文房具 うす墨筆ペンのポイントは書きやすさと色にあります

うす墨筆ペンのポイントは書きやすさと色にあります イメージ

お葬式の香典を書くとき、字が汚いと恥ずかしいですよね。とくに筆が苦手な人には美しく書くのは至難の技です。

そこで使いたいのがサインペン感覚で筆っぽく書ける筆ペン。筆で書いたような重厚さを表現しながら書けるので、おすすめです。

また、今回検証してわかったのは、うす墨にも色の違いがあることでした。緑がかったグレーが多かったなか、ベストバイに輝いたゼブラのうす墨色は自然で、誰でも上級者みたいな美文字が書けます。

文房具 文具メーカー6製品を検証最高の一本を選びました

今回は、大手文具メーカーのうす墨筆ペン6製品を実際に使って検証してみました。

書きやすさ、筆っぽさ、色味をそれぞれチェックし、A~Dまでの4段階で評価しました。

A評価 毛筆が苦手でも使いこなせるサインペン感覚で筆っぽく書けるゼブラ

毛筆が苦手でも使いこなせるサインペン感覚で筆っぽく書けるゼブラ イメージ

ゼブラ
筆サイン(うす墨)
購入価格:108円

今回ベストに輝いたのはゼブラの筆ペン。筆先がほどよくしなるので、ペンのように書けるのに筆っぽさも満点

毛筆に自信がなくても失敗しません。

今回併せて検証した他社製品と比べてみると…

毛筆が苦手でも使いこなせるサインペン感覚で筆っぽく書けるゼブラ イメージ2
[筆っぽさ:評価◎]

まず、筆っぽさですが、ベストのゼブラは、はらい・はねの筆跡がやわらかで毛筆感がリアルに再現できていいます。

毛筆が苦手でも使いこなせるサインペン感覚で筆っぽく書けるゼブラ イメージ3
ぺんてる/慶弔サインペン

一方、こちらは角ばった字でペン字止まりでした。

続いて、色味は、というと…

毛筆が苦手でも使いこなせるサインペン感覚で筆っぽく書けるゼブラ イメージ4
[色味:評価◎]

色味もゼブラは落ち着いたグレーで濃淡もしっかり出ています。

毛筆が苦手でも使いこなせるサインペン感覚で筆っぽく書けるゼブラ イメージ5
トンボ

一方、トンボは緑がかった灰色で、不自然な墨っぽさでした。

A評価 書きやすさ以外は優秀上級者にはコレがおすすめ

書きやすさ以外は優秀上級者にはコレがおすすめ イメージ

ぺんてる
筆ペン(中字) うす墨
購入価格:398円

書きやすさ以外は優秀上級者にはコレがおすすめ イメージ2

書きやすさをのぞいてゼブラ同様評価が高かったがぺんてる筆ペン。筆の根元まで沈み、強弱がつくから重厚な仕上がりになります。

書きやすさ以外は優秀上級者にはコレがおすすめ イメージ3

ただし力の加減が難しいため、上級者向きです。

A評価 書きやすさ抜群色味が唯一残念な点

書きやすさ抜群色味が唯一残念な点 イメージ

セーラー万年筆
ふでペン慶弔用 中字
購入価格:198円

書きやすさ抜群色味が唯一残念な点 イメージ2

セーラー万年筆の筆ペンも上々の出来。先端がしなるから力を入れても太くなりすぎず書きやすいです。

書きやすさ抜群色味が唯一残念な点 イメージ3

ただ唯一、緑がかったうす墨の色が惜しかった点です。

B評価 スムーズに書けるのが強み仕上がりの細さが惜しい

スムーズに書けるのが強み仕上がりの細さが惜しい イメージ


プラチナ万年筆
慶弔筆ぺん
購入価格 108円

スムーズに書けるのが強み仕上がりの細さが惜しい イメージ2

すべりがよくサインペン感覚。細めの仕上がりが残念でした。

C評価: 緑がかった色味が不評
字に深みが出ません

C評価: 緑がかった色味が不評字に深みが出ません イメージ

トンボ鉛筆
筆之助
慶弔ツインS
購入価格 213円

C評価: 緑がかった色味が不評字に深みが出ません イメージ2

色が緑がかって不自然でした。濃淡を出すのも至難の技です。

C評価: 仕上がりが軽すぎて
慶弔には不向き

C評価: 仕上がりが軽すぎて慶弔には不向き イメージ

ぺんてる
慶弔サインペン 顔料
購入価格:198円

C評価: 仕上がりが軽すぎて慶弔には不向き イメージ2

筆っぽさがなく、慶弔には不向きです。

以上、薄墨筆ペンランキングでした。ベストのゼブラは書きやすさ、筆っぽさ、色味と三拍子揃っているので、ここぞという時はこちらを選んでおけば間違いなさそうです。