不便さを改善してくれる 新発想の最新文房具
(C) PaylessImages/123RF.COM
日本の文房具は品質がいいので、こだわりを持ってお気に入りのものを選び、それを何年も使っている人も多いでしょう。また、新しく出た文房具を逐一チェックし、トレンド商品を追う文房具ファンも多いです。
そのいっぽう大多数の人は、「文房具は使えれば何でもいいや」と、こだわりなく選んでいるのではないでしょうか。しかし、使う文房具ひとつで仕事や作業の効率が劇的に改善されることも。本記事では、そんな普段文房具に興味を持たない方々に向けた、今年話題となり、『MONOQLO』編集部が厳選した機能的なアイデア文房具を4つご紹介していきます。
①:消しカスが吸い取れる! SNSで話題の磁石消しゴム
クツワ
磁ケシ
実勢価格:605円(2個セット)
サイズ:W16×H64×D16mm
重量:23g
ケース底面のネオジム磁石に消しカスがくっつくとSNSでバズっている話題の「磁ケシ」。「まさか! くっつかないでしょ」と思ったのですが、消しカスの上に裏面を持っていくだけで、小さなカスも面白いくらいに吸いつきました。その秘密は、消しゴムに混ざっている「鉄粉」。消しゴムケースの底にネオジム磁石が内蔵してあるため、消しカスがくっつくんです。
軽い力で消すことができ、消しゴムとしての品質も◎で企画負けを全然していない実力を発揮してくれました。もっと早く設計してほしかった!と思わせてくれる、まさに新定番になり得る逸品です。
※画像はAmazonより
鉄粉&強力磁石で消しカスを簡単に収集できる!
消しやすさはベストバイ超えかも
少ない力で軽々と消せました。
カスがまとまるけど、意外と力が必要です。
②:驚くほど軽い力で引ける コスパ抜群のテープのり
トンボ鉛筆
ピットエアー
実勢価格:431円
容量:16m
※Amazonあわせ買い対照商品
驚くほど軽く引けると評判の、今年発売されたテープのり「ピットエアー」。独自の新開発機構のヘッドの採用で、本当に軽くてのりの切れもいいので、ムラのないのり付けができ、文句なしの実力です。批評誌『MONOQLO』の過去ベストバイよりコスパもよく、まさにテープのりの決定版といっても過言ではありません。
のりを貼る時、あまりの軽さに感動しちゃいました。
▼テスト結果
貼り心地:◎
コスパ:◎
1m27円(リフィル:1m20円)
③:A4、A3サイズの書類に対応! 挟んだままメモできるファイル
キングジム
クリアーファイル
「カキコ」(No.8632)
実勢価格:506円
サイズ:A4タテ型
ポケット:20個
※商品画像はAmazonより。カラーによりAmazonあわせ買い対照商品
上下のフラップで紙を固定する新発想のクリアファイル「カキコ」。入れるときに面倒ないちいち袋に収納する作業が発生せず、挟んだまま、文字が書き込めます。A4の書類だけでなく、見開きでA3の書類も収納することができます。書類にメモすることが多い人なら、買ってみる価値はあります。
楽譜を使う人などにも大人気!
ファイルした状態でメモできるのが最大の特徴
書類を袋から出す必要アリ。出し入れは簡単だけど、文字が書き込めません。
挟むのが少し面倒。4つ角を挟むのが少し面倒ですが簡単です。。
④:ToDoリストのペーパーレス化 メモは画像としてデータ化できる
プラス
クリーンノート
Kaite
実勢価格:3153円
サイズ:縦297×横211mm
紙が不要で消しカスも出ない、磁性シートを使ったエコな新型ノート「クリーンノートKaite」です。書いた文字が薄くて視認性が悪いものの、自分用メモやToDoリストとしてなら使ってもいいかもしれません。専用アプリを使うと、書いた文字や絵をデータで残せる点はとても便利です。
書いた文字は画像としてデータ化、専用アプリでスマホに保存!
以上、斬新なアイデア文房具をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。「磁ケシ」「ピットエアー」は即買い、「カキコ」「kaite」は使う頻度が多いのであれば買ってもいいという結果が出ました。新定番にもなり得るアイデアが活かされていますので、ぜひ検討してみてください。