美白美容液の役割や使い方についてお肌のエキスパートに聞きました
美容やエイジングケアに詳しい西麻布ヒフ・形成外科 藤井佳苗院長にご協力いただき、美白美容液の基本的な役割や使い方について、お伺いしました。
【真実①】美白美容液をちゃんと毎日使っても顔全体は白くならない
「市販の美白美容液の主な役割はあくまでシミ予防。ですので、毎日使っても顔を白くすることはできません。顔全体を白くするより、代謝をあげて透明感を引き出して」と、西麻布ヒフ・形成外科の藤井院長。
高価なものほど白くなると思っていましたが、間違いでした。
【真実②】美白美容液を使っても今顔にあるシミは消えない
真実①のとおり、美白美容液の役割はシミ予防ですので、顔表面に出てきてしまったシミを消す力はほとんどありません。よって、今あるシミには効果がないということになります。
ただし、薄いシミは還元作用のある成分で薄くできる可能性もあるそう。藤井院長いわく、「皮膚科の処方薬なら消せる可能性が高いシミもある」とのことです。
専用機械「VISIA」にてシミを撮影し、オレンジ色になっているのが「潜在シミ」。
美白美容液には、この「潜在シミ」を予防する効果があります。
【真実③】美白美容液を使うのは日焼けする夏だけではダメ！
紫外線は夏だけでなく年中降り注いでいて、メラニンが作られる可能性が休みなくあります。「美白美容液は夏だけではなく、毎日使って1年中対策しましょう」と、藤井院長。
シミをつくらないためには、シミができる可能性を絶え間なく潰していくことがとても大切ですので、コツコツ続けていきましょう。
美白美容液について、正しく理解していましたか？ 重要なのは正しい知識を持って毎日使い続けること。また、お手入れだけでなく、ビタミンCの多い野菜や果物を摂るなど、内側からのケアも意識したいものです。
