劣化したり、再生機器がダメになる前にデジタル化を!
今の時代、音楽も映像もデジタルデータで楽しむことが多いと思いますが、思い出がつまった「カセットテープ」や「ビデオテープ」が押入れにたくさん眠っているという方も多いのでは?
そして「手元に再生機器がないけど、捨てるのは忍びない」「いつか、そのうちデジタル化するつもり」と思いながら長いこと放置されているのでは?
いつまでも放置しておくと、テープが劣化して大切な思い出まで消失してしまう危険が……。
でも今回おすすめするアイテムを使えば、カセットテープやビデオテープのデジタルデータ化は決して難しくありません。大事な思い出が再生できなくなる前に、ぜひぜひお試しください!
カセットテープは伸びる前にMP3化して取り込みを!
アイテフェア(AiteFeir)
MP3変換プレーヤー
USBメモリ保存タイプ
実勢価格:2559円
カセッテープは熱や湿気に弱く、放っておくとテープが伸びたり、磁気が消失したりする可能性があります。
でもポータブルの変換器を使えば、PC不要でカンタンにMP3化できます。ちなみに、本体はカセットプレーヤーとしても使えます。
操作方法はシンプルで、本体にカセットを入れ、記録媒体をセットしたらボタンを押すだけ!
ステップ①まずはテープの状態を確認
テープがゆるんでいると正常に再生できないないので、MP3化する前にしっかりと巻き取ります。
本体にカセットテープを入れ、イヤホンを接続してから再生ボタンを押し、正常に再生されるかどうか確認します。
ステップ②メモリを接続してボタンをON
デジタル化したデータを記録するためのUSBメモリを本体に接続します。
あとはカセットを再生し、ボタンを押して録音と書き込み(データ保存)を行うだけです。
ラジオ、テレビ、MDプレーヤーなどの音も、別売のステレオミニケーブルで接続すればMP3化できます!
ビデオテープのデータはSDカードに直接書き込み!
アイ・オー・データ機器
GV-SDREC
実勢価格:9367円
サイズ:(約)W139×D32×H60mm
重量:150g
ビデオテープは経年劣化により映像にノイズが生じたり、再生できなくなったりする可能性があります。
アイ・オー・データの「GV-SDREC」もPCいらずでカンタンにテープのデジタル化が可能ですが、ビデオデッキが必要になります。
もはや希少になったビデオデッキ……。いつ故障して使えなくなるか分からないので、再生が可能なうちに早めにデジタル化するのが得策と言えそうです。
「GV-SDREC」の使い方はカンタン!
まずはケーブルで本体とテレビ、ビデオデッキをつなぎます。
次に本体のスロットにデータ記録用のSDカードを挿し込みます。
あとは電源を入れて開始ボタンを押すだけでダビングがスタートし、SDカードに直接データが書き込まれます。
テレビ画面で映像を確認しながらダビングすることができます。ちなみに、テレビ画面の上部にはSDカードの残容量(録画可能時間)が表示されます。
USBポートも備えているので、USBハードディスクやメモリに記録することもできます。大容量のハードディスクを接続すれば長時間のダビングも安心です。
※ただし、2TBを超える容量のハードディスク、暗号化機能や仮想ドライブ機能があるUSBストレージには対応していないのでご注意ください。
以上、カセットテープやビデオテープのデジタルデータ化に役立つアイテムのご紹介でした。
「いつかそのうち」と思っていると、テープが劣化して手遅れになりかねません。大事な思い出を消したくない方は、お早めにどうぞ!