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※情報は『家電批評』2020年7月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
給付金で買うなら?思わずにんまりする2020年の家電コーデ
新型コロナウイルスの経済対策として決定された「特別定額給付金」。1人あたり10万円が給付されることとなり、誰もがその使い道に悩んでいることでしょう。
貯金や生活費に当てるという人が多いと思いますが、“楽しい使い道”を妄想してにんまりするのは自由でしょ? ということで、雑誌『家電批評』が、辛口テストをくぐり抜け選ばれた「ほぼ10万円で買える家電セット」を考えちゃいました。
ドラマの一気見が止まらないコース、掃除がやみつきになるコース、自宅ジムフルコースなどなど、ほぼ10万円の組み合わせで揃う「2020年の最強家電コーデ」をご提案します!
最新プロジェクターでドラマ一気見!サブスクどっぷりコース
ベッドやソファにゴロゴロしながら、携帯やiPadなどの小さい画面でサブスクのコンテンツを見漁るのは疲れるし、姿勢も悪くなる……。という人にオススメなのが、「popIn Aladdin」シリーズの最新モデル。
照明とプロジェクターとスピーカーが一体化していて、面倒な配線は不要。好みの明るさで部屋を照らし、WiーFi搭載のプロジェクターが豊富なコンテンツを大画面に投影し、映画館にいるようなエンタメ空間へと進化させてくれます。投影距離が短くても大画面になる短焦点レンズなので、狭い部屋でも十分に良さが味わえるスゴイ奴なんです。
ということで今回は、天井から投影する話題のプロジェクターの新モデル、popIn「Aladdin2」をご紹介します
狭い部屋でも映画館並みの臨場感!「popIn Aladdin2」
popIn
popIn Aladdin 2
実勢価格:9万9800円
サイズ:W476×H145×D476mm
重量:4.9kg
投射方式:単板DLP方式
明るさ:700ANSI ルーメン
OS:Android9.0
※一般販売は2020年6月中旬となっていますが、7月上旬現在、Amazonや楽天で取り扱いは始まっていません。
世界初の3in1スマートライトとして発売から注目を浴びていたポップイン アラジンの新モデル「popIn Aladdin 2」が4月に登場しました。少々物足りなかった部分も改善されて、ますます魅力的に!
改善された点や性能をご紹介する前に、「popIn Aladdin2」をオススメする基本のポイントを押さえておきましょう。
ポイント1:ステレオスピーカーで映画館のようなサウンドを実現!
高音質のステレオスピーカーは米国の老舗音響メーカー・ハーマンカードン製を搭載。臨場感あふれるサウンドが天井から降り注ぎます。Bluetooth/AirPlay対応で音楽を気軽に聴くことも可能です。
ポイント2:シーリングライトとしても高性能!
天井に引っ掛けシーリングがあれば、工事不要で取り付けOK! プロジェクターとして使わっていない時でも、部屋のシーリングライトとして使えます。面倒な配線が不要なのもうれしいポイントです。
LEDライトの調色と調光がそれぞれ100段階でカスタマイズでき、その組み合わせはなんと1万通り!
お好みの組み合わせを4パターン登録しておけるので、時間や気分に合わせた切り替え操作が、リモコンで簡単にできます。
ポイント3:狭い部屋でも大画面で映せる!
