「美容液は高濃度がいい」誤解です！LDKが正しい使い方も解説（LDK）

美容液の気になるギモンを徹底調査！

美肌効果が期待できると人気の美容液。朝晩欠かさず使っている人も多いのでは？

そこで、雑誌『LDK the Beauty』は読者さんを対象に美容液の使用頻度についてアンケート調査を行いました。

Q.どのくらいの頻度で使いますか？

※LDK the Beauty公式Instagramより

1種類を毎日使う人や複数を併用する人などさまざまですが、「毎日何かしら美容液を使っている」と回答した人がほとんど！

多くの人が日々のスキンケアで使用していることが分かりました。

でも、なんとな〜く「話題だから」「誰かが言っていたから」という曖昧な理由で美容液を選んだり使ったりしていませんか？

そこで今回、雑誌『LDK the Beauty』は美容液のギモンを徹底調査！

肌のスペシャリストに取材し、今更聞けない美容液の正解を徹底的に解明します！

▼雑誌ではこんな特集でした！

今回は、美容液のキホンとおすすめの保湿美容液をご紹介します！

実は誤解だらけ⁉ 美容液のホントのところ

「そもそも他のスキンケアとどう違う？」「高濃度のほうが効果がある？」など美容液全般にまつわる皆さんの素朴な疑問に専門家がお答えします！

そもそも美容液とは？

名前のとおり美容成分にこだわったアイテムではありますが、中身も外見も千差万別。メーカーが決めているので実は明確な決まりはないんです。

どういったコンセプトで売り出すかによって製品名も異なります。

現役化粧品開発者

コスメデイン 氏 のコメント

中身の濃さを連想させるために、セラムやアンプルなどの名称も使われます。

テクスチャーもこんなに違う

テクスチャーも、水っぽいものから油っぽいものまで幅広いのが特徴です。

肌悩みがなくてもメリットはある？

高機能な化粧水や乳液が増えてきているため、読者からは「美容液って必要？」という声も。

ですが、肌状態を向上させることに長けているのはやはり美容液。

肌悩み改善に特化した成分濃度や浸透技術などの違いがあります。

現役化粧品開発者

みついだいすけ 氏 のコメント

シミやシワなど、将来の肌に不安がある人はぜひ使ってみて。

高濃度をうたう美容液を選べばいい？

なんでもかんでも高濃度がよいは誤解！

よく見かける「最高濃度」といった言葉は実は自社比較。例えば、ビタミンCを何％で高配合というのかはメーカーによって異なります。

また、成分によって効果を発揮する適性濃度は違うのであくまでウリのひとつと捉えましょう。とくに敏感肌さんは要注意です。

化粧品と医薬部外品の違い

現役化粧品開発者

コスメデイン 氏 のコメント

一般には適性濃度は開示されないので、迷ったら医薬部外品を選ぶといいでしょう。

洗顔後すぐに使えばいいの？

洗顔後すぐにつけたほうが効果が高そうですが、なかには「化粧水の後につけてください」と記載しているメーカーも。

水に溶ける有効成分を配合している場合、化粧水の後のほうが浸透性が高まるからなんです。

基本的に製品ごとの指示を守って使いましょう。

現役化粧品開発者

みついだいすけ 氏 のコメント

一方で化粧水を大量につけすぎてしまうと、そのあとの美容液の効果が薄れる場合も。

美容液の「適量」がわかりません！

美容液の適量は製品や肌質、顔の大きさによるので規定はありません。

パッケージや公式サイトなどに記載されている場合があるので、購入後は必ず確認を。記載のない場合は、その都度調整して自分の「適量」を見つけましょう。

大量に塗っても効果が上がるわけではないのでほどほどに。

パッケージに書いてある場合もあります。

元化粧品メーカー研究員

生田ちひろ 氏 のコメント

量が少なすぎると、うたわれている効果が得られないことも。