2021年春に登場!Apple新製品を紹介
2021年春に登場したAppleの新製品。iMacやiPadProは「M1」仕様に進化、さらに噂のAirTagも発売されるなど注目を集めています。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』では、新製品はどこが進化したのか、スペックはどうなのかなど、専門家に解説してもらいました。
今回は、普及が期待できそうな紛失防止タグ「AirTag」のご紹介です。
発見率がかなり高そう!紛失防止タグ「AirTag」
AirTag
実勢価格:1個入り/3800円、4個入り/1万2800円
連携に必要な製品:iOS 14.5以降がインストールされているiPhoneまたはiPod touch、iPadOS 14.5以降がインストールされているiPad
以前から出るぞ出るぞと言われてなかなか出なかった紛失防止タグ「AirTag」がついにお目見しました。これまでの紛失防止タグよりも設定が簡単で、iPhoneユーザーを中心としたネットワークを通じて探すので、発見率もかなり高そうです!
本体の背面には、文字やイラストなど、さまざまな刻印を無料で入れて自分らしさを演出できます。ただし、刻印を入れると納期が遅くなるので、要注意です。
それでは、「AirTag」の注目ポイントをもっと詳しく見ていきましょう。
iPhoneに近づけるだけ!初期設定がカンタン
面倒な設定が不要なAirTag。AirPods Proを使っている人ならわかると思いますが、初期設定は本体をiPhoneに近づけるだけで、勝手に認識してくれるので、あとは画面をタップするだけでOKです。
超親切!紛失物が近くにあるとナビしてくれる
紛失物を探すときは「探す」アプリを使用。近くにあるときは方向や距離をナビしてくれます。
キーリング豊富でアクセサリー感覚で持ち歩ける
レザーキーリングやレザーループなどの多数のアクセサリーも同時発売されました。お手頃な価格帯のひとつはBelkinのセキュアホルダーです。
Belkin
AirTag ケース ストラップ ブラック
実勢価格:1436円
また、Apple Watchなどでおなじみのエルメス製のアクセサリーも3種類が用意されています。価格は一番安いバッグチャームで3万5800円~です。
プロはどう見た? Apple新製品「AirTag」
さて、Apple新製品の「AirTag」をプロはどのように見たのでしょうか。AV機器ジャーナリスト
の小寺信良氏とフリーライターの小枝祐基氏の2名の専門家に解説していただきました。
「紛失防止タグを楽しむ」という切り口が新しい
今回発表の製品で最も注目を集めています。
紛失防止タグはこれまで多くのベンチャーが手がけ、方法論も確立しているので、機能的に突出した部分は多くありませんが、やはりAppleのブランド力と多彩なアクセサリーで「紛失防止タグを楽しむ」という切り口を作った点は新しい。
これまでマイナー製品だった紛失防止タグという存在の認知や普及に大きく貢献するでしょう。
圧倒的なユーザー数で紛失時の探索能力が期待できる
Apple純正だけあって、セットアップの手軽さはさすが。AirPodsなどと同じく自動でiPhoneが検出して、流れるように設定が済みました。「マップ」アプリとも連係し、離れた距離にAirTagがある場合は経路もガイドしてくれました。
また、他社製品のように月額課金での追加費用がかからないうえ、圧倒的なユーザー数で紛失時の探索能力が期待できる点も魅力です。
以上、「AirTag」のご紹介でした。
気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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