2020年の総決算! ぜったい欲しくなる最新AV家電
なかなか出かけづらい今日この頃。家でゆっくり過ごすとなれば、この機会にAV家電類を充実させてしまうのもいいかもしれません。
高画質4Kテレビや憧れのホームシアター、ハイスペックなオーディオ類など、いま導入すれば自宅で心ゆくまで楽しめてしまいます。
日々さまざまな最新家電を紹介している雑誌『家電批評』では、そんなみなさんの物欲を直撃してしまいそうな、オーディオ&ビジュアルの新製品をピックアップしました。
今回は、新製品を含めたBluetoothスピーカー10製品を比較した結果、1位になった製品を紹介します。
最新Bluetoothスピーカー10点をプロが採点
注目のBluetoothスピーカー10点を集め、音のプロがチェック。「高音域」「中音域」「低音域」「解像感」「迫力」を各20満点として編集部と採点して比較しました。
▼テスト方法
個室にスピーカーを縦置きまたは横置きにして、ジャズのライブ・音源、J-POP、ロックを聴きました。そのうえで、高音域・中音域・低音域の音がきちんと出せているか、音の解像度が高いか、迫力があるかを識者と編集部で採点しました。
その結果、Bluetoothスピーカーのベストバイとなったのがこちらです!
手のひらサイズなのにリッチな音を再生する「EMBERTON」
Marshall
EMBERTON
実勢価格:2万2990円
2020年10月8日発売
サイズ・重量:W160×H68×D76mm・約700g パワー・アンプ:10W クラスDアンプ×2 フル充電時間:約3時間 防塵・防水:IPX7 バッテリー:約20時間 Bluetooth:5.0 対応コーデック:SBC
▼テスト結果
高音域:18.5/20
中音域:18.5/20
低音域:19.5/20
解像感:18.0/20
迫力 :18.0/20
合計 :92.5/100
Marshall「EMBERTON」は、手のひらにおさまるハンディサイズなのに、ライブ音源は会場で聴くように個々の楽器の音をリッチに、しっかりと響かせてくれるのが素晴らしいです。J-POPなどはボーカルが前面に出てくるので、音を小さくしてもしっかり聴けます。
解像度はやや緩いけれど、タイトで締まった低音なので聴きやすいのもさすが。360度に音が広がるうえIPX7防水仕様なので、バーベキューなどアウトドアのBGMに使うのもオススメ。室内、アウトドアなどどこでも使える万能スピーカーです。
マーシャルというとギターアンプのイメージが強いですが、「ギターのようにひずませた音が鳴るのでは?」という心配は無用。音の細部にまでしっかりこだわっていて、ボーカルの輪郭がわかりやすいです。個々の楽器の音もしっかり聞こえます。
しっかりと個々の楽器の音と声を聴かせてくれますね
ベストバイのワケ:実用性も抜群でした
ポイント1:この見た目で、水没にも耐える
「一時的に一定水深の条件に水没しても内部に浸水しない」IPX7を備えています。アウトドアの使用にはまず問題ありません。実用性も抜群です。
ポイント2:360度に音が広がります
マルチディレクショナル(全方位)サウンドを採用し、部屋の隅で聴いても音質がさほど変わりません。
以上、マーシャル「EMBERTON」をご紹介しました。手のひらサイズなのにプロ絶賛の音が楽しめるので、気になった人は、ぜひ購入を検討してみてください。
『家電批評』2020年11月号
家電批評
2020年11月号
特集「AV家電大図鑑」のが掲載された『家電批評』2020年11月号はこちらから購入できます。気になるオーディオ&ビジュアルの新製品を紹介していますのでぜひチェックしてみてくださいね。
サイズからは想像できない低音の量感!