文房具2022上半期、プロ推薦の個人的ヒットアイテムは?

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はやくも半分が過ぎた2022年ですが、数々のヒット商品が登場しました。そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』は、2022年8月号でそれらの製品の良し悪しをジャッジしました。

ただ、世間的なヒットではないけれど、専門家から見ておすすめしたいものもあったんです。

今回は文房具のプロによる、文房具の個人的&業界的ヒット8選【前編】。コロナ禍により自宅で過ごす時間が増え、時世に即した商品が次々ヒットしています。

そこで文具プランナーの福島槙子さんと、文房具ライター&ブロガーの猪口フミヒロさんにお聞きした、「おうち時間を楽しむ嗜好品としての文具」から4製品を紹介します。

福島槙子 氏
文具プランナー
福島槙子 氏 のコメント

手書きする時間を楽しめるアイテムに注目しました。

猪口フミヒロ 氏
文房具ライター&ブロガー
猪口フミヒロ 氏 のコメント

 高機能な文具が感度の高い若い世代に人気です。

文房具HARIO「毎日使いたいガラスペン BRIDE」

HARIO「毎日使いたいガラスペン BRIDE」 イメージ

HARIO
毎日使いたいガラスペン
BRIDE
実勢価格:7700円

サイズ:W10×D10×H30mm

HARIO「毎日使いたいガラスペン BRIDE」は、インクブームとともに注目を集めたガラス製の美しいペン。所有するよろこびを刺激する美しさは芸術品です。

簡単に洗えるので、さまざまなインクを楽しめるのも特徴。万年筆では詰まりやすい顔料や、ラメ入りのインクなども気軽に味わえます。

HARIO「毎日使いたいガラスペン BRIDE」 イメージ2

インクはペン先の表面につけるだけなので、洗えばすぐに別の色が使えます。

文房具ZEBRA「サラサグランド アンティーク」

ZEBRA「サラサグランド アンティーク」 イメージ

ZEBRA
サラサグランド アンティーク
実勢価格:各1650円

サイズ:最大径φ10.3×143.1mm

ZEBRA「サラサグランド アンティーク」は、サラサらしいなめらかな書き心地に、ビンテージカラーのボディとインクでレトロ感をプラス。胴軸の一部を真鍮にした「アンティーク」は、色合いの変化も楽しみのひとつです。

ZEBRA「サラサグランド アンティーク」 イメージ2

金色に耀くワンランク上のサラサグランド。昭和レトロ人気で、懐かしいビンテージカラーがにわかに注目されています。

文房具ミドリ「スタンプ回転印日付花柄」

ミドリ「スタンプ回転印日付花柄」 イメージ

ミドリ
スタンプ 回転印 日付 花柄
実勢価格:3520円

サイズ:H104×D38×W60mm

ミドリ「スタンプ回転印日付花柄」は、ただの事務用品だった日付スタンプにかわいい枠やイラストを追加したことで、ラベリング好きの女性を中心にたちまちブームに。本製品はインキパッド付で、スタンプ台不要モデルなので携帯して使えるのも◎です。

ミドリ「スタンプ回転印日付花柄」 イメージ2

インキは油性顔料系のため、蛍光ペンで上から色を塗ってもにじみません。

文房具Kaweco「Kaweco Collection 万年筆」

Kaweco「Kaweco Collection 万年筆」 イメージ

Kaweco
Kaweco Collection 万年筆
Cyan/Dark Olive (限定色)
実勢価格:各3300円

サイズ:φ13×105mm(収納時)、φ13×130mm(筆記時)

Kaweco「Kaweco Collection 万年筆」は、ミュンヘンオリンピックで公式ペンとして採用された歴史ある万年筆。デザイン・カラーともに万年筆っぽくないカジュアルさが魅力です。

発売即売り切れた限定色「Iridescent Pearl」はSNSで激バズりしました。

Kaweco「Kaweco Collection 万年筆」 イメージ2

インクはカートリッジと詰め替えどちらも使用可能。インクカートリッジの箱もオシャレで集めたくなります。

以上、2022年上半期に文房具のプロがおすすめする個人的&業界的ヒット8選【前編】として、「おうち時間を楽しむ嗜好品としての文具」4製品を紹介しました。

実用的なボールペンを選ぶのではなく、「書く」ことにこだわりを見出す需要が増えています。1本でさまざまなインクを使い分けられるガラスペンや万年筆が人気に。

特徴のあるインクも増えており、自分だけのお気に入りを見つける楽しみを味わってみませんか?

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