ガチテストで見つけた!最強のキャンプツールって?
自宅で過ごす時間が増えた反動もあるのか、ものすごく流行っているのが、キャンプです。
キャンプ用品は本能的なシンプルさと洗練されたデザインでつい手を伸ばしたくなる魅力がありますが、ロマンや個性はわかっても各製品の微妙な差異についてはわかりにくいもの。そして意外と高い物ばかりですよね。
そこで、物にもよりますが「家であろうと外であろうと使い倒せるモノ」という視点も含めて、プロと一緒に徹底比較。最強のキャンプツールを発表します!
雰囲気を演出してくれる!LEDランタン9製品を比較
キャンプの雰囲気を演出してくれるレトロなランタン。燃料を扱うのは少し不安という方でも、LEDなら手軽に取り入れられると、注目を浴びています。熱くなりにくく、火災や一酸化炭素中毒の心配がないので子どもやペットがいても安心です。
ということで今回は、主なメーカーやネット通販で人気のLEDランタン9製品を集めて専門家と徹底比較。以下の方法でテストを行いました。
テスト方法1:演出力評価
デザインやサイズ感、インテリアとの合わせやすさ、光の雰囲気をプロがチェックしました。
テスト方法2:照度測定
テントを想定した175cmの高さに吊るし、照射範囲を確認。横50cm・直下175cmの明るさを計測しました。
テスト方法3:点灯時間測定
満充電または新品の電池を使用し最大光量で点灯。消灯か光量が著しく落ちるまでの時間を計測しました。
以上のテストを行った結果、ベストバイとなった製品を含め、高評価だった3製品をご紹介します。
佇まいにホレる!ベアボーンズ「レイルロード ランタンLED」
ベアボーンズ
レイルロード ランタンLED
実勢価格:9680円
サイズ・重量:約W140×D140×H204mm・約960g
明るさ:35~200ルーメン
電源:4400mAHリチウムイオン電池(内蔵)
連続点灯時間:3.5時間(ハイパワー)・100時間(ローパワー)
▼テスト結果
・吊るした状態
・置いた状態
デザイン:◎
サイズ感:○
光の陰影:◎
明るさ:◎(サイド50cm/110.5lux、直下175cm/3.5lux)
照射範囲:◎
使いやすさ:(1:無段階、2:3時間50分、3:USB-C充電)
※1:明るさは実測値です
※2:使いやすさ項目……「1:調光」「2:最大光量で点灯した場合の実測連続点灯時間」「3:電源」
ベストバイとなったベアボーンズ「レイルロード ランタンLED」は、戦前の北米鉄道会社をモチーフにしたランタンです。
巻き鍵型のスイッチやエジソン球タイプのLEDがクラシカルな雰囲気を醸し出します。やや大きいですがデザインの良さはピカイチ。明るさも申し分ありません。
インテリアにもなじみやすいので、アウトドアのほかリビングや寝室、ガレージなどで使ってもマッチします。
最大光量での電池持ちが短いのは惜しいですが、電源に接続中は連続点灯できるのがうれしいポイント。USB-Cで充電して使用します。
ポイント:細部のこだわりにくすぐられます
気泡入りガラスやフィラメントを模した細部の処理が雰囲気を出しています。
グリップ付きハンドルは持ち歩きやスタンドにかけるのにも便利。重さがあるので屋外でも安定します。
複数使いでアガる!ベアボーンズ「ミニ エジソン ランタン LED」
ベアボーンズ
ミニ エジソン ランタン LED
実勢価格:4180円
サイズ・重量:約W110×D110×H130mm・150g
▼テスト結果
・吊るした状態
・置いた状態
デザイン:○
サイズ感:○
光の陰影:◎
明るさ:○(サイド50cm/30.7lux、直下175cm/1.2lux)
照射範囲:○
使いやすさ:○(1:2段階、2:30時間、3:単3電池×2)
ベアボーンズ「ミニ エジソン ランタン LED」は、1台でも可愛いですが、複数使いしたいサイズ感やデザイン。レイルロードと組み合わせてもオシャレです。サイズは小さいですがテーブルなら十分。ゆったり飲みたくなる雰囲気です。
どこから見ても目に優しい ロゴス「ROSY ビレッジランタン」
ロゴス
ROSY ビレッジランタン
実勢価格:3938円
サイズ・重量:W120×D130×H260mm・約540g
▼テスト結果
・吊るした状態
・置いた状態
デザイン:△
サイズ感:◎
光の陰影:◎
明るさ:◎(サイド50cm/79.7lux、直下175cm/2.6lux)
照射範囲:◎
使いやすさ:○(1:無段階、2:35時間、3:単3電池×4)
ロゴス「ROSY ビレッジランタン」は、インテリアとしては地味ですが、明るく、優秀な光。点灯すると暖色の光で雰囲気をアップしてくれます。広範囲照らせるのに、半透明の筒に覆われていて、目に光が直接入らないのが良いです。
以上、最強のキャンプツール、LEDランタン3製品のご紹介でした。
ランタンは明るければいいと思いがちですが、室内やベランピングなど狭い範囲では明るさが邪魔になるものも。特に卓上で使う場合は、光が直接目に入らないものが向いています。
アウトドアだけでなく、おうちキャンプやベランピングもオシャレに演出してくれるので、活用してみてくださいね。
目に優しい光を楽しみたいですね。