お洗濯問題を解決!あるある悩みのベストアンサーを発表
見て見ぬフリしたくなる衣類のガンコ汚れやクリーニングに出すまでではないけれど洗いたい大物、干してもなかなか乾かない洗濯物たち……。日々のお洗濯の悩みは尽きないですよね。
そこで、雑誌『LDK』がプロと一緒に見つけたアイテムやテクニックなど、洗濯問題を解決するベストアンサーをお届けしちゃいます!
乾かないパーカーやジーンズは"干し方"を工夫する!
厚手で乾きにくいパーカーやジーンズ。生地が重なっている部分も多く、湿ったままになりがち……。
しかし、雑誌『LDK』で検証を行ったところ、干し方を工夫すると圧倒的に早く乾くことがわかったんです。
速乾のコツは生地を密着させないこと
気温が低い冬の季節は特に乾きが遅いです。そんな時でも速乾のカギは、生地を密着させないこと。パーカーは専用ハンガー、ジーンズは裏空洞干しでバッチリ乾きます。
今回の検証では、濡れた状態のパーカーとジーンズを様々な方法で干し、時間の経過とともに残留水分量をチェックしました。
それでは、それぞれの検証結果をご覧ください。
【パーカー編】ワザありハンガーが救世主
レック
らくらくパーカーハンガー
実勢価格:399円
※Amazonは合わせ買い対象商品です
レック「らくらくパーカーハンガー」は、フードをフックで固定できる専用ハンガー。今回検証したなかで、唯一カラッと乾かすことができました。
パーカーの干し方の検証結果は、以下のとおりです。
【A+評価】パーカー専用ハンガー
▼残留水分量
スタート時:100%
6時間後 :19.2%
10時間後 :2%
レック「らくらくパーカーハンガー」はフード用にハンガーが付いているので、フードの中に空洞ができ乾くのも早かったです。フードも袖もしっかり乾きました。
【B評価】普通干し
▼残留水分量
スタート時:100%
6時間後 :20.3%
10時間後 :6.3%
スタンダードな干し方は、10時間たてばほとんど乾いていましたが、残念ながらフードと袖口は湿ったままでした。
【B評価】ピンチハンガー
▼残留水分量
スタート時:100%
6時間後 :23.2%
10時間後 :6.3%
ピンチハンガーは、重なりは少なかったですが乾くスピードはそこそこ。最後まで袖口が濡れていました。乾いたあとの変形も気になりました。
【C評価】ハンガーにバンザイ干し
▼残留水分量
スタート時:100%
6時間後 :38.8%
10時間後 :19.2%
ハンガーにバンザイ干しは、重なっている背中部分が全く乾かず、10時間干しても着られる状態にはなりませんでした。フードと脇には意味がある干し方かもしれません。
【ジーンズ】裏に返して干すのが速乾のコツ!
続いては、デニムの干し方の検証結果をご紹介します。
【A+評価】裏返し空洞干し
▼残留水分量
スタート時:100%
6時間後 :2%
洗うときから裏返せば、干すときの手間もなくしっかり乾きます! 腰まわりも裾も空洞にすればスピードがアップ。
ほかの干し方より湿った箇所がほぼありませんでした。
【A評価】裏返し干し
▼残留水分量
スタート時:100%
6時間後 :6.5%
干すスペースがどうしても足りないなら裏返すだけでもOK。ポケットも乾きやすくなります。
風の当たりやすい外側に干しましょう。
【A評価】追加脱水で裏返し干し
▼残留水分量
スタート時:100%
6時間後 :9.5%
水分量はほかより若干減りましたが、追加脱水で水分をとばしても乾くスピードに変化はありませんでした。
それよりも裏返しにすることが大切です。
【C評価】表干し
▼残留水分量
スタート時:100%
6時間後 :20.9%
空気の通りがかなり悪い表干しは6時間後も裾もポケットも濡れたままで、丸一日干さないとダメです。
この干し方だと冬は特に乾きません。
以上、厚手衣類の上手な乾かし方のご紹介でした。
新しい洗濯方法を身に着けて、日々の洗濯悩みを解決していきましょう!
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