楽しいことをあきらめない!「大人の趣味活」って?
感染症対策による外出自粛や旅行控えなどが長引き、楽しい話題が少なくなっていた昨今。ただ、お家時間が増えたことで新しい趣味に目覚めた人も多いのではないでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌「MONOQLO」は、「どんな時だって楽しいことを探すのをあきらめたくない」と大人の趣味活を徹底検証。インドアでも少人数でもとことん楽しめる趣味の数々とおすすめアイテムを紹介します。
今回はお気に入りの中古スニーカーを蘇らせる最強の道具とお手入れ方法です。
長年履いたスニーカーも最強の道具で簡単に修繕できる
スニーカーは履いているとどんどん傷や汚れが目立ってきますが、お気に入りシューズはいつまでもきれいに履き続けたいですよね。
そこで今回は中古で購入したスニーカーが蘇るおすすめアイテムとケア方法から「傷の補修・表面の艶出し」について、靴磨き職人・伊藤由里絵さんに教えてもらいました。
おすすめアイテム3選
スニーカーの傷の補修、表面の艶出しにおすすめアイテムはこちらです。
おすすめアイテム1:コロンブス「アドベース」
コロンブス
アドベース
実勢価格:530円
コロンブス「アドベース」は、ひびや剥がれなどの傷は補修するパテです。
傷をパテで埋めていきます。使用後はよく乾燥させましょう。
おすすめアイテム2:ルボウ「ブリストル ピッグヘアブラシ」
ルボウ
ブリストル
ピッグヘアブラシ
実勢価格:880円
おすすめアイテム3:サフィールノワール「シュークリーム クレム1925」
サフィールノワール
シュークリーム クレム1925
実勢価格:2070円
サフィールノワール「シュークリーム クレム1925」は、革靴用のクリームですが、合皮にも◯。豚毛ブラシで全体に馴染ませ布で拭けば味のある艶が出ます。
こちらのおすすめアイテムを使ったスニーカーのお手入れの方法をご紹介します。
CASE1:傷やひび
こちらはメルカリで1280円で購入したスニーカーです。傷に入り込んだ汚れやひびをキレイにしていきます。
1:傷についた汚れを落とす
長年愛用していると傷に加えてアッパーにひび割れが生じることもあります。この場合は補修用のクリームが必要になります。補修前にはまず全体の汚れ落としから。馬毛ブラシを使って可能な限りきれいにします。
2:傷をアドベースで埋める
傷やひびの補修には「アドベース」を使います。ヘラで適量をすくい、傷口に押し込むように塗り込んでいきます。「アドカラー」でも補修はできますが深い傷やひびにはこちらが効果的で仕上がりも抜群です。
3:表面をヤスリでならす
「アドベース」は工作用のパテのような役割をします。30~40分ほど乾燥させたあと、仕上げに240番と400番の紙やすりで表面の凹凸を整えてください。やや作業は難しいですがやすり前と後の仕上がりの差は段違いです。
完成:ここまできれいになりました!
ここまできれいに! やや難易度は高めですが、チャレンジしてみてください。
CASE2:表面のくすみ
続いては表面のくすみ。こちらはメルカリで4500円で購入しました。
1:まずは汚れを落とす
スニーカーの耐久年数は2~3年が目安。履く頻度が高いと劣化も早まり、全体に色がくすんでしまいます。馬毛ブラシやローションで汚れを落とし、クリームを塗り込んで艶を戻しましょう。
2:クリームを塗り込む
今回は「クレム1925」を光沢のある布でスニーカーに塗り込み艶出しをしました。エアフォースワンのような合皮素材には革の栄養補給や保湿効果は必要ありませんが、艶出しの観点では一定の効果が期待できます。
3:ブラシで馴染ませる
クリームを馴染ませるため、コシのある豚毛ブラシでガシガシとブラッシング。クリームが表面にピッタリと密着し艶が出ます。ブラッシング後に再度布で拭きあげると、さらに艶が生まれます。
完成:ここまできれいになりました!
履き始めた頃の輝きを取り戻しました!
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以上、お気に入りの中古スニーカーを蘇らせる最強の道具とお手入れ方法でした。ぜひお試しくださいね。
初心者でも簡単にきれいな状態になります。