2020年の総決算! ぜったい欲しくなる最新AV家電
なかなか出かけづらい今日この頃。家でゆっくり過ごすとなれば、この機会にAV家電類を充実させてしまうのもいいかもしれません。
高画質4Kテレビや憧れのホームシアター、ハイスペックなオーディオ類など、いま導入すれば自宅で心ゆくまで楽しめてしまいます。
日々さまざまな最新家電を紹介している雑誌『家電批評』では、そんなみなさんの物欲を直撃してしまいそうな、オーディオ&ビジュアルの新製品をピックアップしました。
今回は4Kテレビで部屋を極上のホームシアターにするアイテムです。
東芝レグザ「55X9400」をホームシアターにする
ネットを疑う家電ガイド『家電批評』での4Kテレビランキングにて、見事ベストに輝いた東芝の4K有機ELテレビ「レグザX9400シリーズ」。
東芝
55X9400
実勢価格:31万3500円
サイズ・重量:W1234×H738×D279mm・32.5kg
チューナー:BS4K・CS4K×2、地上デジタル×9、BS・110度CSデジタル×3
「55X9400」は、これまでも定評のあった描写力に加え、クラウドAIによりテレビ放送もより高画質化。緻密な表現で精細感が格別な有機ELテレビです。
今回はその超高画質を存分に楽しめるホームシアターアイテムを厳選しました。
日本最高の有機ELによる圧巻の映像美に魅せられながら、極上の立体音響に包まれる至福のとき──。それではさっそくご紹介します!
パナソニックの最上位プレーヤー「DP-UB9000」
まず4Kの映画を観るなら、ネット配信より情報量が多いウルトラHDブルーレイ(以下、UHDBD)のほうが断然キレイ。そこで映画の映像技術を熟知したパナソニックが誇る最上位プレーヤー、パナソニック「DP-UB9000」です。
パナソニック
DP-UB9000
実勢価格:18万9476円
サイズ・重量:W4 3 0×H87×D300mm・12.5kg
Ultra HDブルーレイの高画質を最大限引き出すだけでなく、オーディオ再生機としての能力も優秀。
Dolby Visionでネットフリックスも最高に楽しめます。
音質面もパワーアップ! マランツ「SR6015」
マランツ
SR6015
実勢価格:12万4542円
サイズ・重量:W440×H161×D398mm・12.8kg
搭載パワーアンプ数:9ch
次に必要になるのが、音質面をパワーアップするAVアンプとスピーカーです。X9400自体も、ほかの薄型テレビと比較すればかなり高音質ですが、どうせならもっと充実させたい!
ということでまずはアンプから。チャンネル数が多く拡張性に優れたマランツのAVアンプ「SR6015」です。
マランツではミドルクラスに位置付けられるAVアンプですが、最新の3Dサラウンドフォーマットにも対応。
多彩なフォーマットに対応したマルチチャンネルです。
オールジャンル楽しめるDALIのスピーカー4種
続いてスピーカーです。欧州系のナチュラルな音作りでオールジャンル楽しめる「DALI」のスピーカーをそろえました。
メインスピーカー
DALI
OBERON7
実勢価格:6万8310円
サイズ・重量:W200×H1015×D340mm・14.8kg
メインスピーカーのDALI「OBERON7」は雑味の少ないナチュラルな音が特長。本格オーディオ路線では低価格な点も魅力です。
木目の質感もよく、インテリアとの相性もいいです。お部屋の雰囲気に合わせて、ダークウォルナットのほか、アッシュブラック、ライトオーク、ホワイトから選べます。
センタースピーカー
DALI
OBERON VOKAL
実勢価格:4万7520円
サイズ・重量:W441×H161×D295mm・7.3kg
センタースピーカーはダブルウーファーを備えるDALI「OBERON VOKAL」。中音域の歪みを低減する技術により音声が明瞭です。
セリフがクリアに聞こえます。
サブウーファー
DALI
SUBE9F
実勢価格:5万6800円
サイズ・重量:W288×H307×D311mm・8.5kg
