根拠のない美容情報に惑わされない!
世の中にあふれすぎている美容情報や製品の数々。「SNSで流行っているから」「友だちがいいって言っていたから」と、真似したり買ってみたりして大失敗したことはありませんか?
そこでテストする美容誌『LDK the Beauty』エルビュー編集部が、今知っておきたい美容ネタ・美容のウワサを徹底調査しました!
勝手に分類トラップにはまってませんか?
肌色、骨格、顔立ち、年齢など、「あなたは〇〇だからコレ!」と分類するような指標をSNSや店頭で見かけることありますよね。
本当に信じてOKなのか、それともスルーしていいのか、専門家に徹底取材しました。
今回は、「敏感肌」についてです。
Q.ピーリング成分入りの洗顔は避けたほうがいい?
A.一部はホント! 刺激になることがあるのでたまに使うなど様子見を
ピーリング成分入りの洗顔料が敏感肌に刺激になる可能性は確かにありますが、使ってはダメということはありません。自分の肌状態を見ながら使用頻度などを調節していきましょう。
角層の厚い人向けの成分なので頻度は要調整!
サリチル酸は、毛穴の黒ずみにも効果的。穏やかなグリコール酸や乳酸は肌表面の角質ケアにいいです。
Q.肌が弱い人はオーガニックのスキンケアが合う!
Q.ウソ! 天然由来の成分にもアレルギーリスクがあり得ます
天然=やさしいはあくまでイメージ。オーガニック植物は人によってアレルギーのリスクもあります。
オーガニックだから肌にやさしいとは限らず、むしろ人工成分のほうがやさしい場合もあります。
使ってみないと「やさしい」が本当かわからない
精油などが肌に合わない場合も。イメージより肌に合うことのほうが大事です。
Q.肌が弱い人は弱酸性やアミノ酸系の洗顔を選ぶべき?
A.一部はホント。ただ、一時的に敏感な人は必ずしも選ぶ必要はない
疾患レベル以外は石けん系で問題ありません。健康な肌のpHは弱酸性で、洗顔でアルカリ性に傾いてもすぐに元に戻るのが通常です。
敏感肌でも時々揺らぐ程度なら、石けんでもOK。ただし疾患レベルは別。肌が一度アルカリ性に傾くとすぐ戻らないので、はじめから弱酸性やアミノ酸の洗顔料を使うのがオススメです。
洗顔後にpH値が戻りにくいアトピー肌は弱酸性洗顔料が◎。
疾患がない人は石けん系を使っても
石けん系には「石ケン素地」「パルミチン酸Na」「水酸化K、ミリスチン酸」などの記載があります。泡立ち・洗浄力に優れています。
グルタミン酸、グリシンなどがアミノ酸系洗浄成分。石けん系よりも肌にやさしいです。
高評価の洗顔料は?
ファンケル「ピュアモイスト泡洗顔料」
ファンケル(FANCL)
ピュアモイスト泡洗顔料
実勢価格:1320円
内容量:150ml
検証結果
総合評価 | 洗浄力 | うるおい | 肌へのやさしさ | 使いやすさ |
A | ◎ | ◯ | ◎+ | ◎+ |
過去に雑誌『LDK the Beauty』が行った泡洗顔料17製品比較で、ベストバイに輝いたのが、ファンケル「ピュアモイスト泡洗顔料」。
すべての項目が○評価以上とバランスがよく、肌へのやさしさと使いやすさは17製品中トップの成績です。特にもちもち泡が長時間続く使用が優秀でした。アミノ酸系の洗浄成分で肌にやさしいです。
もっちり泡で気持ちいい
きめ細かくもっちりした泡が肌を包み込み、気持ちよさがケタ違い! また、肌の上で滑らせても泡がヘタることがないので肌摩擦の心配もなく、洗顔時間が楽しくなりそうです。
5枚のせられたのはファンケルだけ! 洗顔の間、ずっと続く泡の弾力は最強です。
以上、「敏感肌」に関する3つの真相でした。
敏感肌の人は使うアイテムを吟味する必要がありますが、実際に使ってみないとやさしいかどうかはわからないことも。肌状態に合わせて選んでみてくださいね。
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角質がたまると毛穴をふさいでニキビにも影響するので適度なケアは必要です。