マネするだけでOK! 汚れ落としのお掃除塾
毎日最低限のお掃除はしていても、溜まったガンコ汚れや細かい汚れからはついつい逃げるクセがついていませんか?
落とし方が分からなかったり、素材を傷つけてしまうのが怖かったり、はたまたやっぱり面倒くさかったりして、汚れを放置してしまいがち……。
今回はそんな「見て見ぬフリ」されている汚れがカンタンかつ絶対に落とせる方法をお掃除のプロに徹底リサーチ! 検証してわかった効果抜群の洗剤やグッズを惜しみなくご紹介しちゃいます。
【アイテム】ベタつく洗濯パン・ホースには「重曹ペースト」を
洗濯パンやホースなど洗濯機周りは、気が付くとホコリや毛・繊維などが溜まりがち。とはいえ、ひとりで洗濯機を動かして掃除するのは非現実的で諦めちゃってる……という人は多いのでは?
そんな人に朗報です。お掃除のプロによれば、洗濯機周りのお掃除は、無理して洗濯機を動かさなくても、手の届く範囲の汚れを取ればOK! とのこと。
ベタベタした厄介な汚れは「重曹ペースト」で落とすことができます。
【ハウツー】重曹ペーストをメラミンすればツルツルに!
こびりついたベタベタ汚れは、重曹ペーストをメラミンでこすればカンタンにキレイになります。
STEP1:ハンディモップでホコリを取る
洗濯パンをモップがけして大きなホコリを取り除きます。ついでにパンの周りも掃除するとなお良いですね。
STEP2:水と重曹を混ぜ重曹ペーストを作る
少量の水に重曹を溶かします。なるべく粒が残ったペーストにすると、ベタつきが取りやすくなります。
STEP3:重曹ペーストをメラミンでこする
洗濯パンのベタベタしている箇所を、重曹ペーストをつけたメラミンでしっかりこすりましょう。ベタついているところだけでもOKですよ。
STEP4:重曹と水を乾拭きで拭き取る
パンに残った重曹と水分は、乾拭きでしっかり取り除きます。水気が残るとホコリが溜まる原因になります。
STEP5:ホースのホコリを落とす
2種の硬さのブラシでホースの溝の汚れをかき出します。
STEP6:ホースから落ちたホコリを取る
ホースからかき出したゴミを、モップで取ります。洗濯機の下にホコリがいかないように注意しましょう。大量のホコリなら掃除機でもOKです。
STEP7:仕上げに乾拭きをして完了!
ホースに残ったホコリをしっかり乾拭きして取ることで、よりキレイに仕上がりますよ。
今回使用したオススメのお掃除アイテムをご紹介します。
お掃除の定番 カネヨ石鹸「重曹ちゃん」
カネヨ石鹸
重曹ちゃん 500g
実勢価格:181円
カネヨ石鹸「重曹ちゃん」は、洗濯機周りだけでなく家中のお掃除に使えます。しかも環境にも優しいので安心です。
軽くてしなる 花王「クイックルハンディ(BLACK)」
花王
クイックルハンディ
(BLACK)
実勢価格:278円
※Amazonは「あわせ買い対象商品」の購入ページになります。
花王「クイックルハンディ」は、軽くてよくしなるので洗濯パンの大きなホコリを取り除くのにとても使いやすいです。
2種の硬さのブラシが便利! キャンドゥ「目地ブラシ」
キャンドゥ
目地ブラシ
実勢価格:110円
キャンドゥ「目地ブラシ」は、硬さの異なるブラシが2つ付いていて優秀! 汚れによって使い分けることができます。
洗濯機下のホコリに ヒラカワ「のびるモップ」
ヒラカワ
のびるモップ
実勢
価格:1980円
ヒラカワ「のびるモップ」はプロご指名の逸品。モップ部分が長くて柄も伸びるので、洗濯機下でも入ります。洗濯機の底面についたホコリまで取れちゃうんです。
このように奥の方までスイスイ~っと入り込んでホコリを取ってくれます。洗濯機下の掃除にはコレです!
掃除後は「柔軟剤」でホコリを寄せ付けない!
洗濯パンやホースの仕上げの乾拭きの際に、ぞうきんに1滴柔軟剤を垂らして拭くと、柔軟剤の静電気除け効果で、ホコリが積もるのを防ぐことができます。
いつも使っている柔軟剤でOK! これだけでキレイがキープできるのでぜひお試しくださいね。
『LDK』2020年12月号
LDK
2020年12月号
『LDK』2020年12月号の特集「簡単リセットお掃除塾」では他にもさまざまな「汚れ落としの新方程式」を大公開。解決方法やおすすめアイテムを紹介しています。
ぜひ、記事を参考にしてみてくださいね。
ベタベタ汚れはヘアケア剤や洗剤などが原因です。