2020年ベストバイ決定!! 「MONOQLO オブ・ザ・イヤー」を解説
暮らしや仕事の環境が劇的に変わり、新しい生活様式となった2020年も『MONOQLO』はヤラセや忖度ナシにガチでテストしてきました。
そこで今回、激動の2020年に『MONOQLO』が扱った4038製品の中から「今買うべき!」と断言できる名品ばかりを集めた「MONOQLO オブ・ザ・イヤー」を選定。ここでは、ベストに選ばれた製品をピックアップし、どこが素晴らしかったのかを解説します。
▼【MONOQLO オブ・ザ・イヤー2020】記事はコチラ!
今回は、一度買えば長く使うからちゃんと選びたい「ロボット掃除機」部門です。
人気不動のルンバの中でも、2019年に「家電批評 オブ・ザ・イヤー」のロボット掃除機部門でベストバイに輝いたのが「ルンバi7+」。このルンバの発売から、わずか1年足らずで発売されたのが「ルンバs9+」です。
『MONOQLO』ではこの2台を徹底検証した結果、集塵力、主要機能も「s9+」と大差がなく、価格が安い「i7+」が2019年に続きベストバイとなりました!
コスパ含めてベストバイに! アイロボット「ルンバi7+」
アイロボット
ルンバi7+
実勢価格:14万2868円
サイズ・重量/本体:φ35.1×H9.2cm、クリーンベース:W31×D39×H49cm・約4.0kg(バッテリー含む)
稼働時間/最大75分
2020年のロボット掃除機部門「MONOQLOオブ・ザ・イヤー」受賞はアイロボット「ルンバi7+」でした。
▼テスト評価
掃除力:○
障害物:○
賢さ:◎
最新モデルよりも4万円ほど安く、掃除力も十分満足できるレベルです。正直、コスパも重視するならこっちのほうが断然オススメです!
最新機と大差なしのi7+の掃除力!!
実際に両機を使って、マンションで実験したそれぞれの掃除場所をみても、i7+も十分隅から隅まで掃除できていることがわかります。
i7+で初導入された【マッピング機能(部屋の環境を学習、記憶)での掃除】や【ダスト容器のゴミの自動排出】【クリーンベース内の密封型紙パックに取り込む機能】は便利そのものです。
最新機種である「s9+」と比べてみても、厳密な吸引力では劣るものの、日常的なそうじ力として大きな差は感じられませんでした。
コーナリングはスムーズで、きちんと集塵できています。壁もコツコツ当たって把握し、壁際を直進して吸引していました。
ラックの隙間にもしっかりと潜り込み、まんべんなく移動して集塵! ただ、やはり回転ブラシで散らしたゴミの取り漏れは見られました。
ラグの走行性はs9+よりも優秀で、動きを鈍らせずに軽快。ただ、ラグの奥に潜ってしまう髪の毛は苦手ですが、総合的に問題ない集塵力でした。
▼ルンバs9+とi7+の性能を比較した記事はこちら
一方でスペックを最も重視するならルンバs9+です。兄弟誌『家電批評』のベストはs9+でしたので、それぞれの生活スタイルでチョイスしてみてください。掃除能力はどちらも高いことは間違いありません!
▼家電批評のオブザイヤー記事はこちら
『MONOQLO』 2021年1月号
晋遊舎
MONOQLO
2021年1月号
700円
2020年のベストバイを230製品紹介した『MONOQLO』2021年1月号はこちらからも購入できます。“今買うべきモノ”をチェックして、2021年も楽しく過ごしましょう!