ICレコーダーを使うと便利な
シーンは意外に多いんです

大人数の会議や講演会、日々の学習、習い事など、いちいち発言をメモするのが面倒だったり、メモをとる間もなく会話が進行してしまうことってよくありますよね。

そんなときは、会話や発言を録音して、あとから聴き返せばいいんです。そこで役に立つのがICレコーダー(ボイスレコーダー)。

ビジネスでの使用をイメージする人も多いですが、じつは普段の生活の中でも、忘れたときに聴き返したり、覚えておくべき重要なことを音声にして吹き込んだりと意外に役に立ちます。

ICレコーダーがあると便利なシチュエーションは大きく分けて3つ

・打ち合わせや会議の録音
多くの人が発言する場面ではメモをとるのもひと苦労、場合によってはメモをとるのに必死で自分が発言できなくなってしまうことも。ICレコーダーがあればしっかり会議に参加できます。

・講演会や発表会の録音
講演会などは、その道の専門家から話を聞ける絶好の場。できればメモなどをとらずに発言に耳を傾けたいものです。ICレコーダーに録音すればあとから聴き返すのも簡単です。

・語学学習の録音
自分や講師の発音を何度も聴き返してチェックしたり、講義の内容を録音して自宅での学習時に再生しながらノートをとるなど、学習面でも大いに役に立ちます。

これらのシチュエーションでは、メモを取ったりするよりもはるかに便利で、会話にも集中できます。
また、起動から録音開始までにかかる時間が短いICレコーダーなら、とっさの場合でもすぐに録音できるため、防犯にも役立ちます。スマホアプリの録音機能よりもはるかに素早く使用できるので、とっさの時にも使いやすくなるんです。

ベストバイとなったICレコーダーはこちら!

使い勝手のよさ、音質、録音データの再生・管理などすべてが高評価で、ビジネスはもちろん日常的にも使いやすいICレコーダーです。録音した音声の聞きたいところにスキップしたり、同じ箇所を繰り返し再生する機能も搭載されています。

パナソニック
RR-XS470
実勢価格:8427円

それでは続いて、ICレコーダーの選び方を見ていきましょう。

【選び方】音質だけじゃなく
管理機能や使い勝手も重要です

ICレコーダーは音声を収録する機器であるため、まずは音質が重要になりますが、それだけで良し悪しを決めるのは早計です。

起動から録音開始までにかかる時間が短かかったり、ボタンひとつで録音モードから再生モードに切り替えられるといった、使い勝手に関する機能や、録音したファイルをパソコンに転送したり、狙ったシーンだけを素早く再生できるなどの管理性能もしっかりチェックする必要があります。

そこで今回は、
・使いやすさ
・録音/再生
・データ管理
の3つのポイントについてテストしています。

【使いやすさ:40点満点】
いくら音質がよくても、使い勝手が悪いようでは日常の使用にストレスを感じてしまいます。

高機能・多機能であるほどいいというものではなく、録音するシーンが多岐にわたるなら、録音モードの切り替えが可能なもの、逆に特定のシーンでしか使用しないなら、機能がシンプルですぐに録音を開始できるものなど、使用スタイルに合わせて選ぶのもいいでしょう。

起動から録音開始までの時間や、録音データの取り出し方、パッと起動してサッと録れるボタンの配置など、録音やモード切り替えが簡単に行える操作性のよさが重要です。

録音ボタンはもちろん、モード切替やロックなどの操作が行いやすいボタン配置が重要です。

メモリーカード対応モデルなら音声ファイルを管理しやすく、容量の拡張も可能です。

パソコンに直接接続できる充電式のものなら、バッテリー切れの心配がなく、長時間の録音が可能です。

【録音/再生:30点満点】
ICレコーダーは音声を収録する機器であるため、まずチェックしたいのは音質録音モードです。内蔵マイクが大きく露出していたり、左右に配置されているものはワイド録音に対応しているなど、見た目でもある程度判断できます。

録音モードは、高音質なリニアPCM録音(WAV形式)、容量を節約できるMP3形式に対応しているものが多いです。

音質に特化した高性能モデルの場合はマイクが大きく露出していますが、場合によっては感度がよすぎてちょっとした雑音も拾ってしまうことがあります。こうしたモデルはしっかり固定して録音すると、ノイズが入りにくく、鮮明に録音できます。

1方向を集中的に録音するズーム録音と、周囲を広範囲に録音するワイド録音の、2つの録音モードを搭載していれば、幅広いシーンで使うことができるのでオススメです。

【データ管理:30点満点】
せっかく録音しても、ファイルの移動や取り出しが面倒だったり、目的のシーンを聴くために長時間再生しなければならないのは面倒です。また、ノイズキャンセル機能があれば周囲の雑音が抑えられるため、音がクリアになります。

ボタンひとつでノイズキャンセルのオン/オフが可能だと使いやすいんです。

※オリンパスHPより抜粋

ノイズキャンセルによって周囲の雑音が軽減され、対象の音声が強調されます。

また、スキップ機能があれば長時間の音声も快適に聴けます。

シーンスキップ機能があれば、無音シーンなどの不要部分をカットし、聴きたい箇所だけをピンポイントに聴くことができ、そこだけをリピート再生することも可能です。「シャドーイング」というリピート機能ですが、これに対応していれば、英会話学習などに有用です。

これらの機能に加えて、予算使用用途サイズ感などを総合的に判断しながら選ぶのが重要です。

ではいよいよランキングを紹介していきましょう!

