炭を起こすのに半日費やす……そんなキャンプは過去のもの!
火のつきが悪い炭には着火剤をつけた上で火をおこすのがこれまでの方法でしたが、着火剤の量を誤るとなかなか火がおこせず、着火剤の追加投入は火傷にも繋がる危険があります。
ですが! 今回紹介するスノーピーク「ギガパワー」を使えば、その大火力で炭でも薪でも高速着火。さらに着火が簡単な「エコココロゴス」を組み合わせればわずか2分でこの工程は終了してしまうんです。今までの苦労を考えると、ただただ驚くばかりです。
スノーピーク
ギガパワー2WAYトーチ
実勢価格:7980円
※燃料は含まず。現在、品薄で価格が上がっています。
ロゴス
エコココロゴス・ラウンドストーブ2
実勢価格:540円
マッチでも着火する「エコココロゴス」に大火力の「ギガパワー2WAYトーチ」を合わせて使うことで、ノウハウなど必要ないレベルで超あっさりと着火できちゃいます!
「エコココロゴス」は燃焼時間も40~60分と長めなので、少人数であればこれだけで事足りちゃいますよ。
追加の炭は5分で用意転がし回す手間も省ける
「エコココロゴス」だけで炭が足りない場合、そのまま同じものを継ぎ足すのは少々お高めになってしまいます。ここは廉価な炭をユニフレームの「チャコスタⅡ」に詰めて一気に着火させましょう。
中に入れて放っておくだけで、上昇気流に乗って次々と炭に火がつくので大いに手間が省けます。
ユニフレーム
チャコスタⅡ
実勢価格:4500円
このように詰めておくだけ。炭に火をつける手間は一切不要になります。
当然本体は高温になりますので、グローブは必須。扱いには注意しましょう。
また、追加用の炭は練炭がオススメです。着火が早く、燃焼時間も十分。着火時の煙に注意すれば扱いは簡単です。
一方、備長炭などの薪炭は火がつきづらいので初心者には不向きなことを覚えておきましょう。
炭を知るものがBBQを制す。各メリットデメリットなど、炭選びの参考にしてください。
ピンポイントで火力をアップ欲しいところに空気を入れる
火力が足りない時には空気を送り込むことで炎の勢いを上げることができます。
うちわで扇いでこれをやろうとする人がいますが、それでは余計な灰を巻き上げてしまって料理が台無しになることも。ここは専用の火吹き棒、ファイヤーサイドの「ファイヤーブラスターFB1」を使いましょう。ピンポイントで、欲しいところにだけ空気を送ることができますよ。
ファイヤーサイド
ファイヤーブラスターFB1
実勢価格:3524円
これを使うことで欲しいところにだけ大量の空気を送り込めます。
うちわは灰を舞い上げ、周囲の迷惑になってしまうこともあるので、できるだけ控えましょう。
消火は墨壺でロックも完璧で再利用も可能
使い終わった炭はキャンプ場の炭捨て場に捨てるのが基本ですが、それを備えていない場合やまだ燃えているものは火消し壷に入れて処理を行います。ロゴスの「エコとマナーの火消し壺」はロック機能が備わっていて、倒れた時にも中の炭が溢れる心配はありません。
また、持ち帰った炭を再度使うこともできるので、経済的にも備えておいて損はありません。
ロゴス
エコとマナーの火消し壺
実勢価格:6264円
帰り道で不意に倒れても安心です。後片付けまで憂いを残さないのが楽しいキャンプの鉄則と言えるでしょう。
キャンプ初心者であればこそ、最初の第一歩でつまづいてしまいがち。そうなるとキャンプの楽しさを堪能できないままに終わってしまいます。そんなことにならないためにも、楽を出来るところは楽な方法で乗り切ることを強くオススメいたします。
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