キッチン 平日のお料理で時短するには休日の仕込みが大切です

冷蔵庫は保存だけでなく、出汁を取ったり調味液を浸けおきしたりなど、仕込みにおいても活用できます。平日は忙しくて、料理する時間もないという人は、休みの間に仕込んで置いただしや浸けおきした食材を冷蔵保存しておくだけでOK。食べたいときにいつでも料理することができます。

では、そんな冷蔵庫を使った仕込みのテクニックを見ていきたいと思います。

キッチン 昆布だしに火は使わないボトルに入れて一晩漬けるだけ

昆布だしは一晩浸けておくだけでも味に奥行きが出ます。調理前に浸けておくのが面倒だという人は、ボトルに入れて冷蔵庫に保管もかねてストックしておくだけでもよいでしょう。一晩浸ければ、その後火にかけなくても出汁を取れるので便利です。

昆布だしに火は使わないボトルに入れて一晩漬けるだけ イメージ
昆布だしに火は使わないボトルに入れて一晩漬けるだけ イメージ2

ボトルのサイズにあわせて、使いやすいようにカットします。あとは冷蔵保存しておくだけです。

作り置きの昆布出汁は味噌汁だけでなく、いろんな料理に応用できるんです。

オムレツ

煮物  照り焼き    焼くだけの状態で保存時短調理が可能です イメージ

煮物

照り焼き    焼くだけの状態で保存時短調理が可能です イメージ

照り焼き

焼くだけの状態で保存時短調理が可能です イメージ

キッチン 焼くだけの状態で保存時短調理が可能です

ハンバーグは挽肉をこねてタネをつくっておき、水分が入らないようにしっかり密閉して保存しておけば、あとは焼くだけなので大幅時短になります。また味噌漬けやソテーなどは調味液を食材に浸透させるため、冷蔵庫に一晩寝かせておくと、さらにおいしく仕上がりやすくなります。

おろしハンバーグ

豚の味噌漬け イメージ

豚の味噌漬け

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調味液を浸透させるためには、しっかり密閉状態で寝かせておくことが重要です。

ほかにも、
鶏肉のソテー
タケノコの煮物
鶏団子
貝類(あさり・しじみ)

などを下ごしらえすると時短につながり便利です。

例として、簡単にできる鶏団子とあさりの仕込み術を紹介します。

キッチン 3ステップでできる簡単仕込み術

いろんな料理に使える食材は、あらかじめ下ごしらえをして冷蔵保存しておくと便利です。料理するときに取り出してすぐ汁物などに入れるだけです。

鶏団子の3ステップ①: 挽肉を練ります

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鶏団子は色々な料理に応用できるので、ストックしておくと便利です。調理酒でゆるさを調節してこねます。

ステップ②:ゆでます

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こねた肉をやわらかく握るようにして丸い形を作り、そのまま沸騰した鍋で7~8分ゆでます。

ステップ③:冷凍します

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空気をきちんと抜いて密封袋に入れ、ミニ冷凍室へ。冷蔵室ではなく、急速に冷やすのがコツです。

スープなどに添えるだけで完成です

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スープや鍋などいろんな料理に使える鶏団子。もちろん、魚のつみれなどにもこの保存法は応用できます。

あさりの3ステップ①:砂を吐かせる

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洗ってヌメりを取ったあさりは、平らな網つきバットにおいて砂抜き。新聞紙をかぶせておきます。

ステップ②:冷凍します

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砂抜きが済んだ1~2時間後に、空気をしっかり抜いて密閉袋で冷凍保存しておきます。

ステップ③:一気に加熱します

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自然解凍するのではなく、沸騰したお鍋や熱いフライパンで一気に加熱するのがポイントです。

パスタや酒蒸し用に便利です

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パスタは麺を茹でてソースにあさりを入れるだけ。大幅な時短につながります。もちろん酒蒸しなどの和食にもピッタリです。

キッチン 食べきれなかった時は鍋ごと冷蔵庫に保存です

食べきれなかった時は鍋ごと冷蔵庫に保存です イメージ

肉類や根菜は20~55度の常温で保管すると、ウェルシュ菌が繁殖しやすく食中毒の原因にもなります。そのため加熱後の鍋にある料理も、容器に移すか、または鍋のままでも冷蔵庫で保管するほうが良いでしょう。

フタは必ず忘れないようにしましょう

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庫内へのニオイ移りや、食材の乾燥を防ぐため、保存するときは鍋のフタを忘れないようにしましょう。

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