ホントに買っても大丈夫? 無印3000円スニーカー
なんといっても3000円を切る価格が最大の魅力の無印スニーカー。とはいえ、いくら無印といえども、こんな安価でホントに大丈夫なんでしょうか? そのギモンを解消するため、服飾ジャーナリストさんの鑑定+実用テストをしてきました! その結果、ぜひご覧下さい!
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無印良品
撥水オーガニックコットンスニーカー(紳士)
実勢価格:2980円
※婦人用もあります!
雨の日専用にピッタリ! 靴下が全然濡れません
いくら下ろしたてとはいえ、霧吹きで数十回水を吹きかければ……と思いきや、足元に水がしみ込むことがないという水を弾く力は秀逸でした。具体的にいえば96回目でタンのすき間から水が入り込んでしまったのですが、靴下がまったく濡れなかった生地自体の防水性の高さは、テストをしていてちょっと驚くレベルでした。
足にピタっとフィットする 識者が感心したインソール
足にしっかりフィットする理由は、このインソールの完成度が高いからです。「価格を考えると、インソールのつくりが良いですね! 履き心地の良さは、この影響でしょう」(服飾ジャーナリスト 飯野高広さん)。
インソールは取り外せるので、洗うのもラクチンなのがイイ!
ただし、細かな仕上げに ちょっと難がありました
縫製や生地などのクオリティは値段相応で、特に目立つ部分はありません。ですが、左右のヒールの高さが合わなかったり、縫製にズレがあるなど、全体的な仕上がりに難がありました。
[最終結論]雨の日に 外に出るのが楽しくなります!
全体的なデザインはややおとなしめで、「コンバースのキャンバスを履くのはちょっと恥ずかしいかも」という大人の男性が履いても違和感ありません。「撥水性や履き心地にコストをかけた、機能的なスニーカーです」(服飾ジャーナリスト 飯野高広さん)と、実用性もバツグン! 普段履きとしてもいいのですが、雨の日専用のスニーカーとして使うのも良いですね。
3000円という価格を考えれば、間違いなくコスパが高すぎる1足でした!
検証にご協力いただいたのはこちらの方です!
服飾ジャーナリスト 飯野高広さん
『紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで』(朝日新聞出版)を著するなど、紳士靴への造詣が深いジャーナリスト。