アルミ製のダイアフラムを採用したサブウーファーのDALI「SUBE9F」。OBERONシリーズと好相性です。
ハイトスピーカー
DALI
ALTECO C1
実勢価格:4万7520円(ペア価格)
サイズ・重量:W252×H200×D160mm・2.9kg
ハイトスピーカーはDALI「ALTECO C1」。フロントスピーカーの上に置いたり壁に掛けたりと、7種類の設置方法が選べます。
やっぱり外せないテクニクス「SL-1200MK7」
テクニクス
SL-1200MK7
実勢価格:9万9000円
サイズ・重量:W453×H169×D353mm・9.6kg
回転数:33 1/3rpm、45rpm(78rpm:切換スイッチで設定)
そして、せっかくいいスピーカーがあるならレコードプレーヤーも外せません。テクニクス「SL-1200MK7」はDJに人気のターンテーブル最新機。
操作性や音質の向上に加え、筐体の剛性や制振性の高さもポイントとなっています。
外付けHDDで録画万全!バッファロー「HD-LE6U3」
バッファロー
HD-LE6U3-BA
実勢価格:2万809円
サイズ・重量:W114×H33×D171mm・0.9kg
さらに地デジも4Kも録画するなら、バッファローの外付けHDD「HD-LE6U3-BA」を3台体制で。全録用に6TBのHDDを2台(6ch約10日分)、さらに通常録画やBS4K録画用に1台追加すればもう完ペキです。
100万越えの価値アリ!極上のホームシアター完成です
以上、東芝「55X9400」でつくるホームシアター厳選アイテムをご紹介しました。
立体音響のDolby Atomosを始め、映画館の音響を自宅で再現するにはとにかくスピーカーの数を増やしたいところですが、日本の家庭事情を考えるとそれは無理。また、オーディオの世界は究めようとするといくらお金があっても足りません。
今回は現実的に考え得る、ひとつの到達点として厳選したのが今回のアイテムです。
【今回のセット内容】
●有機ELテレビ 東芝 55X9400 31万3500円
●UHDBDプレーヤー パナソニック DP-UB9000 18万9476円
●AVアンプ マランツ SR6015 12万4542円
●スピーカー
DALI OBERON7 6万8310円×4
DALI OBERON VOKAL 4万7520円
DALI SUBE9F 5万6800円
DALI ALTECO C1(1ペア) 4万7520円
●レコードプレーヤー テクニクス SL-1200MK7 9万9000円
●外付けHDD バッファロー HD-LE6U3-BA 2万809円×3
合計:121万4025円
総額100万を超えてしまいましたが、それに十分見合う、映画館超えと言っていいほどの充実ぶり。圧倒的映像美と音の表現力に包まれ、呆然とすること間違いなしです。
ホームシアター超入門編ならこちら!
最後に、「そうはいっても100万は出せない……」という場合のために、超入門編としてご紹介したいのがこちらの2点です!
価格以上の4K液晶テレビ ハイセンス「50U7F」
ハイセンス
50U7F
実勢価格:7万9800円
入門に最適な2.1chサウンドバー「HT-S350」
ソニー
HT-S350
実勢価格:2万7236円
格安4K液晶テレビの代表格であるハイセンス「50U7F」とソニーのサウンドバー「HT-S350」の組み合わせなら、10分の1の予算で楽しめます。超入門編ならこちらがおすすめです!
以上、ホームシアターおすすめアイテムのご紹介でした。日本最高の有機ELが、ホームシアターで真価を発揮するこの感動をぜひ体感いただければと思います。
なお、特集「AV家電大図鑑」が掲載された『家電批評』2020年11月号はこちらから購入できます。
『家電批評』2020年11月号
家電批評
2020年11月号
気になるオーディオ&ビジュアルの新製品を紹介していますのでぜひチェックしてみてくださいね。
オーディオとしては中級クラスのシステムでまとめました。