく料理にも使いやすそうです。
ヨーグルトも甘酒も食後がベター
朝・晩いつでもOKですが、食後に摂ることでより効果を得られます。
甘酒は食前に飲むと血糖値が上昇しやすいので、避けるのが吉。ヨーグルトは胃酸の働きが弱まっている食後のほうが、乳酸菌が元気なまま腸に届くので、食後がおすすめです。
甘酒やヨーグルトをデザートにしてみてください。