ウェアラブルオーディオの可能性を感じた進化!
2019年、Boseから発売されひそかに話題となっていた「オーディオサングラス」。
その新モデルとして「Bose Frames Tempo」と「Bose Frames Tempo」が登場しました。
※画像はAmazonより。製品は「Bose Frames Soprano」です。
前モデルは、識者から“ガジェット的ポジション”と言われていましたが、今回発売された2製品を検証してみたところ、音質にも変化が見られ、ひとまずウェアラブルオーディオとして認められました。
一方装着感は、編集部内で使用してみたところ、大きいという意見が……。特に調整用のノーズパッドが付属していないSopranoの装着感は意見が分かれそうです。
では、「Bose Frames Tempo」と「Bose Frames Tempo」を検証したレビューを、もう少し細かく見ていきましょう。
Bose Frames「Soprano&Tempo」
※画像はAmazonより
Bose
Bose Frames Soprano
実勢価格 3万3000円
サイズ:レンズ横幅55×ブリッジ幅17×テンプル長さ136mm
重量:49.89g
バッテリー持続時間:最大5.5時間
Bluetooth規格:5.1
※画像はAmazonより
Bose
Bose Frames Tempo
実勢価格 3万3000円
サイズ:レンズ横幅65×ブリッジ幅17×テンプル長さ136mm
重量:49.89g
バッテリー持続時間:最大8時間
Bluetooth規格:5.1
Boseのオーディオグラス、「Bose Frames Tempo」と「Bose Frames Tempo」は、両サイドのつるの部分に小さなスピーカーのようなものがあります。
そこから音がなる仕組みになっているのですが、耳元でなっているような感覚はさほどなく、開放的で気持ちよく聴くことができます。
なお、「Soprano」の充電は専用端子で、ケーブルはマグネットでくっつきます。「Tempo」の充電は専用端子ではなく、USB-TypeC接続での充電になっていました。
【音質】通話はクリア!音楽はそこそこです
音質の検証では、大澤氏からは「なかなかのステレオ感で、アウトドアなどで耳をふさがずに自分用BGMが欲しい時には、間違いなく気分を上げてくれます」と好評価。
音質面ではパーソナルなステレオとして機能するレベルにあるとのこと。また、低音もしっかり出ており、Hi-Fiとはいきませんが、十分に音楽用のクオリティに達しているといえます。
音が出て周りの音を消さないサングラス。
【操作性】耳元のタッチセンサーでコントロール
音量は側面をスワイプし、メディアの再生やトラックの送り・戻しはアナログボタンで行います。
【ファッション性】日本人には大きすぎるかも
ただのサングラスにしか見えない本機。それぞれ交換用のカラーレンズが用意されていて、気分によってレンズも交換することができます。
しかし、日本人には結構大きめ。鼻の部分が大きいため、ずり下がりがちかもしれません。願わくば、小さなサイズも用意してもらえるとうれしいです。
以上、Boseの新製品、オーディオグラス2製品のご紹介でした!
もはや「色物ガジェット」とは言わせない、オーディオとして認められた本機。もしかして、近い将来はみんなが当たり前のようにオーディオグラスを装着しているかもしれません! 気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
▼2019年発売の前モデルはやや色物扱いでした!
パーソナルなステレオとして機能しています。