ACアダプタが邪魔すぎ問題はタワー型電源タップで解決！
ノートPCや、スマホといったモバイル端末が増えると発生するのが、コンセントが足りない問題。特にACアダプターが大きめだと隣の差込口までふさいでしまうことも。
そこでおすすめなのが、ジャマにならず差し込みしやすい「タワー型の電源タップ」です。
なかでも、スマホやイヤホンなどの充電ができるUSB-C端子付きの電源タップがおすすめ。
ところが、ネット通販をのぞくと、1万円以上の製品から2000円台までピンキリ状態。どれを買っていいのかわからない人も多いはず。
そこで、USB Type--AとUSB Type--Cの両端子を搭載する、比較的安価なタワー型電源タップを4台セレクトして、1万円以上のプリンストンの電源タップと比較しました。
安価で使いやすいものがあるのか、チェックします！
タワー型電源タップの選び方は？
17台を接続できる1万円以上のプリンストンの高級電源タップをベンチマークとして、お手頃価格の製品を比較しました。
1万円の高級機を基準にお手頃価格製品を比較しました！
プリンストン
タワー型OAタップ PPS-PD65TW
実勢価格：¥11800
プリンストン(Princeton)「タワー型OAタップ PPS-PD65TW」は、定格1500Wの電力が超えた場合は電源を自動でオフにしてくれる機能も搭載し、安全性が高い製品です。
テスト方法
テストでは、以下の4項目を徹底比較しました。
安定性
Macbook Proの充電器や四角い大きなアダプタを実際にタップへ差し込み、簡単に倒れないかどうか確認しました。
設置面積
本体底面のスペックから点数を算出しました。
使い勝手
実際にスマホやパソコン、ワイヤレスイヤホンなどを充電し、きちんと通電しているか、同時充電ができるかもチェックしました。
安全面への配慮
安全への配慮は、ホームページや説明書記載の項目数から点数を算出しました。
タワー型電源タップのおすすめは？
プロと一緒に実際に使ってみた、タワー型電源タップのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
| 商品 | ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Verbatimタワー型電源タップ JPT-01
 |
|
92mm |
100mm |
193mm |
675g(約) |
11個 |
USB-A×2、USB-C×2 |
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エレコムECT-2220BK
 |
|
130mm(約) |
130mm(約) |
198mm(約) |
770g(約) |
12個 |
USB-A×3、USB-C×2 |
|||||
TESSANMini型電源タップ タワー TPDS04-JP-C
 |
|
100mm(約) |
100mm(約) |
127mm(約) |
650g |
8個 |
USB-A×2、USB-C×1 |
|||||
NVEESHOXタワー型電源タップ TP-VL3U12J-C
 |
|
129mm(約) |
106mm(約) |
180mm(約) |
660g |
12個 |
USB-A×2、USB-C×1 |
【1位】Verbatim「タワー型電源タップ JPT-01」
- Verbatimタワー型電源タップ JPT-01
- 実勢価格: ¥3,702〜
- 安定性
- 設置面積
- 使い勝手
- 安全面への配慮
口数が多いのにコンパクトで場所を取らない！
タワー型電源タップのおすすめランキング1位でベストバイに輝いたのは、A評価のVerbatim(バーベイタム)「タワー型電源タップ JPT-01」。
Verbatim「タワー型電源タップ JPT-01」は、プリンストン「タワー型OAタップ PPS-PD65TW」と比べるとふた回りほど小さめ。ACコンセントやUSBポートの数も多く、日常使いでは十分です。
差込口同士の間隔も広く、アダプタが大きくても隣の差込口を塞ぎにくいうえUSB PDにも対応しています。
USB-AとCで複数台充電する際に、ひとつをつなげたり外したりすると一瞬充電が止まりますが、充電に問題ありません。USBポートの差込口は少し近めです。
また、出力は公称値通りしっかりと出ていて使い勝手は抜群！
台座が小さいので本体上部に複数のアダプターをつなげると倒れてしまうのが弱点ですが、5000円(検証時)という価格を考えれば、お値打ちといえます。
コンセントは3極対応で、今回4製品中2位のエレコム「ECT-2220BK」は3極非対応なため使い勝手に差がつきました。
また、省スペース性で安定性と安全面を補い、ベストバイを獲得です。
- おすすめポイント
-
- USB-Cポートが2個搭載
- 設置面積が小さく場所を取らない
- 差込口は合計15個とたくさんつなげられる
- がっかりポイント
-
- 台座が小さくて不安定
- 幅
- 92mm
- 奥行
- 100mm
- 高さ
- 193mm
- 重量
- 675g(約)
- ケーブル長
- 2m
- ACコンセント数
- 11個
- ポート数
- USB-A×2、USB-C×2
- 型番
- 32250
使い勝手：口同士の間が広くて隣のアダプタに干渉しない
