接合部の頑丈さが尋常じゃない 5年保証にも納得の耐久性
みなさんは、お使いのライトニングケーブルが断線してしまった。なんて哀しい思いをしたことはありませんか? 私はしょっちゅうあります。
純正品ですらケーブルが細く、接合部がすぐ切れてしまうことも多々です。そんな悲劇を生み出さない頑丈なものを求めて6製品をテストしました。
テスト方法は
①耐久テスト:200gのおもりを取り付け、繰り返し落下させる(上記写真)
②充電力テスト:電流測定器で電流量を測定
のシンプルかつ効果的な2点。
その結果、Apple純正を抑え見事1位に輝いたのはベルキンだったのです!
1位は耐久テストで 唯一壊れなかったベルキン!
200回以上の耐久テストで接合部がまったく損傷しなかったのはベルキンだけ!
価格は純正品より高いのですが、このタフさに加えて5年保証がついています。安いのを買って失敗して、また買い直す……なんてことを考えれば、決して手がでない価格じゃありません。
Belkin
Dura tek Lightning to USB cable
実勢価格:3218円
【耐久テスト:200回以上クリア】
耐久テストで接合部がまったく損傷しなかったのはコレだけ。内部のケーブルも5層の外被で強力に保護されていました。
さらに剥がしていくと、ようやく導線が見えました。ぎちぎちにひねってあるのがわかります。これは頑丈そうです。
【充電力テスト:1.35A】
純正品に比べると若干低いですが、十分合格点を与えられるレベルです。
コスパで選ぶならAnker 価格以上の頑丈さ
耐久テストは200回クリア。テスト終了時に外被に損傷がありましたが、導線は無事でした。ベルキンの耐久性にこそ及びませんでしたが、価格を考えるとコスパは優れています。
消耗品に出費を押さえたい方にはAnkerをオススメします。
Anker
PowerLine ライトニング
USBケーブル A8111021
実勢価格:999円
【耐久テスト:200回以上クリア】
しっかりとしたシールドです。
導線のひねりもガッチリ!
【充電力テスト:1.38A】
ベルキンよりも若干高い数値です。
価格からすると素晴らしく有能であるという結果となりました!
上記の2製品が200回の耐久テストをクリアしたのに対し、他製品は多くて100回程度で限界がきてしまいました。耐久度が高い順にご紹介していきます。
安いけど意外とタフ Amazon純正も見逃せない
電流は低めですが、カンジンの耐久性はまずまずの結果という結果に。
Amazon
Amazonベーシック ハイクオリティー
ライトニングUSB充電ケーブル
実勢価格:720円
【耐久テスト:110回で破損】
編み込みが緩い印象です。
ひねりも弱めです。値段相応というべきでしょうか。
【充電力テスト:1.38A】
電流は下から2番目でした。
4位: Appleの純正ケーブル
価格は高いが耐久性は平均的
Apple
Lightning -USBケーブル
MD818AM/A(0.5m)
実勢価:2165円
【耐久テスト:68回で破損】
細かい編み込みです。
ほどほどのひねりはありますが、結果には結びつかず。
【充電力テスト:1.54A】
6製品中もっとも電流が高かったのはさすがです!
5位: 丈夫なのは外被の糸だけ
期待感からすると残念なZeuste
Zeuste
高耐久ナイロン
lightning usbケーブル
実勢価格:599円
【耐久テスト:40回で破損】
なんと、シールドがありません。
ひねりはほぼ皆無。見た目とは裏腹な構造にビビりました。
【充電力テスト:1.18A】
電流も6製品中最下位。
見た目は良いのですが、実力は価格相応といったところでしょうか。
6位: Syncwireは見ため優先!?
価格を超える性能は発揮せず
Syncwire
iPhone充電ケーブル
Lifetime Warranty Series
実勢価格:990円
【耐久テスト:28回で破損】
目が細かく編み込まれていますが…。
導線は細くが弱い印象です。実際に、耐久テストは最下位という結果に。
【充電力テスト:1.51A】
いいとこなしと思いきや、電流の数値だけは、Apple純正に次ぐ2位の数値!
タフさをテーマにしたライトニングケーブルテスト、いかがでしたでしょうか? 見た目だけで選ぶとガッカリする傾向も見えました。結論としては、お金を出しても良いのならベルギン、価格を抑えたいならアンカーの2択。ぜひ参考にしてみてください!