根拠のない美容情報に惑わされない!
世の中にあふれすぎている美容情報や製品の数々。「SNSで流行っているから」「友だちがいいって言っていたから」と、真似したり買ってみたりして大失敗したことはありませんか?
そこでテストする美容誌『LDK the Beauty』エルビュー編集部が、今知っておきたい美容ネタ・美容のウワサを徹底調査しました!
美容テクありすぎ問題
TwitterやInstagram、動画サイトや口コミ、レビューの数々。美容情報はどんどん入ってくるけれど、まるごと信じるのはキケン!
そこで、巷に流れる「美容テクニックの真実」を専門家に徹底取材しました。
今回は、「UVケア」について。日焼け止めとUVコスメの使い方やケアのポイントを聞きました。
Q.日焼け止めを毎日塗ると骨折しやすくなる?
A.ウソ! 顔に塗ったぐらいで折れたら事件!
日光をまったく浴びない生活をしていると、ビタミンDが不足して骨がもろくなるのは本当ですが、毎日のUVケア程度で骨折することはないので大丈夫! 安心して日焼け止めを塗りましょう。
ビタミンDとは……?
日光を浴びると体内でつくられるビタミン。骨や歯の成長促進や強化、免疫機能の調整などを行います。
Q.日焼け止めの上にUVコスメを塗ると負担になる?
A.一部はホント。重ね塗りすることよりオフ時の摩擦に要注意
日焼け止めにUVカット効果のある下地やファンデを重ねること自体はOK! 注意すべきは、落とすとき(クレンジング時)の摩擦です。
マイルドなクレンジングでゴシゴシこするより、洗浄力の高いアイテムですばやく落とすのがベターです。
Q.SPF表示のある下地よりも日焼け止めの方が効果アリ?
A.そうでもない。検証ではUVカット率はほとんど同じだった
防御力が高そうなのは「日焼け止め」ですが、UV下地(日焼け止め下地』も同等レベルにカットできることが判明しました。
日焼け止め下地でもしっかりUVをカットしています。
優秀な日焼け止めも同様のカット効果がありました。
効果を得るにはしっかり量を塗る必要があるので、薄く伸ばしがちな色つき下地は量に気をつけて。
高評価の日焼け止め下地:&be
「UVプライマー」
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UVプライマー
実勢価格:3200円
SPF50+・PA++++
▼総合評価
- UVカット力:◎+
- 美肌補整力 :◎
- 崩れにくさ :◎+
過去に雑誌『LDK the Beauty』が行ったUV化粧下地18製品比較で、ベストバイに輝いたのが、&be「UVプライマー」。
化粧下地としても日焼け止めとしても超優秀! UVカット力と耐久性は見事でした。仕上がりも高評価で、下地のみでほどよく肌アラをカバー。ファンデーションを重ねると、ナチュラルなツヤ肌が完成します。
毛穴を埋めずに光で飛ばすタイプなので、仕上がりが自然です。黒ずみ毛穴だけではなく、赤みもカバーできました。
人工皮脂を吹きかけても、スチームを当ててもまったく崩れませんでした。鉄壁の崩れにくさでマスクでも安心です。
Q.SPF50+を正しく使えばゼッタイに焼けない!
A.ウソ! 焼けにくいアイテムじゃなきゃ意味ナシ!
UV塗料を塗ったマネキンに、雑誌『LDK the Beauty』のベスト・ワーストの日焼け止めを塗布すると、製品によって焼けにくさに違いが出ました。
このように、製品によって実力差がありました。SPF50+だから安心、と考えるのは間違いです。
以上、「UVケア」に関する真相でした。
自己流のやり方だったり、間違った思い込みが多いスキンケア。これを機に、正しい美容テクニックを身につけてくださいね。
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UVカットアイテムの重ね塗りは問題ありません。