ACコンセントの差込口は向きが横向きになっていて、差込口同士の間隔が広く大きめのアダプタを差しても隣の差込口を塞ぎません。しかし、後述のようにアダプタの差し方には工夫が必要です。
設置面積：土台が小さくてスッキリ！
タワー型ながら土台のサイズが小さく、設置する際にスペースをとりません。机の上でも、部屋の隅でも、置きやすいサイズ感は◎。
安定性：アダプタを上部に集めると倒れやすくなる
サイズが小さくてどこにでも置けそうですが、土台が小さすぎて上に重いアダプタを差すと不安定になります。
少し手が当たると簡単に倒れるため、重いアダプタは下に設置するなど配慮が必要です。
【2位】エレコム「ECT-2220BK」
- エレコムECT-2220BK
- 実勢価格: ¥6,647〜
タイムセールは毎日開催中！Amazonで見る¥8,254〜
アイテム毎日更新中！楽天市場で見る¥7,184〜
- 安定性
- 設置面積
- 使い勝手
- 安全面への配慮
タワー型電源タップのおすすめランキング2位は、A評価のエレコム(ELECOM)「ECT-2220BK」。
USB-CポートはUSB PD対応で、公称値通りしっかり出力していました。コンセントの差込口は交互に分かれており、アダプタに干渉しづらくなっています。
コンセント部は耐熱性に優れた素材を使用し、ホコリの侵入も防止できます。サイズが少し大きめですが、安全性が高いです。安全面で選ぶならこれ！
- 幅
- 130mm(約)
- 奥行
- 130mm(約)
- 高さ
- 198mm(約)
- 重量
- 770g(約)
- ACコンセント数
- 12個
- ポート数
- USB-A×3、USB-C×2
- 型番
- ECT-2220BK
【3位】TESSAN「Mini型電源タップ タワー TPDS04-JP-C」
- TESSANMini型電源タップ タワー TPDS04-JP-C
- 実勢価格: ¥2,999〜
タイムセールは毎日開催中！Amazonで見る¥2,999〜
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- 安定性
- 設置面積
- 使い勝手
- 安全面への配慮
タワー型電源タップのおすすめランキング3位は、TESSAN「Mini型電源タップ タワー TPDS04-JP-C」。
横長のACアダプタを差し込むと下の差込口を隠してしまいそうですが、差し方を工夫すれば問題なく使えます。全製品で唯一上部にUSBポートがついています。
USB PDと3極コンセントに非対応なことと、安全面も通電ボタンと雷によって過電流を防ぐ機能のみで評価を落とす結果になりました。
- 幅
- 100mm(約)
- 奥行
- 100mm(約)
- 高さ
- 127mm(約)
- 重量
- 650g
- ACコンセント数
- 8個
- ポート数
- USB-A×2、USB-C×1
【4位】NVEESHOX「タワー型電源タップ TP-VL3U12J-C」
- NVEESHOXタワー型電源タップ TP-VL3U12J-C
- 実勢価格: ¥3,299〜
- 安定性
- 設置面積
- 使い勝手
- 安全面への配慮
タワー型電源タップのおすすめランキング4位は、NVEESHOX「タワー型電源タップ TP-VL3U12J-C」。
コンセントの差込口同士の間隔が狭く、大きめのACアダプタだと下の差込口を隠します。また、アダプタの形によってはUSBポートにも干渉します。
USB PDと3極コンセントには非対応です。また、安全面も通電ボタンと雷によって過電流を防ぐ機能のみでおすすめできません。
- 幅
- 129mm(約)
- 奥行
- 106mm(約)
- 高さ
- 180mm(約)
- 重量
- 660g
- ACコンセント数
- 12個
- ポート数
- USB-A×2、USB-C×1
- 型番
- TP-VL3U12J-C
まとめ：タワー型電源タップは使い勝手のよさで選ぼう！
以上、タワー型電源タップのおすすめランキングでした。
今回の検証で見事1位を獲得したのがVerbatimでした。
ACコンセントの口数は今回テストした4製品とも8個以上と必要十分。しかし、使い勝手で大きな差がつきました。
特に、ACコンセントの差込口にアダプタが干渉しないかが重要で、Amazonで購入した中華メーカー製などの下位製品は大きめのアダ プタを使用すると差し口を隠してしまうことも……。
一方で、1位のVerbatim「タワー型電源タップ JPT-01」と2位のエレコム「ECT-2220BK」は、ベンチマークとして比較した高級機のプリンストン「タワー型OAタップ PPS-PD65TW」と同様にアダプタが干渉しない設計で、アダプタの配置を考えれば邪魔になりません。
プリンストンと同等の使いやすさでお値段以上の力を見せたVerbatim「タワー型電源タップ JPT-01」は、電源タップをたくさん差す人におすすめです！
記事を参考にぜひ、自分にぴったりのお気に入りを見つけてください。
タワー型電源タップのおすすめ
Verbatim
タワー型電源タップ JPT-01
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高級機のプリンストンに比べると、サイズが全然違います。