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「#万年筆」のハッシュタグはインスタでも人気です
高価で、大人の持ち物というイメージが強かった万年筆ですが、最近では若い女性などにも人気があるのをご存知でしょうか。手書きならではの味わいが、写真の雰囲気をグッと魅力的にしてくれるため、インスタグラムをはじめとしたSNSでよく見かけるようになりました。
ボールペンにはないサラサラとした書き味や、自然な濃淡が万年筆の魅力です。
数年前までは、ちゃんとしたモノを買おうとすると1万円、2万円というのが普通だった万年筆。最近では格安の製品も登場し、価格にはかなりの幅が出てきました。
格安価格帯の万年筆は、ペン先が鉄でできている「鉄ペン」がほとんどで、カリカリとしたボールペンに近い堅い書き味なので、価格的にも機能的にも、入門にぴったりといえます。
そこで今回は、3000円以下の製品を13個ピックアップし、文房具と手書きのプロをまじえて、「書き味」、「持ちやすさ」、「インクののり」、「デザイン」に注目してテストしました。
ご協力いただいた方々▼
写真左:書道学博士/根本 知さん
写真右:文具プランナー/福島槙子さん
テストの結果、美文字が叶う万年筆のベストはこちらでした。
パイロット「コクーン」がほぼ満点評価の最高万年筆です!
パイロット
コクーン
実勢価格:2676円
なめらかな書き味、絶妙なタッチで全評価で高得点だったパイロットのコクーンが、堂々の第1位となりました!
【採点結果】
①書き味
なめらかで書きやすく、毛先まで繊細な線が出ます。根本さんによると「習字のようにハネやはらいを速く書くほど良さが出る」とのこと。
また、軽いのでひらがななど丸みのある曲線もスムーズで、線の美しさや繊細さが、まるで筆で書いたように上手に表現できます。「この価格でこの書き味はすごい!」と福島さんも驚いた様子。
「普段から1万円超えの万年筆を愛用している人でも、書き味の良さを実感できます」とプロも絶賛でした。
②持ちやすさ
程良い重みで安定感があり、手に馴染みます。グリップの下に段差があるので指が滑らずに自然と留まる作りも、よく考えられた構造です。
③インクののり
インクの濃淡もしっかり出るので、とめ・ハネ・はらいが表情豊かに表現できます。字のかすれやインク飛びもありません。
④デザイン
繭という意味の名を持つ本製品は、曲線が美しいスタイリッシュなデザインで高見えするフォルムします。
▼詳しい検証方法とランキングはこちらでご紹介しています。
以上、格安万年筆のおすすめをご紹介しました。記事を参考にお気に入りを見つけてください。