初心者でも楽しめるオーディオセットはある？
一生楽しめる大人の趣味といえばオーディオです。オーディオ環境をグレードアップさせるだけで同じ曲なのに、まるで新しい世界が広がります。
そこで、オーディオ好きはもちろん、スマホでしか音楽を聴いていないオーディオ初心者にこそおすすめしたいアイテムを予算別にセットで紹介します。なお、オーディオライターのゴン川野さんにご協力いただきました。
今回は、スマホやDAPに保存した音楽データを聴くのに最適なスピーカーとアンプのセットです。システム総額約18万5692円で手に入ります。
ほとんどのハイレゾ音源に対応するCEC「DA5」
CEC
DA5
実勢価格：12万1892円
サイズ・質量：435×104×335mm・7.6kg
入力：USB、同軸、オプティカル光角型端子
出力：RCA、XLR
※Amazonは出荷・販売元共にオーディオ逸品館
CEC「DA5」はほとんどのハイレゾ音源に対応する外付けDAC。スマホやDAPに保存した音を素晴らしい音楽に変換してくれます。高い解像度の音を出せるDAC内蔵プリアンプの定番です。
DACとしての基本的な接続端子を備えているので、家庭内にあるAV機器はもちろん、新たに購入してきたデジタル再生機器との接続も簡単です。
ポイント：入力端子にAES/EBU端子あり
入力端子にAES/EBU端子があります。XLRと同じコネクタですが、こちらはデジタルデータ用です。
PCとUSB接続をした場合には、PCM32bit/384kHzとDSD256/11.2MHzのネイティブ再生に対応しており、現在販売されているほとんどのハイレゾ音源を再生可能。当分この「DA5」で問題は起きないでしょう。
バランスの良い音のMonkey Banana「Lemur 5」
Monkey Banana
Lemur 5
実勢価格：3万1900円（1本）
サイズ・質量：190×277×214.5mm・4.45kg
再生周波数帯域：55Hz～30kHz
入力：RCA、XLR、TRS
Monkey Banana「Lemur 5」は、ヌケの良い高域、厚みのある中域、タイトな低域とバランスの良いスピーカーですが、裏にあるスイッチをいじることで、さらに好みの音に変更できます。
サブウーハーを接続するときのために一定周波数以下の低域をカットできるなど、自身の機材に合わせた細かいセッティングも可能なのがうれしいです。
RCA入力のほか、TRSとXLR端子での入力も可能なため、機材をあまり選ばずに接続ができます。手持ちのものを流用するのに便利です。
ポイント：ワンボタンで変更可能
多くのスイッチが並び、好みの音を出せるのですが、このままではわかりにくいという人のために、メーカー側の提案する設定がプリインストールされておりワンボタンで変更可能です。
スピーカーを鳴らす環境や、楽曲に合わせてチューニングでき、ユーザーの好みで細かい補正が可能。この1台で何台分もの働きをしてくれます。サブスク配信を契約し、様々な楽曲を格安で聴けるようになった現代に最適化されたスピーカーといえます。
このセットで聴きたい！ 初音ミクシンフォニー「~Miku Symphony2020 オーケストラライブCD」
初音ミクシンフォニー
~Miku Symphony2020
オーケストラライブCD
実勢価格：2659円
このセットでぜひ聴いてほしいのが、初音ミクシンフォニー「~Miku Symphony2020 オーケストラライブCD」。５周年を迎えた初音ミクシンフォニーの音源をCD化したものです。2020年10月17日にパシフィコ横浜で開催された公演の内容を余すことなく収録しています。
さいごに
以上、サブスクで多ジャンルの音楽を楽しむ人におすすめな、「スマホ向けのスピーカーとアンプのセット」の紹介でした。
DAC「DA5」は、アナログっぽい感じの、滑らかでウォームな音を出してくれるので、さらにそれを強めるのもいいし、逆にその特性を打ち消してフラットにすることもできます。
楽曲ごとに好みの音にできるので、いろいろと試してみて好みの音を見つける楽しさを味わいましょう。
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晋遊舎
『オーディオがまるごとわかる本 2022』
実勢価格：1100円
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ヘッドホンでも家でも気軽に聴けます。