2020年の総決算! ぜったい欲しくなる最新AV家電
なかなか出かけづらい今日この頃。家でゆっくり過ごすとなれば、この機会にAV家電類を充実させてしまうのもいいかもしれません。
高画質4Kテレビや憧れのホームシアター、ハイスペックなオーディオ類など、いま導入すれば自宅で心ゆくまで楽しめてしまいます。
日々さまざまな最新家電を紹介している雑誌『家電批評』では、そんなみなさんの物欲を直撃してしまいそうな、オーディオ&ビジュアルの新製品をピックアップします。
ガラス系スピーカーで成功した希少種「TRANSPARENT SOUND」
今回ご紹介するのは、ビジュアルとサウンドを両立させた貴重なモデル、TRANSPARENT SOUNDのガラス系スピーカーです。
トランスペアレントスピーカーは、アルミフレームと透明なガラス筐体のアート感覚にあふれたモデル。そのスタイリッシュなビジュアルは多彩なインテリアにマッチします。また、音質についても試聴したプロが「予想外にまともに聴ける」と評価しています。
というのもガラスをスピーカーの筐体にするのは難しく、過去にいくつかあったガラス系スピーカーも「音が硬質すぎて、とてもいい音とは言い難い」ものも多かったのです。
しかし、本製品はガラスの悪影響を抑えて、オーディオレベルに仕上げており、とくに中音域の美しさはプロも絶賛! ディテールのクッキリ描かれた楽器やボーカルの音を体感できました。
そのほか、スピーカーユニットやアンプなど各パーツがモジュール化されていて、それぞれ交換できるのもポイント。
例えば、Bluetooth用のモジュールを交換して最新バージョンに対応させたり、故障したパーツだけを付け替えることで、長く愛用することができます。
音色を調整できる「TRANSPARENT SPEAKER」
TRANSPARENT SOUND
TRANSPARENT
SPEAKER
実勢価格:15万2680円
サイズ・重量:W431×H333×D118mm・11kg ドライバー:2×3フルレンジドライバー ウーファー:1×6.5 周波数帯域:35Hz-20kHz±5dB ワイヤレス方式:Bluetooth 5.0
TRANSPARENT SOUND「TRANSPARENT SPEAKER」は、3インチのフルレンジスピーカー2つ、6.5インチのウーハー1つを搭載した大型モデル。
操作部にはレバー式の電源とボリュームノブのほか、「BASS(低音)」と「TREBLE(高音)」のトーンコントロールノブを搭載しています。各パーツがモジュール化されているため、新技術が出た時には、チップなどパーツのみ交換することも可能です。
オーディオ機器との接続はBluetooth、もしくは付属する3.5mmプラグのケーブルによる有線にも対応しています。専用のBluetoothトランスミッターが背面に格納されています。
大きいサイズのコチラには高音と低音のトーンコントロールボタンを搭載。楽曲に合わせて音色を調整できます。
複雑な調整不要の「SMALL TRANSPARENT SPEAKER」
TRANSPARENT SOUND
SMALL TRANSPARENT SPEAKER
実勢価格:7万1280円
サイズ・重量:W268×H203×D95mm・3.0㎏ ドライバー:2×3フルレンジドライバー 周波数帯域:60Hz-20kHz±3dB ワイヤレス方式:Bluetooth 5.0
TRANSPARENT SOUND「SMALL TRANSPARENT SPEAKER」は、3インチのフルレンジスピーカー2つを搭載した小型モデルです。操作は電源レバーとボリュームだけのシンプルな構成ですが、Bluetoothと有線接続の両方に対応しています。
トーンコントロールは非搭載ですが、フルレンジスピーカーらしいバランスのよい音が特徴なので、複雑な調整をしなくても十分に満足できる音質でした。各パーツがモジュール化されているため、新技術が出た時には、チップなどパーツのみ交換することも可能です。
スピーカー背面が密閉されていないため、左右から出る音同士の影響が心配されました。しかし、実際に聴いてみるとノイズもなく、まとまりのある音です。
以上、TRANSPARENT SOUNDのガラス系スピーカーをご紹介しました。
価格は高いですが、ここまで見た目と音が調和した製品なら、大満足できる一台です。ぜひチェックしてみてくださいね。
『家電批評』2020年11月号
家電批評
2020年11月号
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