テレビにチューナーは接続しません無線LANで映像配信します
映像を見る環境をスマートに管理したい人におすすめなのがnasneです。NASなのにテレビチューナーを搭載しているnasneは、無線LANルーターと接続すれば、そこからネットワークの内外にある対応機器に映像を配信できるんです。このようなホームネットワークを使った技術(DTCP-IP)は、今ではさほどめずらしくもないですが、nasneはそれをいち早く取り入れた業界の先駆けです。
ソニー
nasne
CUHJ-15004
サイズ・質量:W43×H136×D189mm・460g
内蔵ハードディスク:1TB
チューナー:地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル:1個
実勢価格:2万362円
対応機器が多いのも魅力ですスマホやタブレットもOK
nasneから配信される映像は無線LANを経由するので、無線ネットワークが使えるプレステやパソコンはもちろんのこと、スマートフォンやタブレットでも視聴が可能です。
nasneには、地上デジタル、BS、110度CSという3波チューナーが1機搭載されています。対応機器があれば、録画予約は自宅にいなくてもできちゃいます。ただし、同時視聴・同時録画にはnasneが複数台必要になる点はご注意ください。
nasneと使いたいのはソニー商品AV環境が最強になります!
nasneと同じソニー製品であるPS Vita TVやPS4を使えば、さらにAV環境が良くなります。映像を映すモニターと無線ネットワーク対応のPS Vita TVやPS4をつなげば、nasneとの連動が完成です。
ソニー
PlayStation Vita TV
サイズ・質量:W105×H65×D13.6mm・110g
プロセッサ:Cortex-A9、SGX543MP4+
メインメモリ:512MB
VRAM:128MB
内蔵メモリ:1GB
実勢価格:1万8030円
PS Vita TVとつなぐ最大の魅力は、起動がものすごく早い点です。とくに消費電力は最大でも2.8W、スリープ時はほぼ0Wという省エネっぷりです。ふつうにnasne経由でテレビ視聴に使っても、1カ月の電気代は20円以下です。ただし、白いモデルは、すでに国内生産が終了しています。そのため、プレミアがついて少々お値段もお高めになっています。
それに対し、こちらの黒いモデルは並行輸入品で、少し安く手に入れられます。違いは、「○」と「×」のボタンの役割が、従来品とは逆というだけです。
ソニー
PlayStationVita TV 黒 [並行輸入品]
実勢価格:9300円
ゲームで使うPS4も動画再生の能力が超優秀です。映像ディスクの規格はUltra HD Blu-rayというBlu-rayの後継規格以外すべて対応しています。アップコンバート機能もついているので、DVDを再生すれば映像を高画質にしてくれます。DVDやBlu-rayといった映像ディスクを再生する能力のないnasneもこの連動でカバーリングできます。
ソニー
PlayStation 4
サイズ・質量:W265×H39×D288mm・約2.0kg
プロセッサ:ADM jaguar
メインメモリ:8GB
ハードディスク:1TB
実勢価格:3万6051円
さらにMKV、MP4,MPEG2といったパソコンで見る形式のいろいろな動画ファイルもOK。NetflixやHuruなどの動画配信サービスも使えるので、映像を見る環境の幅を広げてくれるんです。
ソニー
PlayStation 3 CECH4300C
実勢価格:3万5000円
PS3とPS4の動画再生能力はほぼ同じですが、こちらはPS4では再生できない動画ファイルも対応しています。PS4よりも高度なアップコンバート機能が備わっており、その機能目当てならPS3もまだまだ使えます。
VAIOやXperiaなら専用アプリで連動できます
VAIOシリーズのPCと、Xperiaシリーズのスマートフォン・タブレットであれば、付属アプリをダウンロードすることでnasneとつなげます。それ以外の端末であっても、パソコンなら「PC TV plus」、スマートフォン・タブレットなら「torte mobile」といった有料コンテンツを入手すれば連動できます。
ちなみにnasneの電子番組表は、サクサク動くことも大きなメリットです。表示もカーソル移動も瞬時に! またnasneを使っている人に人気の番組やオススメ番組もチェックできます。
居場所や気分によって視聴機器を選べるnasneは、AV環境に広がりを持たせたい人にぴったりです。とくにnasne+プレステは、さまざまな動画や映像サービスなどをかんたんに連動できますよ!