夜までずっと乾かないメイクってどうすればいいの?
乾燥が気になるこの時季。あれこれ対策しても肌がカサカサ……。実はそんな人こそ、うるおいメイクをカン違いしてる可能性大! 大事なのはアイテムの正しい使い方と選び方なんです。
そこで雑誌『LDK the Beauty』が、下地やパウダーなど、保湿力をうたうベースメイクアイテムを集めて徹底検証!
ちょっとした選び方のコツや知っておきたい知識やテクニック、化粧直しやスキンケアなど、肌をうるおいたっぷりに長く保てるアイテムをリサーチしました。
今回はメイク編より、うるツヤ肌をつくる化粧下地の選び方と高評価の化粧下地をご紹介します。
皮脂崩れ防止下地は肌のうるおいを奪われるリスク大!
「乾燥を防ぐ」の文字がパッケージにある、皮脂崩れ防止をうたう化粧下地。実は、皮脂を吸着する成分のせいで、うるおいのフタが不足気味になっていることも……。
皮脂を吸着する酸化亜鉛が上位に記載されています。乾燥と皮脂崩れ防止の両方をうたっている場合は、皮脂吸着成分が高配合されているケースが多いんです。
皮脂は肌のうるおい保持に必須で取りすぎは禁物。崩れ防止下地系は皮脂を吸う粉体が多く配合されているので、乾燥が気になる人は、Tゾーンなどベタつく部分だけに取り入れましょう。
地崩れ防ぐなら硬い下地より伸びのいいやわらか下地を
ファンデーションの前に塗る化粧下地。ファンデーションのノリをよくする、皮脂を抑えて化粧崩れを防ぐといった役割がありますが、さまざまな製品があって選ぶのが難しいですよね。
実は、メイクしたての状態を長くキープしたいなら、下地選びも重要なんです。
下地のテクスチャーによって崩れ方も違ってきます。
やわらか下地
スキンケアのようにやわらかくゆるめのテクスチャーが目印。指でサッとするだけで一気に広範囲に伸ばせるのが特徴です。
硬い下地
しっかりと固まり感があり、伸ばしたときに引っかかりを感じるタイプ。スジムラが残りやすいので、少量ずつスタンプ塗りを。
メイクの乾燥崩れを防ぐには、やわらかく伸びがいいテクスチャーの下地が狙い目。皮脂となじんで自然に仕上がり、いざ崩れてもズルッと地崩れしたような大惨事は避けられます。
高評価アイテム:ももぷり「しあわせの桃肌クリーム」
ももぷり
しあわせの桃肌クリーム
SPF23・PA+++
実勢価格:1210円
▼テスト結果
- 仕上がり :◎
- 保湿力 :◎+
- 崩れにくさ:◎
- 総合評価 :A
雑誌『LDK the Beauty』2023年2月号で、うるおいキープをうたう保湿下地8製品比較でベストバイに輝いたのが、ももぷり「しあわせの桃肌クリーム」。
高い保湿力に加え、見た目にうるおいを感じる仕上がりがNo.1評価を得ました。
仕上がり:光でにごりが飛んで素肌がキレイな印象に
うるおった素肌に宿るようなツヤと透明感が生まれ、色ムラも光で飛ばしてくれます。ピンクの色みで暗くくすんだ肌も血色良好に。
しっとりうるうる&大人も使えるピーチカラー。一見浮きそうなピンクですが、肌なじみがいいから臆せず試してみてください!
保湿下地は崩れやすいのでメイク前に余分な油分をオフ
油分が多い保湿下地は、乳液やクリーム、皮脂と合わさるとヨレの原因に。保湿効果が望める分、崩れやすいんです。
保湿下地は他の下地よりオイルや保湿成分が多めです。
メイク前にティッシュで余分な油分を拭き取ることが大切。ティッシュをふんわりのせてやさしくプレスすればOKです。乾燥しているのに部分的に崩れてしまう人は、思い切ってオフを!
以上、うるツヤ肌をつくるメイクのコツとおすすめアイテムのご紹介でした。
毎朝のメイクは自分のルーティーンがあって、マンネリ化しがち。ちょっとしたところを見直せば、乾燥崩れは防げます。気になったらぜひ試してみてくださいね。
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トーンアップ下地も粉体の量が多く乾きやすい傾向が。