【2023年】メンズシャンプーのおすすめランキング21選。人気商品を徹底比較

最強のメンズシャンプーはどれ？

髪の毛にボリュームが出ない、頭皮がベタつく……など、成人男性ならば少なからず抱えている髪や頭皮の悩み。

そんな悩みを解決するには、男性向けのシャンプーを使用するのがおすすめです。

メンズシャンプーは通常のシャンプーに比べて洗浄力が重視される傾向があります。良いメンズシャンプーを使えば、頭皮の皮脂汚れなどをしっかり落とすことができますよ。

今回は、雑誌『MONOQLO』がメンズシャンプー21製品の徹底検証を実施。頭皮や髪にやさしく、皮脂もワックスもスッキリ落としてくれる優秀な一本を見つけるべく、洗浄力や成分、使用感などを徹底比較しました。

その結果、並み居るライバルたちを押しのけて1位に輝いたのはネイチャーラボ「MARO17 ブラックプラス シャンプー」でした！

【1位】ネイチャーラボ「MARO17 ブラックプラス シャンプー」

ネイチャーラボ
MARO17
ブラックプラスシャンプー
実勢価格：2178円
容量：350ml

なお、4年連続で1位に輝き、殿堂入りも果たしているネイチャーラボ「MARO17 コラーゲン配合（保湿） シャンプー パーフェクトウォッシュ」は惜しくも2位という結果に……。

【2位】ネイチャーラボ「MARO17 コラーゲン配合（保湿） シャンプー パーフェクトウォッシュ」

ネイチャーラボ
MARO17
コラーゲン配合（保湿） シャンプー
パーフェクトウォッシュ
実勢価格：2178円
容量：350ml

1位、2位を独占したネイチャーラボ2製品の詳細は、後ほど発表するランキングでたっぷりお伝えします。

メインのランキングに入る前に、ここからはメンズシャンプーの基本や種類など、選ぶ際のポイントをチェックしていきたいと思います。髪をケアする上で、メンズシャンプーの基礎知識はかなり重要なので、ぜひチェックしてくださいね。

メンズシャンプーの選び方は？

ここからは、メンズシャンプー選びのポイントを見てみましょう。これらのポイントにも注目して選ぶことで、より自分に合ったシャンプーを使うことができますよ。

選び方1：髪と頭皮にいい成分・避けたい成分を確認！

配合成分表にはさまざまな成分が記載されていますが、なかには刺激が強く髪の毛や地肌の健康を損なう恐れがある成分も……。

以下は頭皮に良い成分と悪い成分の一例です。商品の成分表示を確認する際の参考にしてみてください。

髪と頭皮にいい成分とは？

【髪の栄養となる成分】

• アミノ酸（グリシン、アルギニンなど）
• 加水分解ケラチン
• ペプチド
• セラミド など

これらの成分は髪に栄養を与え、傷んだ髪を補修する働きが期待できます。とくに普段からカラーやパーマなどを利用する人は、成分にも注目してシャンプーを選ぶことをおすすめします。

いずれも髪の毛に栄養を与えたり、頭皮環境を改善する効果は期待できますが、5分程度で洗い流してしまうシャンプーは髪や頭皮に成分が残りにくく、劇的に効果が出るわけではないため過信は禁物です。

【保湿成分】

• 加水分解シルク
• ヒアルロン酸
• ホホバ種子油
• シア脂 など

髪や頭皮を保湿して乾燥を防ぐ成分。乾燥を避ければフケやかゆみを抑えられるうえ、髪がしっとりと柔らかくなり、ツヤのある状態を保つことができます。

毛髪の乾燥が気になる人や、乾燥肌の人はチェックしてみてください。

【ニオイ予防に役立つ成分】

• チャエキス
• カキタンニン
• 銀（イオン）
• 亜鉛 など

イヤなにおいを抑える効果を期待できます。植物由来の成分や、金属イオンを利用したものなどは比較的刺激が少なく安心ですよ。

避けたい成分とは？

【刺激の強い洗浄成分】

• ラウレス硫酸Na
• ラウリル硫酸Na など

【刺激の強い殺菌剤】

• ピロクトンオラミン
• ジンクピリチオン など

【着色料などの添加物】

• 青1、黄4（着色料）
• エタノール など

髪の環境や頭皮の肌質などは人それぞれ。シャンプーの効果にも個人差があるので、使ってみて「合わない」と感じたら思い切って他の商品に乗り換えることも考えることも大切です。

選び方2：ニオイやフケなど悩みで選ぶ

男性の髪や頭皮にもいろいろなタイプがあり、タイプによってシャンプーにも向き不向きがあります。ここでは、メンズシャンプーをさらに細かなタイプに分け、その特徴とどんな悩みを持つ人におすすめかご説明します。

