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※情報は『家電批評』2019年11月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
開発陣の熱い思いがあれば安くても名品は生まれます
格安のオーディオって、コストを抑える必要性のためか、丁寧な音づくりをはじめから放棄して、重低音を強化するなど小手先のチューニングで誤魔化そうと「過剰演出」している製品って多いと思いませんか。
ですが、ベースがしっかりしていなければ、どんなにチューニングで“盛って”も無意味。つまり、「安くてもいい音」を実現するには、ベースとなるサウンドをどこまで根気強く、丁寧につくることができるかにかかっているわけです。
この基本に立ち返り、しっかりしたベースを基に”盛りすぎない”良い音で低価格の名品が、ここに紹介した3製品。早速ご紹介しますね。
中高生にもいい音で聴いてもらいたいという熱い思いから生まれた逸品
“ビギナーにこそ「いい音」を”を旗印に、コストを削りながらも超真剣に本格イヤホンを目指した2000円の名品。日本メーカーだけにチューニングも日本人向けに仕上げられており、派手な音より丁寧な音がいいと思える優先イヤホンです。
上位機種にはかないませんが、“これでいいんだよ”と感じることができます。
final
E1000
実勢価格:2222円
筐体素材/ABS
質量/15g
コード長/1.2m
感度/102dB/mW
妥協できないところは「死守」するものづくり
使用する6.4mmΦダイナミック型ドライバーはEシリーズの最上位E5000と同じ。どのユーザーにも最高の装着感を提供するためサイズはSSからLLまで、5サイズのイヤーピースが付属します。
上位モデルと同じドライバーが採用されています。
格安なのにイヤーピース5個入りは地味スゴいです。
もうちょっと欲張ればワンランク上のサウンドも
もうちょっと欲張ればワンランク上のサウンドも入手可能です。筐体はステンレス製。音はどこまでもクリアでホールの臨場感も楽しめます。
final
E3000
実勢価格:4620円
▼詳しい商品レビューはコチラ!
見た目はチープだけどサウンドは本格派!
サウンドに派手さはまったくありませんが、各音域のバランスが良く、普通に“いい音”のBluetoothヘッドホン。音域のバランスが良好だから音楽が楽しいです。
JVC
HA-S48BT
実勢価格:3798円
型式/ダイナミック型
質量/約158g
充電時間/約3時間
もうちょっと欲張れば高音質でコンパクトも
もうちょっと欲張れば高音質でコンパクトな機種も入手可能です。中低域に奥行きがあり、臨場感や音の広がりを感じることができるモデルです。古い曲も新しい曲も楽しめます。
Jabra
Move Style Edition
実勢価格:1万2682円
▼詳しい商品レビューはコチラ!
音のディティールがちゃんとわかる!
落とす不安のないネックバンド式のワイヤレスモデル。小音量でもディテールが聞き取れます。本体は軽く、耳への圧力も抑えられているので通勤用で使いたいビギナーにぴったりです。
NUARL
NB20cLE
実勢価格:4455円
サイズ/W170×D264×H154mm
質量/約12g
▼こちらのランキングでは高級モデルにまざって堂々8位にランクインしています!
以上、”盛りすぎない”良い音で低価格のイヤホン&ヘッドホン3品とその関連モデルをご紹介しました。
ファイナルの「E1000」は、中高生にもいい音で聴いてもらいたいという熱い思いから生まれたこともあり、2000円ながら識者から高い評価を獲得しています。JVC、ヌアールも同様、変な色を着けない素直な音作りに好感がもてます。
クリアさや精細さでは上位機に及ばないまでも、いい音を届けたいという開発陣の志はちゃんと伝わってくる品々です。
この値段でφ6.4mmのダイナミックドライバーを搭載。しかもオリジナルのイヤーピースを2種類用意し装着性の良さと高い遮音性を実現しています。