[POINT1]接続する端子が違うと ポテンシャルを発揮できない!
USB3.1対応なのにUSB2.0ポートに挿してしまうといった具合に、下位のインターフェイスに接続してしまうと宝の持ち腐れ。必ずポータブルSSDが持つ最大速度のインターフェイスを使って接続しましょう。USB3.1非対応の場合は、最低でもUSB3.0に接続します。
もっとも高速なのはUSB3.1のType-C
左側の端子がType-C。最近ではスマホでも採用が増えている最新の高速規格です。
USB3.1 Type-C搭載の機種はまだ少ない
MacBookやDELLの最新モデルXPSならType-Cポート搭載です。
USB3.0でも400MB/s以上出れば問題なし!
USB3.0とUSB3.1(Gen1)の転送速度はほぼ同じ。400MB/s以上の速度が出ていれば問題ありません。
[POINT2]「思ったより遅い…」 変換コネクタやケーブルが原因かも
手持ちのケーブルが不足しているからと言って安易に変換コネクタを利用するのは注意。変換時のロスによって速度低下を引き起こすこともあります。また、ケーブルが粗悪品だと速度低下の原因となるので注意が必要です。
コネクタの変換を伴うため速度低下の原因となります。
TypeC=USB3.1とは限りません
Type-Cコネクタを搭載するケーブルであってもUSB2.0の転送速度にしか対応していないケースもあります。せっかくUSB3.1 Gen2の対応環境があってもこういったUSB2.0や3.0、3.1 Gen1ケーブルを選択すると速度低下に繋がるので注意です!
[POINT3]聞き慣れないけど 実は重要「UASP」
USBの拡張機能として利用されるUASP。USB2.0以降で利用されるこのモードが何らかの理由で無効になっているとUSB3.1の性能を発揮することができません。デバイスマネージャーからUASPモードの有効か無効かは確認できるため、極端に速度が遅いと感じた場合は設定を確認し、無効になっているなら有効にしておきましょう。
デバイスマネージャーの「USB接続SCSI(UAS)マス ストレージ デバイス」が表示されていればUASPモードは有効です。
ポータブルSSDに限らず、外部機器と接続してファイルを転送する場合、本当に転送が実行されているか不安を覚えることがあります。そんな場合に役立つのがアクセスランプ。データの送受信時に点滅を繰り返すので転送状況が一目瞭然で安心です。