iPhone充電の3大イライラ…「遅い、イヤホン、邪魔」の悩み
iPhoneユーザーにとって、iPhoneはもはや365日手放ない存在ともいえますが、使うたびに募るのが「充電に対する不満」です。
とくに「充電の遅さ」は一番のストレスになりますが、他にも「充電中にイヤホンを挿して音楽が聴けない」「充電ケーブルが邪魔」という悩みもあります。
そんな3つの悩み=3大イライラを解決するべく、数多の充電グッズを試した中から選りすぐりをご紹介します。
【イライラ①：充電の遅さ】原因はアダプターとケーブルでした
まずは充電の遅さから。外出するときや早く使いたいとき、充電に時間がかかると不便ですよね。この充電速度を大きく左右するのは、「アダプター」と「ケーブル」です。
そこで爆速充電ができる充電方法を探すべく、複数のアダプターとケーブルを組み合わせて検証しました。
iPhoneの充電が70％から100％になるまでの充電速度を、PD対応のアダプター4種類、ケーブル6種類の計24通りでテスト。ひたすら速度を測り続けること48時間！ 過去、優秀な成績を修めてきたAnkerと格安品を徹底比較しました。
そこでたどり着いた最強の組み合わせが、RAVPowerの「Power Delivery」とAppleの「Lightning USB-Cケーブル」です。一般的な充電器に比べると1.7倍も充電速度が速いという驚きの結果になりました。
［爆速セット①：アダプター］充電速度・電圧の高さがダントツ
RAVPower
Power Delivery
実勢価格：3699円
過去テストで優秀な成績を修めてきたAnker製品より電圧が高く、充電速度がダントツでトップだったのがこの商品です。
USB-C&USB-Aポートを搭載しているので、iPhoneだけでなくほとんどのスマホ・タブレットに対応しています。最大5台まで同時に充電できます。
電圧の高さはピカイチで、充電速度はAnkerを大きく上回りました。
［爆速セット②：ケーブル］やっぱりApple純正が一番
Apple
Lightning USB-Cケーブル
実勢価格：1944円
安心して使えるAppleの純正ケーブル。今回は長さ1ｍのものを使用しました。
ケーブル6製品を4種類のアダプターと組み合わせて比較しましたが、アマゾンの中国製などの格安ケーブルはすべて、いずれのアダプターとも相性が良くありませんでした。速度を重視するなら、やはり純正ケーブルがベストという結論に至りました。
充電速度では純正ケーブルが優勢でしたが、「断線」が気になる方はこちらの記事もご参考ください。
ここからは有線イヤホンを使っている人必見です。充電中に音楽が聴けないという不満がありませんか？ その悩みを解決するアイテムが、コチラです。
【イライラ②：充電中のイヤホン】音楽を聞きながら充電を可能に！
有線イヤホン派だと困るのが、充電中の「イヤホン挿せない」問題。そんな時は、こちらのライトニングポートで解決できます。
RoiCiel
2in1ライトニングポート
実勢価格：799円
このライトニングポートを刺しこめば充電口とイヤホンジャックが二股に分かれるので、充電しながら音楽が聴けちゃいます。
充電していても音質は落ちないので、普段どおりの音楽を楽しめます。この価格でこのクオリティとはお見事！
今度はワイヤレス充電アイテムをご紹介します。周辺環境を無線にできる製品も増えた今、充電ケーブルをなくしたい人にはコレです。
【イライラ③：ケーブルが邪魔】ワイヤレス充電なら高速のAnker
…そもそもケーブル自体がデスク上で邪魔になっているのなら、「ワイヤレス充電」がおすすめです。それを可能にしてくれるのが「Qi充電器」。
Qi対応のiPhoneであれば、やや充電速度は落ちるもののワイヤレス充電ができます。
Anker
PowerWave 7.5Stand
実勢価格：4999円
充電速度が速いiPhone用Qi充電器はどれなのか、こちらのPowerWave 7.5Standを含めた6製品を比較してみました。
すると、圧倒的にAnkerのこの製品が上！ デスクの上のケーブルが邪魔という人は、コレを置けばお悩み解決です。
デスクにポンと置けるスタンド型。ケーブルを使わずに充電できます。ファンが付いているので熱がこもりません。
以上、iPhoneの充電に便利な3つのアイテムをご紹介しました。充電のスピードが遅い、充電中に音楽が聴けない、充電器のケーブルが邪魔、といった不満を解決してくれます。賢く活用して、これからも快適なiPhoneライフを送ってください！
5分ごとに電圧とバッテリー残量の変動をチェックしました。