【1位】パナソニック RR-XS470
広範囲もズームも満足のいく音質

ズーム・ステレオ(ワイド)の録音に対応しており、録音モードに合わせてマイクポジションを変化できます。また、再生時に聴きたい方向の音声を強調するフォーカス再生機能が搭載されているため、大人数での会議を録音しても、対象の音声をしっかり聞き取れます。

内蔵メモリー容量は8GBあり、最長で2154時間の録音が可能。ズーム・ステレオともに録音音声はクリアで、屋外の雑踏の中でも対象の音声をしっかり聞き取ることができました。

録音シーン設定は6種類あり、環境に応じて簡単に切り替えられます。USB接続によりパソコンから充電できるため、出張旅行に持っていくのにもピッタリです。多機能で使い勝手がいいICレコーダーを探しているなら、まず本機をチェックしましょう。

パナソニック
RR-XS470
実勢価格:8427円


サイズ・重量/40.2(W)×105(H)×14.8(D)mm・約55g
メモリー/内蔵8GB
ファイル保存形式/MP3・リニアPCM録音
最大録音時間/約2154時間
最大ファイル数/1393
電源/単4形アルカリ乾電池×1
最大電池継続時間/約38時間

ズーム録音とステレオ録音の切り替えはワンタッチで行えます。録音モードを切り替えることでマイクポジションが変化し、それぞれに最適なマイク位置になります。なお、ステレオは「会議」、ズームは「講義」に割り当てられています。

背面には大きめのスピーカーが搭載されており、録音ファイルが聞きやすくなっています。このスピーカーの音質がいいのも◎

本体側面にあるスライダを操作するとUSBコネクタが飛び出し、パソコンに直接接続できます。これならファイルの取り出しが簡単で、同時に充電も行えます。ノートパソコンと一緒に持ち歩くのもオススメです。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 36/40
  • 録音/再生: 26/30
  • データ管理: 25/30
  • 合計: 87/100

【2位】オリンパス V-873
内蔵+外部メモリーで長時間録音が可能

内蔵メモリー8GBに加えてmicroSDカード32GBまで対応しています。このおかげで長時間録音が可能です。

USBコネクタも搭載されているのでmicroSDカードを取り出さなくても本体を直接パソコンにつないで録音ファイルを管理することもできます。

オリンパス
V-873
実勢価格:8536円


サイズ・重量/14.8(W)×126(H)×14.8(D)mm・約34g
メモリー/内蔵8GB
ファイル保存形式/MP3・リニアPCM
最大録音時間/約2158時間
最大ファイル数/1194
電源/単4形乾電池×1

本体背面のスタンドを起こせばマイクの方向がやや上向きになるため、対象者に向けやすくなります。音質もクリアで聞き取りやすいんです。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 36/40
  • 録音/再生: 25/30
  • データ管理: 23/30
  • 合計: 84/100

【3位】パナソニック RR-XP009
スティック型ならこれが最強!

ペン(スティック)型で軽く小型のため、ポケットに入れたまま録音できます。コンパクトながらボタン類もしっかり搭載されており、モードの切り替え再生も簡単に行えます。

また、操作しやすい場所にホールドスイッチがあるため、誤作動の防止にもなります。

パナソニック
RR-XP009
実勢価格:7500円


サイズ・重量/14.8(W)×126(H)×14.8(D)mm・約34g
メモリー/内蔵8GB
ファイル保存形式/MP3・リニアPCM
最大録音時間/約2158時間
最大ファイル数/1194
電源/単4形乾電池×1

電源や録音キーなどが本体上部に集約されているため、ポケットに入れたままでも簡単に録音を開始することができます。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 35/40
  • 録音/再生: 20/30
  • データ管理: 23/30
  • 合計: 78/100

4位: 【4位】ソニー ICD-PX470F
議事録やインタビューの書き起こしに最適

ワイド・ズーム両方の録音に対応しており、録音した音声を書き起こすのに最適な「書き起こし用再生」モードが搭載されています。

ボタン類が大きめで見やすく、誤操作も起こりにくいモデルです。音質も聞き取りやすく、ノイズもしっかり軽減されます。

ソニー
ICD-PX470F
実勢価格:6608円


サイズ・重量/14.8(W)×126(H)×14.8(D)mm・約34g
メモリー/内蔵8GB
ファイル保存形式/MP3・リニアPCM
最大録音時間/約2158時間
最大ファイル数/1194
電源/単4形乾電池×1