頭皮と髪にやさしいアミノ酸系シャンプー

• 特徴……低刺激で優しい洗浄力と高い保湿力がある
• こんな人におすすめ……頭皮が弱く敏感な人やカラーやパーマで髪が傷みがちな人

アミノ酸系シャンプーは、美容室などで使用されるシャンプーなどに良く含まれているグリシン・サルコシン・メチルアラニン・グルタミン酸・メチルタウリンなどのアミノ酸系洗浄成分を含有するものを指します。

低刺激で髪と頭皮に優しいと言われる「アミノ酸系」シャンプーですが、しっかりすすがないと成分が肌に残りかゆみやフケの原因になってしまうこともあるので、シャンプー後のすすぎは重要です。

皮脂が気になるならスカルプシャンプー

• 特徴……毛穴の皮脂を落とす強い洗浄力の商品が多い傾向がある
• こんな人におすすめ……頭皮の皮脂分泌が多い人

抜け毛や薄毛の原因となる毛穴に詰まった皮脂汚れの洗浄に長けた傾向があります。

洗浄力が強いシャンプーが多い分、すべてではありませんが、中には角質溶解剤に使われるサリチル酸や殺菌剤のピロクトンオラミンなどといった強い洗浄成分を含有している場合があるので、皮膚の弱い人は成分表示のチェックが肝心です。

保湿力重視の天然由来シャンプー

• 特徴……保湿性に優れた商品が多い傾向がある
• こんな人におすすめ……頭皮が乾燥し、フケ症の人

アルガンオイル・ヤシ油・ホホバオイルなどの天然植物オイルをベースにしたシャンプーです。このタイプは保湿に優れ、頭皮への刺激が抑えられたものが多い傾向があります。

刺激が低く保湿力が高いといえど、界面活性剤を含有し、頭皮への刺激が強い商品も存在します。成分表示のチェックは重要です。

炎症やフケに悩むなら薬用シャンプー

• 特徴……フケやカユミなどに効くとされるグリチルリチン酸ジカリウム、ピロクトンオラミン、サリチル酸などの成分を含む傾向がある
• こんな人におすすめ……頭皮の炎症やマセラチア菌などの細菌が原因のフケに悩んでいる人

薬用シャンプーは、医薬部外品として認定を受けたシャンプーを指します。

前述したピロクトンオラミンやサリチル酸などは、殺菌力・洗浄力が強い成分なので、雑菌などによるカユミやフケなどの症状がある場合は良好。

しかし、健常な頭皮の人が普段づかいをすると、逆にカユミやフケを誘発する恐れがあるので注意が必要です。

爽快感重視ならメントール系シャンプー

• 特徴……メントールには清涼感がある。夏などのにおい対策にも適している傾向がある
• こんな人におすすめ……皮脂の分泌が多い人や頭皮のにおいや加齢臭などが気になる人

メントール成分を含有しているため、洗い上がりに爽快感のあるシャンプーです。

シャンプーの成分としてはとくに問題はありませんが、スースーする感覚は刺激になりやすく、肌が弱い人や敏感な人には強すぎるかもしれません。逆に頭皮トラブルを誘発する恐れがあるので注意が必要です。

頭皮が弱いならノンシリコンシャンプー

• 特徴……髪のキューティクルに張り付いて髪を保護するシリコンを含まないため、髪に軽さが生まれたり、シリコンが毛穴をふさぐ心配がないため、頭皮に優しいなどの傾向がある
• こんな人におすすめ……頭皮が弱く敏感な人

髪や頭皮に皮膜を作り、保護コーティングする成分のシリコンですが、毛穴をふさいでしまうトラブルも多いため、頭皮に炎症を起こす人もいます。そこで注目されたのがノンシリコンシャンプーです。

ただし、ノンシリコンシャンプーを使うと髪がすっぴんになるため、手触りが悪くなってきしんだり、ドライヤーの熱の影響を受けやすいなどの恐れがあります。

メンズシャンプーの比較方法は？

今回はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販やドラッグストアなど市販で購入できるメンズシャンプーを美容師と比較。

おすすめのメンズシャンプーを求め、以下の項目で人気22製品を徹底比較しました。

仕上がり

ブロー後のボリューム感を重視しつつ、髪のまとまりや指通りの良さなどをsugar.c サロン代表の福島康介さんが採点しました。

美容師 sugar.c サロン代表

福島康介 氏 のコメント

「ボリューム感」と「まとまり」をそれぞれ採点しています。

成分

基本的な洗浄成分に加えて、髪や頭皮を健康に保つ成分の有無を比較しています。

ワックス落ち

ハードワックスを塗った毛束を乾燥後、シャンプー液で振り洗いして前後の重さを精秤しました。

皮脂洗浄力

▼洗浄前

▼洗浄後

疑似汚れをガラス板に塗り、定量希釈したシャンプー液で攪拌洗浄。前後の重さを精秤しました。

LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長

松下和矢 のコメント

皮脂とワックスの汚れ落ちを客観的な手法で評価しました。

それでは、テスト結果を評価の高かった順に発表します。

※比較では仕上がり項目を重視して評価しています。