高音質でどこでも使える 大迫力のスピーカーを検証
野外での音楽視聴にうってつけなのが、防水で電源がない場所でも使えるBluetoothスピーカー。ポータブルでも音質には妥協できない方のために、サウンドプロデューサーの大澤さんの力をお借りしてU4000円の防水スピーカーを検証。6モデルのパフォーマンスと使い勝手を探ります。
外でも屋内でもBGMにガシガシ使える ベストバイスピーカーはQTOP!
QTOP
Bluetoothスピーカー
防水:IPX4
実勢価格:3888円
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音質:◎
高音から低音まで幅が広く、高級感ある音が楽しめます。
バランス:○
音のバランスに偏りがなく、耳に心地良さがあります。
バッテリー:◎ 25時間
1日ずっと聴いても充電切れなしの実力!
総評 S
音の良さはプロのお墨付き。理想的な一台です。
どんな場所に置いても音がクリア
これぞ持ち運びスピーカーの真骨頂
家具の上に置いたら部屋全体にサウンドが広がりました。部屋の隅までしっかりとクリアな音を鳴らしてくれるんです。また、音の広がりが良いため、インテリアに隠しておいても十分に聴こえました。
タフなZENBRE IPX6防水対応が◎!
ZENBRE
D6
防水:IPX6
実勢価格:3599円
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音質:○
周りの騒音にも負けない抜けの良さが特徴です。
バランス:○
良質な低音を再現しており、野外にも最適です。
バッテリー:○ 18時間
普段使いには十分なバッテリー容量でした。
総評 A
音にパワーがあるため、屋外でも騒音に負けません。
コスパは上々のSoundPEATS ポータブル性は屈指!
SoundPEATS
Bluetoothスピーカー P2
防水防塵:IP65
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音質:○
屋外でも音楽をしっかり再現してくれる実力の持ち主。
バランス:○
やや中音寄りでこもった感じがありません。
バッテリー:△ 10時間
長時間の使用には向いていないようです。
総評 B+
検証した中ではもっとも低価格。十分な性能と言えるかもしれません。
4位: 音質がちょっと不安なOMAKER
コスパを考えたらあり!?
OMAKER
M6
防水:IPX5
実勢価格:2899円
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音質:△
若干こもった感じでストレスを感じます。
バランス:△
中低音を意識しすぎて、バランスはやや悪いかも。
バッテリー:○ 12時間
半日つけっぱなしでもOKの強力なバッテリー。
総評 B
コスパを考えればアリですが、音質がやや不安定かもしれません。
4位: ポータブル性には優れるAnker
IPX7対応も流石です
Anker
SoundCore Sport
防水:IPX7
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音質:○
ボディサイズが小さい分、音の迫力は薄めです。
バランス:△
中音の奥行きと低音のパワーがイマイチでした。
バッテリー:△ 10時間
長く聴きたい人には少々物足りなさも。
総評 B
持ち運びには便利ですが、音質にはやや難ありでした。
なお、こちらは新製品が登場しています。
Anker
Soundcore Icon Mini
防水防塵:IP67
実勢価格:2599円
6位: 使いやすさはあるけど
聴き心地が今ひとつTaoTronics
TaoTronics
Bluetoothスピーカー アウトドア
防水:IPX5
実勢価格:3980円
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音質:×
全体的に歪んでいて、やや不快に感じられます。
バランス:△
高音がキンキンしていて長時間は聴けないかもしれません。
バッテリー:○ 15時間
半日つけっぱなしでもOKのロングバッテリー。
総評 C
価格は安めですが、聴き心地はやや残念な評価でした。
なお、TaoTronicsからは、こちらの防水スピーカーが登場しています。
TaoTronics
Bluetooth スピーカー
TT-SK09
防水:IPX4
実勢価格:2399円
検証の結果、ベストバイに輝いたのはQTOPのスピーカー。低音から高音までの幅が広く、心地いい音を耳まで届けてくれます。防水に対応しているので、屋外で使っていて天候が急変した時も安心です。
大迫力な音を聴きたい人にはZENBREがおすすめ。低音をしっかりと利かせたチューニングで、野外でも音楽の鼓動を感じられるはず。スピーカーにこだわれば、レジャーのひと時が一段と盛り上がることは間違いないでしょう。