業界人の常識 「8の字巻き」
テレビの制作スタッフやカメラマン、バンドマンなど、コードとは切っても切れない仲の業界人なら誰でも知っているという、絡まないコードの巻き方があると聞いた編集部。
さっそくこの日の撮影を担当していたカメラマンから手ほどきを受けたので、画像で説明しながらご紹介します!
しかもこの巻き方、LANケーブルや延長コードなどにも応用できるとのこと。これでコードの収納に頭を悩ませる日々とはさよならです。
8の字巻きをマスターして 収納上手に!
それではさっそく、やり方をご説明します。
1. 親指の付け根にコードを絡ませ、中指と薬指の間を通します。
2. 同じようにコードを巻きます。2周目以降は外側に這わせながら、8の字にコードを巻いていきます。
3. まとまってきたら指を抜き、中心部をコードで巻いていきます。
4. 最後にコードの先端を内側に巻き込めば、あっという間に完成!
太いコードは もうひとつの8の字巻き
LANケーブルや太めのコードは、こちらの方法を試してみてください。テレビのADさんが、長いコードを輪っかに巻いているのを見たことがある人もいるかもしれません。
1. 輪っかを作り、人差し指と親指でクロスした部分を持ちます。
2. 1度めは普通に巻き、2回目は手首を返して巻くきます。
3. 3度めはまた普通に巻きます。
4. 普通の巻き方と手首を返す巻き方を交互に行って行くのがポイントです。
5. 輪っかは同じ大きさになるように巻きましょう。
6. 良いところでコードを留めれば完成!
交互に巻き方を変えることで、解いたときに絡まなくなります。輪っかに巻いたコードは、家具の後ろや目につきにくい場所に隠してしまえばお部屋もスッキリ!
ちょっとしたコードの巻き方ですが、知っているとなんだかプロっぽい感じがしますよね。
2パターンの「8の字巻き」で、イヤホンコードの絡まりもなくなり、毎回のイライラから解消されます。