貯まった段ボール処理は 専用アイテムが有効すぎます
通販サイトを利用したり、家電製品を購入したりするうちに、いつしか溜まっていく段ボール。
片付けるのは一苦労だけど、放っておくわけにもいかないのが辛いところ。そこで、切る、巻く、縛るという段ボール処理の3手順をラクにこなせる、便利&格安なアイテムを使ってみました。気になる効果のほどを紹介します!
【Step 1】段ボールの裁断は 物流業界御用達の専用のこぎり!
サイズや形状がバラバラな段ボールを、縛りやすいように整える裁断工程で登場するのが、段ボールをカットする専用のこぎり、「ダンちゃん」シリーズです!
長谷川刃物
段ボールのこ ダンちゃん キャップ付き
参考価格:440円
長谷川刃物
段ボールのこ スライドダンちゃん
参考価格:462円
「のこぎり」と言えど、サイズは一般的なカッターよりひと回り大きい程度。先端の形状が丸く、折れにくいため、安全面で優れているという点が物流のプロにも好評とのこと。切断する際にはのこぎりのように前後に引きますが、ある程度刃が入れば、そのままカッターのようにスーッと刃を滑らせることもできる優れものです。
刃の形状は同じですが、スライドダンちゃんは刃の長さを調節できるので、段ボールを開梱する際に中身を傷つけないなど汎用性が高い商品です。ダンちゃんキャップ付きは、解体頻度が高い人向きという印象でした。
ちなみに、ダンちゃんの刃はこんな感じです。
先端が丸く安全。カッターのように折れて破片が飛ぶ心配もないのが嬉しいポイントです。
こちらは通常のカッター
ケガの心配はもちろん、開梱する場合には中身を傷つけてしまうおそれもあります。
折れ目に刃を合わせて軽く引くだけで、耳の部分をラクにカットできます。
刃を入れた後は、押し下げるだけで一気にスーッと切れるので気持ちいいです。
一般的な段ボールより硬質なものも、すんなり刃が入る強度がありました。サンプルはMacの箱です。超硬いんです。
ある程度大きさを揃えたら、テープなどを巻きつけやすいようにまとめて裁断の工程は終了です。
段ボールの解体はもちろん、到着した段ボールを開梱するのにも便利ですよ!
【Step 2】結束するビニール紐は ケースに入れるとストレス激減
段ボールを切り揃えたら、次は紐を巻き付けますが、梱包用のビニール紐に対して、使いやすさの点で満足している人はまずいないのではないでしょうか。でも、たった100円のケースが、「転がる」「先端からほつれる」「ハサミじゃないと切れない」というビニール紐の弱点を解消してくれました。
山田化学
ひも収納ケース
購入価格:780円
内部に収納する紐の種類を選ばないというのも強みと言えます。「たかがビニール紐に、コレ必要?」と思うなかれ。想像以上の使い勝手なんです!
内部中央の突起にビニール紐の芯を合わせてケースに入れます。
中央の小さな穴から紐を出してセッティングは完了。
そのまま段ボールをまとめられます。
余った紐をカットできるのは、じつに気が利いています。
こういう失敗を防げるのが嬉しいんです!
【Step 3】最後のシメも 専用ツールで!
最後の結束工程では、力を一切使わず梱包できるひもくるりんが安定して使いやすい結果となりました。
イーリス
ひもくるりん
購入価格:648円
古新聞や古雑誌でも同様ですが、一番手間がかかるのはこの結束工程。フックを引っ掛けてくるくる回すだけで、頑丈な梱包ができ上がります!
まずは段ボールを巻いた紐にフック(金具部分)を引っ掛けます。
そのまま本体をくるくる回し、ねじれを発生させましょう。
結束状態の固まり(アンモナイトのようなダマの部分)ができたら、フックを引き抜きます。
余分な紐はしっぽ部分の刃でカットできます。これで結束は完了!
一旦、ゆるめに紐を結んだ後でも、段ボールの上下に紐を通して折り返した後でも、くるくる回すだけで女性でも強力に締め上げることができました!
【Finish】力を使わなくても キレイに仕上がりました!
ここまで紹介したグッズを使うと、女性の力でも簡単に、しかも美しくダンボールをまとめられます。
各工程で1点ずつアイテムを購入したとしても、合計1196円。溜まっていく段ボールをラクラク片付けられるのであれば、決して高くはないのでは?