新発見!暮らしに便利な興奮のデジタル家電って?
エンタメから仕事や家事まで、暮らしに欠かせない存在となっているデジタル機器や家電。スマートスピーカーやスマホと連動したフライパン、骨電動イヤホンなど日々の生活をより便利に豊かにしてくれる製品が続々と登場しています。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』は、最新のデジタル機器や家電を徹底検証。私たちの毎日にゆとりと楽しみをもたらす「暮らしの助っ人アイテム」を探しました。
今回は、仮想空間と現実が融合する「完全に未来」なメガネ、ARサングラスを実際に使ってみたので紹介します。
最高にワクワクする未来ガジェット! ARサングラス「Nreal Air」
Nreal
Nreal Air
実勢価格:3万9800円
サイズ:W148×H52×D159mm(使用時)
重量:79g
ディスプレイ:有機EL、3840×1080ピクセル(両眼)
ドコモとauが販売している「Nreal Air」は、レンズの内側に小型ディスプレイとハーフミラーを搭載。4m先に130インチ相当の透過画面を表示できるARサングラスです。スマホやPCと有線接続することで、外部ディスプレイとして使用できます。
さらに専用アプリを使うことで、仮想空間に5画面まで配置してマルチタスクが可能。2020年販売の「Nreal Light」と比べると輝度が高くなり、ケーブルも脱着式に。つるの部分にはスピーカーが内蔵されています。
さらに、ワンタッチの画面オフボタンも追加され、使い勝手が向上しました。
そもそも「AR」って何?
「AR」は日本語でいうと「拡張現実」のことで、現実世界に仮想空間を重ねて各種情報を表示する技術です。「MR(複合現実)」とも呼ばれています。
専用アプリで2つのモードを切り替えて使う
Nreal Technology Limited
Nebula
実勢価格: 無料
「Nreal Air」は、スマホアプリ「Nebula」を使うことで、仮想空間に画面を配置する「MR Space」を利用できます。
左の「MR Space」がMRモード、右の「Air Casting」がミラーリングモード。アプリで2つのモードを切り替えられます。
なお、スマホアプリを使わなくても、ミラーリングモードで単純に外部ディスプレイとして使うことも可能。
MRモード:ブラウザウィンドウが視界に浮いているような感覚
※上記写真はイメージなので、実際の見え方とは異なります
MRモードはスマホ画面とは別のMR専用画面を表示するモードで、仮想空間に最大5画面まで配置して利用できます。配置した画面は“ヘッドトラッキング”を利用し、上下左右を見回しながら利用できます。
ただし、使えるアプリはYouTubeや一部SNS、写真ギャラリー、ブラウザなど限られています。
MRモードはブラウザウィンドウが視界に浮いているような感覚。ただし、使える機能やサービスはWeb Viewウィンドウ上で動作するものだけに限られ、スマホの角度でポインターを操作します。
もちろんYouTubeなどを見ることも可能
WebViewウィンドウ上で動くWebアプリなら利用可能なので、YouTubeなどは見ることができます。
再生できないサービスも多い
有料の動画配信などは、Web上で再生できるサービスでも利用できないことが多いです。
ミラーリングモード:スマホの画面をそのまま視界に映す感覚
※上記写真はイメージなので実際の見え方とは異なります
スマホの画面をそのままミラーリングするモードで、縦画面の場合は中央にスマホの画面が縮小表示されます。画面は片側に寄せることができるので、横目でスマホ画面を確認するような使い方が可能。仕事しながら動画を“ながら見”なんて用途に適しています。
ミラーリングモードで表示できる画面は1画面のみですが、アプリの制限はありません。普段プレイしているゲームアプリもそのまま表示されるので、手元のスマホで操作できます。
ミラーリングモードなら有料動画配信サービスも見れた
▼視聴できた有料動画配信サービス
- Amazon Prime Video
- YouTube
- Netflix
- TVer
- dアニメストア
- Abema
ミラーリングモードはスマホの画面をそのまま映しているだけなので、有料動画配信サービスでも問題なくすべて楽しむことができました。
以上、ARサングラス「Nreal Air」のレビューでした。
現時点では使える機能も限られていて、実用度は微妙なところですが、確実に未来を感じることができます。最高にワクワクするこの未来ガジェット、気になった人はぜひチェックしてみてくださいね。
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