2022年ベストバイ!!「MONOQLO オブ・ザ・イヤー」
日用品、食品雑貨、家電、インテリア、自転車......2022年も『MONOQLO』は徹底した消費者目線での検証を重ねてきました。
そこで、2022年に『MONOQLO』が扱った全製品の中から「絶対に後悔させません!」と自信を持っておすすめできるベストバイ製品を「MONOQLO オブ・ザ・イヤー」として紹介します。
今回は、冷たい炭酸飲料を手軽に持ち運べる、サーモス「保冷炭酸飲料ボトル」です。
サーモス「保冷炭酸飲料ボトル FJK-500」
サーモス
保冷炭酸飲料ボトル
実勢価格:2155円
サイズ· 重量:W65×D65×H240mm・0.2kg
容量:0.5L
シュワっと爽快な喉ごしが魅力の炭酸飲料ですが、一般的な水筒に入れるのはご法度というのが常識でした。
ところが昨今、炭酸ドリンクに対応した保冷ボトルが続々登場。2022年にはタイガー魔法瓶とサーモスという業界の主要メーカーからも発売され、比較した結果ベストバイになったのが、サーモス「保冷炭酸飲料ボトル」です。
雑誌『MONOQLO』では、サーモス「FJK-500」とタイガー「MTA-T050」の機能や保冷性、使い勝手を比較。両製品とも、炭酸ドリンクの噴出を防ぐ機構は同等でした。
日中に4時間放置した保冷テストでも大きな差は見られず、どちらも冷たい炭酸を飲むことができました。
ただ、使い勝手ではサーモスが優秀。フタが大きくて持ちやすく、しっかり握れる構造になっています。力が入れやすく、サッと開けることができました。
炭酸OKの理由はフタにあります
圧力解放穴から圧力を逃す仕組み
サーモス「FJK-500」はキャップに「圧力解放穴」を設置することで、開封するときに段階的に圧力を逃がす構造になっています。フタやパッキンなど洗い物は4点ほどあり、パーツは少し細かめです。
外出時も冷たい炭酸飲料を飲めます
炭酸ボトルは、一般的な水筒と変わらない保冷性も備えています。氷と一緒に入れることもできるので、屋外やオフィスでも長時間冷たい炭酸ドリンクを飲めます。
当たり前ですが、強く振ると噴き出します
炭酸水を満杯に入れ、あえて10回ほど強く振った直後にフタを開けると、中の炭酸水が噴き出ました。ですが、普通に使っている限りは噴き出さずに使えます。
750mlモデルなら500mlのドリンクと氷が一気に入る
サーモスの保冷炭酸ボトルのラインナップは、500ml の「FJK-500」と 750ml の「FJK-750」の2種類。750mlサイズなら、500mlのペットボトル飲料を丸ごと注いで、氷も入れることができます。
サーモスとタイガーの比較結果は?
開けやすさ:軽い力でサッと開く
サーモス「FJK-500」の優秀ポイントは開けやすさ。フタを回すと圧力をしっかり逃し、力を入れることなく手軽に開けることができます。タイガー魔法瓶は、手が脱落防止バンドに当たってしまうのが気になりました。
保冷性:4時間後でもわずか1.6℃の温度上昇
サーモス「FJK-500」とタイガー「MTA-T050」に500mlの炭酸水を入れて日の当たる日中の窓辺に放置。4時間後の温度変化を計測したところ、ほとんど互角の結果となりました。どちらも冷たい炭酸を味わえます。
注意:一般的な保冷ボトルに炭酸飲料を入れるのは危険!
一般的な保冷ボトルに炭酸ドリンクを入れると、気温や本体の振動で水筒内の気圧が高くなり、フタが開かなくなったり、炭酸が破裂してケガをする危険があります。炭酸を持ち運ぶなら今回紹介のサーモス「FJK-500」のような専用ボトルを使いましょう。
以上、2022年の「MONOQLO オブ・ザ・イヤー」に選ばれた、サーモス「保冷炭酸飲料ボトル FJK-500」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、サンロクマルをチェックしてくださいね。
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炭酸の温度上昇や振動で水筒内の圧力が高くなる危険性があります。