2020年9月に発表されたApple新製品を専門家が解説!
2020年9月、アップル恒例の新製品発表会が行われました。AppleWatchやiPadの新モデル、新サブスクと発表会はなかなかのボリューム。ということで、雑誌『家電批評』がAppleの新製品ニュースをお届け! 専門家に率直な感想を伺い、Appleの新製品を解説してもらいました。
今回は、「iPad Air 第4世代」のご紹介です。
ツイッタートレンドを席巻した新仕様「iPad Air 第4世代」
iPad Air 第4世代
実勢価格:
Wi-Fiモデル/6万9080円~
Wi-Fi + Cellularモデル/8万5580円~
サイズ・重量:W178.5×H247.6×D6.1mm・458g(Wi-Fi)、460g(Wi-Fi+Cellular)
チップ:A14 Bionic
画面サイズ:10.9インチ(2360×1640ピクセル)
ストレージ:64GB、256GB
カメラ:12MP広角カメラ、7MP FaceTime HDカメラ
スピーカー:2基
Wi-Fi:802.11ax Wi-Fi 6、同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、MIMO対応HT80
iPadシリーズでは、iPad Airと無印のiPadに新モデルが登場しました。
新モデルとなる「iPad Air 4」は前面のホームボタンが廃止され、10・9インチのオールスクリーンLiquidRetinaディスプレイを採用。iPad Proのような高級感あふれる外観に生まれ変わりました。
チップはiPhone 12にも採用されるであろう「A14 Bionic」が搭載され、前モデルと比べると40%もパフォーマンスが上がっています。
接続端子はUSB-Cに変更され、外部機器の接続がより手軽になりました。トラックパッド搭載の「Magic Keyboard」や第2世代「Apple Pencil」にも対応し、隙のない構成です。
ポイント1:超広角はないけど前後2カメラの構成に
メインカメラは超広角ではなく、12メガピクセルの広角カメラを採用。フロントのFaceTime HDカメラは7メガピクセルで、前後2カメラの構成となっています。
ポイント2:Magic Keyboardに対応
発売時に大きな話題となった、トラックパッド付きの「Magic Keyboard」に対応。もちろん、これまでと同様に「Smart Keyboard Folio」も利用できます。
ポイント3:Touch IDが使える
ホームボタンは廃止されましたが、トップボタンにTouch IDを内蔵。顔認証ではなく指紋認証を残したのは、マスク装着が続くアフターコロナを見据えてのことでしょう。
ポイント4:ApplePencilも第2世代に
Lightning端子が廃止されたことにより、対応のApple Pencilが第2世代へと変更。側面にマグネットで装着して充電できるので、より手軽です。
ポイント5:Apple女子もニッコリの5色展開
新たにグリーンとスカイブルーが追加され、従来からのシルバー・スペースグレイ・ローズゴールドと合わせてカラーバリエーションは5色に拡大。発表会でも推されていたスカイブルーに人気が集まりそうです。
【専門家の率直な感想】ライトユーザーに最適!
唯一ラインナップ刷新となったAirですが、要は廉価版Proという気も。ストレージラインナップの少なさはやや不満ですが、6万9080円からの価格はなかなかのインパクトです。
ちなみに、「iPad Air 第4世代」がProとちょっと違うのは、以下のような点。
iPadに超高性能カメラはいらない、高すぎるモバイルは気を使う、そろそろ新型が欲しい、などのニーズで「iPad Air 第4世代」への注目度は高く、「ライトユーザーに最適!」と言えそうです。
以上、2020年9月に発表されたApple新製品「iPad Air 第4世代」のご紹介でした。
気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
▼iPadProとPro以外の違いは? 初めてiPad購入を検討しているならこちら
Touch IDが電源ボタンと一体になりましたが、Proとの差別化のうまい落とし所かなと思います。