ズームとワイドの両方に対応したマイクが本体の左右にあります。また、外部マイクイヤホンが接続できるようになっています。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 30/40
  • 録音/再生: 22/30
  • データ管理: 24/30
  • 合計: 76/100

5位: 【5位】オリンパス VN-541PC
シンプルで使い勝手は良好

使い勝手、機能ともにシンプルで、複雑な操作が煩わしい人にはピッタリのICレコーダーです。本体正面にボタンが集約されているのも使いやすさにつながっています。

オリンパス
VN-541PC
実勢価格:6608円

側面にあるのは接続用のUSBポートのみというシンプルさが特徴です。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 33/40
  • 録音/再生: 23/30
  • データ管理: 18/30
  • 合計: 74/100

6位: 【6位】Zoom H1n
音質にこだわるならこれ

録音の音質にこだわるならこれがオススメです。ただし、マイクの感度がよすぎてわずかな音も拾ってしまうため、三脚などに固定して使うのがベターです。

Zoom
H1n
実勢価格:9900円

高感度なマイクが搭載されており、わずかな音もしっかり拾ってくれます。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 22/40
  • 録音/再生: 30/30
  • データ管理: 20/30
  • 合計: 72/100

7位: 【7位】オリンパス VP-20
パッと起動してスマート録音

スティック型で軽く、録音キーをスライドするだけで起動と録音が同時に行えます。素早く録音を開始したいならこれがオススメです。長時間録音にも対応しています。

オリンパス
VP-20
実勢価格:9200円

本体上部のキーをスライドするだけで起動録音が同時に行われます。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 30/40
  • 録音/再生: 19/30
  • データ管理: 21/30
  • 合計: 70/100

8位: 【8位】ソニー ICD-UX570F
軽量コンパクトな万能タイプ

重量48g、厚さ12.2mmとコンパクトなサイズながら、必要な機能が搭載されたオールマイティなモデル。ただし、ややバッテリーの消耗が激しいのが気になりました。

ソニー
ICD-UX570F
実勢価格:9200円

充電やファイルの転送は本体に搭載されたUSBコネクタから行います。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 27/40
  • 録音/再生: 22/30
  • データ管理: 20/30
  • 合計: 69/100

9位: 【9位】ソニー ICD-PX240
イージーサーチで聴きたい場所を探せる

機能はシンプルですが、ボタン類が操作しやすく、それほど広くない環境下ならこれでも十分にクリアな音声を録音することができました。

ソニー
ICD-PX240
実勢価格:4845円

本体側面にあるボタンから、ファイルの消去分割が簡単に行えます。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 28/40
  • 録音/再生: 20/30
  • データ管理: 19/30
  • 合計: 67/100

10位: 【10位】Aisea Ai-166
格安モデルながら使い勝手は○

3000円以下で買える格安モデルながら、機能、使い勝手ともに及第点。わずかにノイズが入るものの、しっかり聞き取れるレベルなので、音質を重視しなければアリです。

Aisea
Ai-166
実勢価格:2980円

液晶表示が小さめですが、しっかり読み取れ、モードの変更も可能です。

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 22/40
  • 録音/再生: 19/30
  • データ管理: 15/30
  • 合計: 56/100

11位以降の製品も紹介!

ここまでは上位10製品を紹介してきました。ここからは下位におさまった3製品を紹介します。とはいえ、使うシーンを限定したり、単機能を重視するなら以下の製品でも十分に使えるものがあります。

11位: 【11位】Aisea Ai-166
屋外だと液晶が見にくい

屋外だと液晶が反射して見づらくなります。すぐに起動できる取り回しのよさはありますが、ややノイズが目立ちました。

WARWANEO
M2
実勢価格:2580円

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 20/40
  • 録音/再生: 11/30
  • データ管理: 15/30
  • 合計: 46/100

12位: 【12位】オリンパス DP-401
シンプルさが最大の特徴

機能面はシンプルそのもので本体が大きめなので、複雑な操作を必要としない人にはオススメです。

オリンパス
DP-401
実勢価格:9320円

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 22/40
  • 録音/再生: 12/30
  • データ管理: 8/30
  • 合計: 42/100

13位: 【13位】Daping DP-Pro(32GB)
時折ノイズが激しくなります

音声操作対応録音開始は簡単ですが、再生すると、時々ノイズが激しくなり、聞こえなくなってしまうこともありました。

Daping
DP-Pro(32GB)
実勢価格:2980円

結果はこちらです

  • 使いやすさ: 19/40
  • 録音/再生: 9/30
  • データ管理: 7/30
  • 合計: 42/100

おわりに

いかがでしたか。いちいちメモを取る必要がなく、過去の音声も保管しやすいicレコーダーがあれば、重要な内容はもちろん、ちょっとした会話も残しておくことができます。また、防犯面でも役に立つアイテムなので、1台持っておくのがオススメです。