小さくて軽い片耳ワイヤレスハンズフリー通話に注目して比較!
クルマの運転中もさることながら、料理中や仕事中のながら通話に最適なのが片耳イヤホンです。ふつうのイヤホンのように両耳をふさがないため、周囲の状況が確認できるというのがメリットです。
ちなみに、両耳を塞ぐイヤホンだと、「周囲の音が聞こえない状態」とみなされ、違反となる自治体がありますのでご注意ください。
今回、「ハンズフリー通話」のクオリティに着目し、Amazonで人気の片耳イヤホン4製品を集めて比較してみたところ、音質はもちろんのこと、使いやすさでも差がつきました。
その結果をご報告いたします!
音のクリアさはダントツ!細部まで行き届いた使いやすさ
最高評価を得たのは「Bovon」。
まず、一番の特徴は音質の良さです。ノイズキャンセリング機能が搭載されており、音楽もある程度聴くに耐えるレベルです。もちろん、通話の際の音質はかなりクリア。聞き返したりすることもありません。
サイズは約3cm、重さは3gという超ミニサイズです。こんなに小さくてもしっかり耳にはまり、後ろからは完全に隠れて見えないほど。それなのに、自分の声もしっかり拾ってくれて、会話がとてもスムーズにできるんです。
最大連続通話時間が約7時間というのも、4モデルの中で最長。頼もしいパワーです。
BovonDirect
Bovon
実勢価格:2099円
【評価はコチラ】
音質:◎
使いやすさ:◎
Bovonは、充電器がユニーク。非常に充電しやすいです。
専用のUSB端子につけるだけ。磁石が内蔵されているので、カチャッとくっついてくれます。このままモバイルバッテリーやパソコンに差し込めば、充電できるんです。また、上下自由に曲げることもできて便利です。
さらに嬉しいのが、付属の専用ケース。
とにかく小さい製品なので、つい失くしてしまいがちですが、このケースに入れておけば安心ですね。
音質の良さに加え、痒いところに手が届く配慮がなされた「Bovon」。継続して使いたくなるスグレモノです。
音質はまあまあコスパに優れたイヤホン
今回テストした4製品の中で、最も低価格だったのがこの製品です。しかし、音質はなかなか。高音がジャリジャリした感じで、多少聞きづらさはあるものの、全体的には聞き取りやすいモデルです。
着用すると耳にすっぽり隠れ、正面からも見えません。最大連続通話時間は約3時間です。
QCY
Q26
実勢価格:1699円
【評価はコチラ】
音質:○
使いやすさ:○
HOLD機能がないため、持ち運びの際、バッグの中などでボタンが作動してしまい、勝手に音楽が流れてビックリすることも。ケースが付いていないため、用意しておいた方が良いかも知れません。
ノイズキャンセリング機能搭載も音量が小さめ
こちらのイヤホンは、エコー低減処理を施しており、ノイズキャンセリング機能も搭載されています。着け心地も悪くありません。最大通話時間は約3時間。
しかし、音量には難点アリ。携帯のボリュームをMAXにしても、相手にはうっすら聞こえる程度で聞こえづらいようです。着けている側は聞き取りやすいのですが……。
AngLink
Bluetoothヘッドセット
実勢価格:2480円
【評価はコチラ】
音質:△
使いやすさ:○
「充電ができなくなった」など、多少、品質にバラツキがあるようです。
人の声は聞き取りやすいモデル会話よりリスニング向きかも
中高域音が抑え目で、音が近く感じられるので、人の声が聞き取りやすいモデルです。ただ、着けている側には聞こえやすいのですが、会話している相手は、自分の声が反響して喋りづらいようです。
会話よりも、ラーニングCDを聴いたり、音声メモを聴いたりするのに向いているかも知れません。
最低音量が少し大きめなのは気になるところかも。最大通話時間は約3時間です。
EonFine
EH6S
実勢価格:2000円
【評価はコチラ】
音質:△
使いやすさ:○
装着感はまずまず。ケース付きなので、紛失の心配はありません。
いかがだったでしょうか。どのモデルもワンボタンで操作ができ、ペアリングも簡単なのですが、音質と使いやすさはBovonが群を抜いていました。
ですが、特にクルマの運転時に使用する場合は、安全に十分気を配ったうえでご使用ください。ちなみに、運転中はスマホを見たらアウトですので、その辺りもご注意ください。