短焦点レンズを搭載しているので、設置距離が壁から近くても大画面で投映でき、くっきりと画像を映せます。HuluやYoutubeなどのアプリが搭載されているので、すぐにコンテンツを楽しめます。
シリーズ最高!画質と設置性が格段に向上して大満足
初代モデルの発売時点で、圧倒的なインパクトがありましたが、画面の投影位置が大きく下げられなかったため、低めのソファに座ったときには、目線が合わせにくいなど、少し不便に感じることがありました。
しかし、「popIn Aladdin 2」では、投影角度が最大32度に大きくなり、フルHD対応の解像度で、投影サイズも約1・6倍になっています。
では、「popIn Aladdin2」の改善されたポイントなど、性能を細かくチェックしていきましょう。
フルHD画質の大画面で見るドラマは格別!投影位置の自由度も◎
テストでは、壁から1.34mの距離で正面に設置したところ、72.3インチの画面(タテ90cm×ヨコ160cm)の大画面で投影できました。
ズーム機能はなく、シーリングの中心から壁までの距離によって投影サイズが変化します。レンズの角度によって、投影位置は上下に調整可能。台形補正で斜め方向にも投影できます。
新モデルの「popIn Aladdin 2」は、初代モデルよりレンズの傾斜角度がUPしているので投影位置をグッと下げられます。天井の梁を避けて投影することができました。
豊かな描写力!明かりのついた部屋でも映像がハッキリ
「暗いシーンも階調が潰れたりせず、同価格帯の据え置き型プロジェクターと遜色ない表現力」と折原氏。上下補正の幅が広がり、無理のない目線の高さで鑑賞できました。
AmazonプライムがフルHDで見られないのは惜しい
Wi-Fi搭載で各種サブスクアプリや映画やドラマ、Youtubeの動画が高解像度の大画面で見られます。ただし、Amazonプライム・ビデオは、モバイル機器扱いになるためか、フルHDで見られず画質が劣るのがちょっと残念でした。
カーソルの操作が不便で、プライム・ビデオとNetflixはカーソル操作をポインタで動かすのがイマイチでした(※)。
※Amazonプライム・ビデオは近日アップデートを予定しています。
どれを選ぶのが正解?歴代popIn Aladdinシリーズ3機種比較
今回は、据え置き型の「Z6」も加えたシリーズ3機種を比較してみました。
検証したハウススタジオでは、壁から1.34m離れた位置にプロジェクターを設置。2m離れた位置から見て、照明をオフにした状態、照明をつけた状態でチェックしています。検証の結果は以下のとおりです。
1:天井取り付け型最新モデル「popIn Aladdin 2」
popIn
popIn Aladdin 2
実勢価格:9万9800円
サイズ:W476×H145×D476mm
重量:4.9kg
投射方式:単板DLP方式
明るさ:700ANSI ルーメン
OS:Android9.0
▼検証結果
画質:○
フルHDの圧倒的な解像度で、細部までクリア。明るさも色みも優秀で文句なしです。
音質:◎
搭載スピーカーは2台8W+8Wで臨場感あふれるサウンドを実現しています。
投影サイズ:◎
H90cm×W160cm。72.3インチの大画面で映画館のような迫力!
設置性:○
レンズの操作角は最大32度で座って見やすい高さにできます。
2:天井取り付け型初代モデル「popIn Aladdin」
popIn
popIn Aladdin
実勢価格:6万6800円
サイズ:W476×H169×D476mm
重量:4.9kg
投射方式:単板DLP方式
明るさ:700ANSI ルーメン
OS:Android9.0
▼検証結果
画質:△
HD画質対応で最大の解像度は1280×800画素。若干ピントが甘く、緑色も少々強いです。
音質:○
搭載スピーカーは1台5W+5W。良音ですが低音は物足りない気も。
投影サイズ:○
H66cm×W97.5cm。約45インチで据え置き型とほぼ変わらりません。
設置性:△
レンズの操作角は最大18度。座った目線より高くなるのが難点です。
3:据え置き型「Z6 Polar Meets popIn Aladdi」
popIn
Z6 Polar Meets popIn Aladdin
実勢価格:5万9800円(生産終了)
サイズ:W192×H48×D193mm
重量:973g
投射方式:DLP方式
明るさ:500-700ANSI ルーメン
OS:Android
▼検証結果
画質:○
4K画質に互換性があり4K映像を1920×1080で再生も可能。全体的に緑色がかった印象でした。
音質:○
スピーカーは前面に配置してあり、低音&高音が少々歪み気味です。
投影サイズ:○
H54.5cm×W93cm。約42インチでテレビくらいの大きさでした。
設置性:○
底面部のネジ穴にカメラ三脚が接続できます。ただし配線必須です。
【まとめ】最新モデル「popIn Aladdin 2」は買いの一台!
今回、歴代popIn Aladdinシリーズ3機種を比較した結果、画質や音質、設置性からやはり最新モデル「popIn Aladdin 2」の完成度が一番、ということがわかりました。ただ、VODサービスの一部の映像がフルHDで見られないなど、まだ惜しい点はありましたが、メーカーによると本体のアップデートで順次対応予定とのこと。
「popIn Aladdin 2」は、初代モデルではちょっと惜しかった部分が見事なまでに改善されて、大満足のプロジェクターに進化しています。サウンド面は、最新型ステレオスピーカーが搭載され、音に奥行きと広がりが加わって、臨場感ある音を実現! この一台さえあれば、自宅のリビングや寝室でミニシアターの雰囲気を十分に堪能できること請け合いです。
気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
画質や画面の明るさも上出来でおすすめです!