いざというとき懐中電灯や キャンドルでは役不足
懐中電灯は置き場所がわからなくなりがち
キャンドルは火をつけるのにひと苦労
たとえ懐中電灯やなどの備えをしてあった場合でも、急な停電で真っ暗になってしまうとそこまでたどり着くのが困難なことも多いです。そのため、緊急時には蓄えた電力で「自動」点灯し、足元を照らしてくれることが重要なんです。
緊急時に活躍する自動点灯ライト 「生方製作所」がベストでした!
生方製作所
ピオマ ここだよライトS
実勢価格:3180円
今回、堂々のベストバイに輝いたのは部屋全体を明るい光で照らしてくれた生方製作所の「ピオマ ここだよライトS」。暖色系の優しい明かりながら十分な光量で、停電や震度4以上の地震が起こると自動で点灯し、部屋全体がふわっと明るくなり見えるようになります。
明るさは十分でナイトライトにも使える!
明るすぎず緊急時だけでなく普段から使うにもちょうどいい明るさで、寝室のナイトライトとしてもオススメできます。ライトは充電式なので、いざというときに電池切れという心配もありません。
広範囲の光は懐中電灯としてもOK!
広範囲を照らすので、読書など日用使いでも活躍しそうです。コンセントから外せば懐中電灯として約6時間も使用できるほか、消灯後は30秒間点灯してくれるので足元ライトとしても使えます。多少お値段はしますが、これ一点で安心して身動きが取れるなら買わない手はないでしょう。
格安のツインバードは 光は強いが範囲が狭いのが惜しい
ツインバード
停電センサー LEDサーチライト
実勢価格:2330円
「停電センサー LEDサーチライト」は、手持ちのときに2段階の明るさが選べ、オレンジ色の光でナイトライトとしても使えるほか、据え置き時も明るく強めの光を放ちます。ただ照射範囲が狭いのが惜しいところ。コスパなどを考慮すれば、一人暮らし世帯などのいざという時の備えとしては十分オススメできそうです。
白色系の強い発光で明るさは申し分なし!
明るさは2段階から選べるが範囲が狭い
C評価: ニッタンは光の範囲がかなり狭く
スポットライト的な感覚
ニッタン
地震保安灯 ゆれタンちゃん
実勢価格:3097円
感震時に自動点灯し電子ブザー音が鳴るサイレントモードと、夜の間接照明となるナイトモードを備えるニッタン「地震保安灯 ゆれタンちゃん」。中心の光の強さは相当ですが、スポット的すぎてあまり明るく感じません。懐中電灯として使っても、照らしている部分以外はかなり暗いので、不安が残る結果となりました。
光の当たる範囲がピンポイントすぎる
遠くまで光は届くが室内には向かない
緊急時のライトに必要なのは 「強さ」よりも「広さ」でした
今回のテストでわかったのは、光の広がりの重要性。照らされている部分の光が「強い」ことよりも、広範囲に光が広がっている方が、圧倒的に安心感がありました。
というのも、あまりにスポット的な光だと、結局は一寸先は闇であることに変わりはなく、不安は消えません。薄暗くでも部屋の全体に光が満ちている方が、危険は少ないなと感じました。
「夜は怖いぐらいに街が真っ暗になりました」とは、ある熊本地震の被災者の談ですが、特に高齢者や子どもがいる家庭で必須アイテム。この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。