最高にラクな大掃除アイテムを厳選してご紹介
キッチンのベトベト油汚れや頑固なコゲ、お風呂場のヌルヌル、トイレの黒ずみ、曇った窓や網戸のホコリ……。家にいる時間が増えた今は、ちょっと放置しただけで家中のあちらこちらが汚れてしまいがちですよね。
そこで、これまで数多くの掃除グッズをガチ検証してきたプロと編集部が、本当にラクできる「大掃除の最強アイテム」をピックアップ。面倒くさい汚れを一発で解決できちゃうアイテムを場所・汚れ別に一挙公開します!
今回は、キッチンや浴室の「パイプクリーナー」3選をランキングでご紹介します。
ヌメリ汚れには強力洗剤を「塗って放置」するだけ
気付くとヌメリ汚れや嫌な臭いが発生している排水口。手も届きにくいし、できれば触れたくないという人は多いのではないでしょうか?
そんな排水口の汚れは「塗って放置」で解決できちゃうんです! 排水口のヌメリをとかして落とす「パイプクリーナー」なら、ノータッチでピカピカになります。
実際に検証したのでご覧ください。
▼Before(塗布前)
こちらは、たんぱく質でできたゼラチンをプレートに塗り、排水口についたヌメリを再現したものです。クリーナーを塗布して15分後の溶け具合を検証しました。
▼After(塗布後)
ベストバイとなった製品は、数分でゼラチンが溶け始めました! 時間が経つにつれて溶け、最終的に今回検証した3製品すべてヌメリが落ちる結果となりました。
それでは、ほったらかしで排水口のヌメヌメ問題を解決する「パイプクリーナー」3選をご覧ください。
しっかり落ちてコスパ最強! 花王「パイプハイター高粘度ジェル」
花王
パイプハイター
高粘度ジェル
実勢価格:196円
容量:500g
※Amazonは「amazonパントリー」の購入ページになります。
▼評価
汚れ落ち:◎
粘度:○
コスパ:◎(1mあたり0.4円)
花王「パイプハイター高粘度ジェル」は、今回2位で過去ベストバイの「パイプユニッシュ プロ」を超えた洗浄力と値段の安さを誇りました!
無駄使いをしないようにと量を減らしてうと、あとでヌメリなどが再発生しやすくなります。そのためコスパも重要となりますが、こちらは1gあたり0.4円と他製品の半分。コスパを気にせずガンガン使えますね。
▼After
放置するだけでゼラチンがかなり溶けました。
▼粘度
「パイプユニッシュ プロ」よりも粘度が弱めですが、ヌメリに対してはねっとり絡んで落とします。
粘度が強く広範囲に効く ジョンソン「パイプユニッシュプロ」
ジョンソン
パイプユニッシュプロ
実勢価格:303円
容量:400g
※Amazonは「amazonパントリー」の購入ページになります。
▼評価
汚れ落ち:○
粘度:◎
コスパ:○(1mあたり0.8円)
ジョンソン「パイプユニッシュプロ」は、ドロっとした薬液が塗った瞬間から広がってヌメリを落としていきます。汚れを広範囲に渡って落とせましたが、パイプハイターには少し及びませんでした。
▼After
広範囲を溶かしました。
▼粘度
ドロっとした薬剤で汚れにからみつきます。
汚れ落ち力は強い ドメスト「パイププロ濃縮タイプ」
ドメスト
パイププロ 濃縮タイプ
実勢価格:333円
容量:400ml
※Amazonは「3個セット」の購入ページになります。
▼評価
汚れ落ち:○
粘度:○
コスパ:○(1mあたり0.8円)
ドメスト「パイププロ濃縮タイプ」は、薬液自体の汚れ落とし力は高く、ヌメリに効きます。ただ粘度が弱くサラッとしているため、薬液がすぐに流れ落ちてしまい、汚れが落ちにくい結果となりました。
▼After
狭い範囲の汚れを落としました。汚れ落ちは強力です。
▼粘度
サラッとした薬剤で流れやすいです。
キッチンや浴室のヌメリを落とす「パイプクリーナー」3選をランキングでご紹介しました。どの製品も十分にヌメリはとれましたが、ガンガン使うなら「パイプハイター高粘度ジェル」がベスト! ぜひお試しくださいね。
排水口についたヌメリをかなり落としてくれます。