値上げ時代の救世主!100均の優秀アイテムはどれ?
2022年に入り、食品を中心にさまざまな物の値上げが話題となっています。
そんなときに頼りになるのが、100均です。2022年4月には目利きの集まる銀座に進出するなど、低価格で一定以上の品質を供給するレベルまで成長しています。
そこで、雑誌『MONOQLO』では、そんなレベルアップを続ける100均のアイテムをプロと一緒に検証。優れた逸品を探しました。
適当に買ってしまいがちな掃除用具や洗濯用具ですが、意外と使いやすさに差があるんです。便利なグッズで家事ストレスを軽減したいですよね。
今回は家事全般のエキスパートである便利屋エイトピース代表の塩月孝仁さんが、しつこい汚れもなでるだけでピッカピカになる「キッチンスポンジ」を探しました。
Standard Products、3COINS、THREEPPYで販売されている6製品を比較した結果、おすすめ順に紹介します。
Standard Products「キッチンスポンジ」
Standard Products
キッチンスポンジ
(3層/ソフトタイプ/5個入)
実勢価格:110円
億劫な食後の皿洗いも、汚れがよく落ちるスポンジやたわしがあれば短時間で完了します。定番のスポンジから最近人気のシリコーンブラシまで、カレー汚れのこびりついた皿で洗浄力を比較したところ、もっとも汚れが落ちたのはStandard Products「キッチンスポンジ」でした。
カレーなど、こびりついた汚れの落としやすさは圧倒的。汚れたら使い捨てできる安さも魅力です。
表と裏とでさまざまな汚れに対応
表はやわらかな波型
スポンジの表面は波型のプロファイル加工。先端部分で皿についたこまかな傷の汚れまでしっかり落とします。
裏はかため
裏面はかための不織布。スポンジ面では落とせなかったフライパンの焦げつきなどを落とすのに使用します。
汚れ落ちテストの方法は?
「汚れ落ちテスト」は、いずれのスポンジも30分放置したカレー皿を一定の力で1回こすることで検証しました。
Standard Products「キッチンスポンジ」は、スポンジの表・裏の両面ともに、洗剤なしでも写真のようにきれいにカレー汚れが落ちました。
3COINS「もっちりスポンジ」
3COINS
もっちりスポンジ
3個入
実勢価格:330円
3COINS「もっちりスポンジ」は、天然の竹繊維を原料にしたレーヨン素材。かたすぎず、油汚れも焦げつきも落としやすいです。
レーヨン素材で覆われたスポンジは、1回こすっただけとしては十分に汚れを落としています。
Standard Products「シリコーンたわし 2P オーバルタイプ」
Standard Products
シリコーンたわし 2P
オーバルタイプ
実勢価格:330円
Standard Products「シリコーンたわし 2P オーバルタイプ」は、ちょっとした油汚れなら洗剤不要で落とせます。ただ、頑固な汚れを落とすには根気がいります。
1回こするだけでは汚れはほぼ落ちず。ラクさではStandard Products「キッチンスポンジ」と3COINS「もっちりスポンジ」に劣りました。
THREEPPY「シリコーンブラシ BLWH」
THREEPPY
シリコーンブラシ BLWH
実勢価格:330円
雲のようなカタチがオシャレなTHREEPPY「シリコーンブラシ BLWH」。フックに吊るしておけば水も切れて衛生面も安心です。
中心に汚れが落ちたあとは残りましたが、評価としてはほかのシリコーンブラシと同等です。
3COINS「吸盤付き シリコーンたわし」
3COINS
吸盤付き シリコーンたわし
実勢価格:330円
3COINS「吸盤付き シリコーンたわし」は、形状の違う2個セットですが、洗いやすさはどっちもどっち。 汚れ落ちの評価は残念な結果になりました。
Standard Productsの「シリコーンたわし」と差がなく、汚れ落ちの評価は低めです。
3COINS「ボールスポンジ 取っ手付き」
3COINS
ボールスポンジ 取っ手付き
実勢価格:330円
3COINS「ボールスポンジ 取っ手付き」は、汚れ落ちはいまいち。竹の繊維を使用しており、食器やフライパンを傷つけにくいのは◎です。
洗浄範囲が狭く、ほとんど汚れは落ちません。また、取っ手付きですが、意外と力は入れにくいです。
以上、100均のキッチンスポンジ6製品の比較検証でした。安いのに汚れ落としが圧倒的にラクなStandard Productsの「キッチンスポンジ」がおすすめです! ぜひ、100均で優秀なスポンジを探しているなら、使ってみてください。
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