AV家電アップデートで最強の部屋を作ろう!
好きなアーティストのコンサートやスポーツの試合観戦、映画やお笑いのライブなど、数々のエンターテインメントが今や高クオリティな配信ライブやサブスク動画で手軽に体感できる時代。
そんな進化するエンタメに対し、それを楽しむためのAV機器の性能やコスパは急激に上がっています。AV機器のアップデートを検討するなら、今が好機。ライブに近い臨場感を、おうちで味わってみませんか?
今回ご紹介するのは、画質もコスパも妥協なしの「総額8万円台で作る最強の4Kテレビセット」です。
4Kとサウンドバーでつくる格安最強テレビセット
リビングの主役といえば、真っ先に思いつくのはテレビですよね。
最近はスマホやタブレットで動画を見る人も多いですが、迫力の大画面や高精細な映像を楽しむなら、やっぱりテレビが圧倒的に有利です。
とはいえ、いま売れ筋の4Kテレビは10万円台、20万円台の製品もザラ。いくら性能がよくても、テレビにそんなに投資できないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初めて4Kテレビを買う人や安くても性能にこだわりたい人のために、格安4Kテレビにサウンドバーをプラスした、「シンプルで最強」なテレビセットを提案します!
格安ながらプロが認める高画質! ハイセンス「50A6G」
ハイセンス
50A6G
実勢価格:6万2800円
サイズ・重量:W111.7× D22.5×H70.9cm・9.8kg(スタンド含む)
チューナー:BS 4K/110度CS 4K×1、地上デジタル×2、BS・110度 CSデジタル×2
▼テスト結果
画質 :24/30点
操作性 :18/20点
音質 :16/20点
機能性 :26/30点
総合評価:84/100点
まずはメインとなるテレビです。テレビ選びは画質重視が正解。そこでおすすめなのが、画質で定評のあるハイセンスのエントリーモデル、「50A6G]です。
ひとつ上のクラスにあたる50U7Fと比べると、地デジでのノイズ処理や4Kでの輝度などには若干不満を感じましたが、色バランスのよさや高精細な映像はさすがと感じさせてくれました!
今まで国内大手メーカーのテレビしか使ったことのない人は少し不安かもしれませんが、ハイセンスはプロお墨付きの高画質を実現。近い価格帯の格安テレビを3製品比べたところ、音質以外はもっとも高評価でした。
そこで音質面を強化するために、サウンドバーをプラスしましょう!
サウンドバー Polk Audio「REACT」で音質をカバー
サウンドバーとは、テレビの前に置いて使うバータイプのスピーカーのこと。
現在のテレビは薄型化のためスピーカーに使えるスペースも小さくなっており、音質への不満が発生しがちですが、それを手軽に解消してくれます。
今回おすすめするのは、テレビの前に置けてケーブル1本でテレビとつないですぐに使えるサウンドバーです。
Polk Audio「REACT」
Polk Audio
REACT
実勢価格:2万5995円
サイズ・重量:W86.4×D12.1×H5.7cm・2.9kg
入力端子:HDMI(ARC)×1、光デジタル端子×1、Bluetooth
スペック:2.0ch、ARC対応、DTS対応、Dolby Digital対応
▼テスト結果
放送:8/10点
映画:7/10点
音楽:7/10点
総合:22/30点
映画も音楽も、音の出た瞬間から自然なサウンドをプロが絶賛したPolk Audio「REACT」。素の音質がとても優秀なうえ、奥行きの再現が素晴らしく、包み込まれるような上質な高音質です。
テレビとの接続もラクラクです
HDMI端子はARC対応でテレビからの連動操作も問題ナシ。Wi-Fi接続ではAlexaによる音声操作も可能です。
12製品比較でS評価を獲得
なお、「REACT」は1つ3万円以下で購入できるサウンドバー12製品を検証した結果、S評価を獲得した2製品のうちの1つ。音質も機能性もそろった優秀モデルとして高評価となった逸品です。
【まとめ】ハイセンスとPolk Audioで格安最強セット!
以上、動画コンテンツを満喫するための格安4Kテレビセットの紹介でした。
今回のセットは、格安4Kテレビの検証で高評価だったテレビに、足りない性能や機能をほかのデバイスで補完するというコンセプトです。
ハイセンス「50A6G」は格安でありながら、VODや録画機能などある程度の機能が備わっているため、プラスするのは音響を強化するサウンドバーのみでOK。そのぶんサウンドバーは少し高級なものを選んでいますが、それでも2点で8万円台です。
どちらのアイテムも比較検証によってプロが認めた製品。手軽にリビング環境のアップデートを図るのにいかがでしょうか。
『家電批評』7月号
晋遊舎
『家電批評』
2021年7月号
実勢価格:700円
『家電批評』7月号では、「AV家電で最強の部屋づくり」の特集をしています。おうち時間を充実させたい方は、要チェックですよ!
オーディオらしい高音質で勝負している貴重なモデルです。