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※情報は2020年6月発行『はじめてのキャンプ for Beginners』のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
大型化ばかりがテントのトレンドではありません
これまでのキャンプの主流は車利用のオートキャンプ。荷物は大きく、重たくなってしまいがちでしたが、最近では電車キャンプやツーリングキャンプなど身軽なキャンプが人気になってきました。
そこで今回紹介するのは登山やツーリングなどソロキャンプ~少人数キャンプに便利に使える軽量タイプのテントです。
収容人数は多くて2人。登山用なら2kg以下がバックパッキングの際に負担が少ないです。登山を想定しないなら、耐久性に優れた居住性もまずまずなテントも選択肢に入れましょう。ここでは「ソロテント」のおすすめ3アイテムをピックアップします!
山行もソロキャンプも対応!アライテント「オニドーム2」
アライテント
オニドーム2
実勢価格:5万1700円
使用人数:大人2人
使用時期:春/夏/秋
収納サイズ:小
最小重量:約1.5kg
山岳用テントとして名高いアライテントが、居住性を重視して開発したモデルが「オニドーム2」です。総重量1.5kgを切る重さは登山にもソロキャンプにも最適です。
前室は、荷物や脱いだ靴を置いたり、ちょっとした料理をしたりなどが快適に行えます。
寝るスペースは奥に、荷物は手前に
構造上奥のほうが幅があるのでそちらを寝るスペースに使います。手前の空きスペースに必要な荷物を展開しましょう。
ベンチレーターで快適性を確保
インナーテントのベンチレーターはメッシュとナイロンの2重構造。雨水や寒気の浸入をしっかりと防いでくれます。
広い前室を有効活用!
ペグダウンしなくても前室エリアが確保できるから、ペグが打てない場所でもフル機能使える点が心強いですね。
空間を作り出したテンマクデザインのソロテント
テンマクデザイン
Ten Ger
STANDARD
実勢価格:2万1780円
使用人数:大人2人
使用時期:春/夏/秋
収納サイズ:小
重量:インナー:1276g、フライ:1282g、ポール:1674g
テンマクデザイン「Ten Ger STANDARD」は、キャノピーの広さが魅力のソロテント。フレームを工夫して十分に座れるだけのキャノピー空間を確保しているのは、バイク女子の発想を生かした構造なのです。
前室にフレームを入れることで、荷物や靴置き、またはヘルメット収納に便利な空間を確保しています。雨の日も快適に利用できるのもポイントです。
天井高めで開放感アリ
2人が休める広さ。ソロテントとしては割合に天井が高いため、目覚めに着替えやストレッチもラクラクできちゃいます。
キャノピーポールでグレードアップ
前室が広く、別売のキャノピーポールを使って跳ね上げればタープなしでも快適な空間を作り出せます。
屋根下の空間を拡張できるキャプテンスタッグのソロテント
キャプテンスタッグ
トレッカーソロテントUV
実勢価格:2万5256円
使用人数:大人2人
使用時期:春/夏/秋
収納サイズ:小
重量:インナー:約2.2kg
キャプテンスタッグ「トレッカーソロテントUV」は、全体のフレームが、Aの字を2つつなげたような形をしています。フレームを湾曲させて全体の形を組み、インナーテントを吊り下げフライを重ねます。
重量は約2.2kgほど。トレッキングで貴重な杖であるストックは、野営の際はテントやツェルトを支えるポールとしても使えます。
身軽なキャンプのコツ:テント以外も軽量コンパクトなものを
ソロテントは小さいもの。収納スペースも小さいので、バーナーなど他のグッズもコンパクトなものをセレクトしましょう。
以上、身軽キャンプの必需品、ソロテントの紹介でした。
使い勝手のいい道具で楽しいキャンプ時間を過ごしてくださいね。
山岳用テントはたしかに軽量ですが、やや狭いので、1人で使用する場合も2人用が◎